勝又みさ都

ワークショップに参加した動機は?

わたしは、ともに生きる未来をねがい、2020年に市民団体「地球を守ろう!in恵庭」を仲間と始め、環境活動家を招いたお話会やえにわブルーサンタごみ拾いを開催し、2023年からはインクルーシブ教育についてのコミュニティを主宰しています。

「応援してくれる人はいても、ともに行動してくれる人が見つからない」

そう悩んでいたとき、「とても多くのことを学んだ」とCOJの本とワークショップを勧めてくれる方がいました。まず本で学び、それを実行するため参加を決めました。

ワークショップに参加した感想は?

初対面の人とオンラインで何ができるのか…期待と不安で当日を迎えました。

初日の1対1で行った関係構築では質問に詰まったものの、コーチからの助言があったことや、相手から「興味を持って聞いてくれた」という言葉もあり、また共通する関心事も見つかり一安心。

次に6人のチームになると、活動は多様だったものの、大きな目的は揃いました。そこから多数決でテーマを絞る流れになった時、「よく知らないテーマだと自分事と思えない」とチームの足を止めてしまいました。

その時、メンバーのひとりが自分の苦しい経験を打ち明けてくれ、それに心を動かされたメンバー達が素の部分を語りました。「自分らしさを認められず苦しく思っている人」…同志は私たち自身だったのです。

2日目には、テーマが自分と直接関係なくても関わりたい、という思いに変わっていました。深い部分で思いが一致したこと、小さな声も大切にする皆さんだとわかったからです。日常における困難を語り、コーチングで深めあううちに、テーマは自然と見つかり、一体感を感じた瞬間でした。

ともに取り組んだことで影響を与えあい、異質に感じた人とも深い部分でつながる大切なプロセスを経験することができました。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

誰かと思いを語り関係をつくる関係構築は、明日からでも日常の様々な場面で活かしたいと思えるスキルです。

コーチの役割についても、今回知ることができました。

「昨日意見のあったアイスブレイクを今日取り入れよう」

「今の言葉、すごく響いた~」

COJのワークショップでは、コーチと参加者がともに支えあい盛り上げていくプログラムだったことが印象的でした。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

仕事と市民活動。環境問題とインクルーシブ教育。

限られた時間の中で、どう情熱を注いでいくのかが、わたしの悩みの一つでしたが、COJのワークショップで自身の内面についても掘り下げることができました。

子どもに障がいがあるとわかったとき、これまで知ろうとしたこともなく、不幸だと思い込んでしまいました。

「先のないトンネルに入ったよう」「笑いたいと思えない」

長期入院や手術、家でもチューブで栄養を送る生活を送っていた数年の間、心が休まるのは、自分と同じように何かに苦しみながらも、ていねいな暮らしをしようとする人達との時間でした。

同じ境遇の仲間とお話会を開き、衣食住や環境について考える仲間とごみ拾いを始めました。当時の生活を支えてくれた方達と働くことになり、これらは今も私たち親子の居場所になっています。

障がいのあるないに関わらず、自分らしさを認められず苦しく思ったことはありませんか?

いま苦しんでいる人たちには、助けを求める余裕もありません。人も生き物も地球も、みんな特別でみんな大切。そんな暮らしができたら…。

仲間とつながりを広げて、同じく悩んでいる方を支え、ともに生きる未来に近づきたいと思います。

2023年7月29日、30日【第8回オンライン】COJ主催コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ開催レポート

濃密な2日間!想いを形にすることの大切さを体感!!

このタイトルは、ワークショップ終了後に、参加者からいただいたコメントです。とても濃い2日間の詳細をレポートにまとめていきます!

 

 

 

 

 

 

全国から参加者が集まり、興味・関心どころも様々!1日前の様子は!?

2023年7月29〜30日の2日間、北は北海道、南は沖縄まで、全国各地からご参加くださいました。一般企業の方もいらっしゃれば、大学の研究室所属、NPO法人所属の方など、はたまた議員の方まで。それぞれ色々なバックグランドを持つ、様々な世代の方々と共に、2日間コミュニティ・オーガナイジング(以下、CO)を一緒に学びました。

ワークショップではCOの各モジュール(単元)を、「講義を聞く→手本を見る→実践してみる→振り返る」のプロセスを繰り返しながら学びます。

1日目はコーチング、パブリック・ナラティブ、ストーリー・オブ・セルフ、関係構築、リーダーシップチームの構築について学んでいきました。

コーチング:コーチングはその人の抱えている課題について、心・手・頭のどこに課題があるかを探しながら、解決策を自身が見つけられるよう質問と言い換え等を使って引き出していくものです。初対面同士で緊張しつつも、少しずつ話すうちにお互いの課題について知ることができ、コーチングによるアプローチの効果、実践の難しさを体感いただきました。

パブリック・ナラティブ:「不確実な状況下で他者の力を引き出す」ことがCOで発揮されるリーダーシップです。チーム一人ひとりのストーリー(ストーリー・オブ・セルフ)とチームのストーリー(ストーリー・オブ・アス)となぜ今アクションを起こす必要があるのかを語る行動のストーリー(ストーリー・オブ・ナウ)、この3つのストーリーが繋げたものをパブリック・ナラティブと言います。チームメンバー同士で共有する価値観や経験を話し合いながら、COのリーダーシップ発揮の手法としてまずはストーリー・オブ・セルフについて学びました。

ストーリー・オブ・セルフ:ストーリー・オブ・セルフは、自分の想いや活動の原動力はどこから生まれてきているのか、そして、その原動力が今どのように繋がっているのかについて、自分のことを語ります。5分間で考え、2分で語るという短い時間ですが、それでも人を動かすことのできるストーリーを!とのことから参加者の皆さんは、難しいと感じながらも、自身のストーリーについて語り、チームメンバーのストーリーを聞き合いました。とても胸に刺さるストーリーもあり、オンラインでも熱くなる、感動する場面が多くありました。

 

 

 

 

 

関係構築:ここまでCOにおけるリーダーシップやリーダーシップの引き出し方などの手法について学んできましたが、COは人を巻き込み、集めていくことでコミュニティとなり力を発揮します。そのために、お互いが大切にしている事はどんなことなのか共有し、それぞれ持っている関心は何か、それぞれが持っている力(資源)を活かしてどんなことができそうか話し合い、共有する価値観・関心・それぞれが持つ資源を確認しました。

 

 

 

 

 

 

リーダーシップチームの構築:関係構築まで進めた次に、チームとしての目的・ゴール、どんな世界を実現したいのか、それは何のためにするのか、を検討し、共有目的という一文を作りました。具体的なものに落とし込んでいくため、多くのチームで悩んでいる様子が窺えました。お互いが大切にしたいものの共通点を探し、実現へ向けたプランを検討していくため、最後の言葉一つにおいても悩み、何とか全チーム最後までやり遂げることができました。共有目的の一文を作った後は、ノーム(チームの決まりごと)を考え、チームのなかでの役割分担も決めました。

 

 

 

 

 

 

いよいよ2日目スタート!具体的なアクションプランへ向けて

2日目は、1日目の振り返りからスタート。改めてチームのゴールとなる共有目的の一文を眺めてみて、今どう感じるか話し合いました。チームでの認識を共有・確認した上で、いよいよ今後のアクションプランを検討する「戦略」について学んでいきます。

2日目は戦略Ⅰと戦略Ⅱについて学んでいきました。

戦略Ⅰ:1日目に考えた共有目的を踏まえ、困難に直面する「同志」は誰か、どんな困難に直面しているかを分析するすることから始めました。「それらの問題はなぜ解決できなかったのか?」と根本原因を掘り下げた上で、「その問題を解決するためには何が必要か?」を考えていきます。

戦略Ⅱ:戦略IIは、戦略Iで作り上げた戦略を実現するための具体的な戦術を考えます。設定したゴールを達成するためには、どのような方法で・どのようなステップを辿ればいいのか。タイムラインに落としていくことで、具体的にすべき点が見えていきます。ここで戦略的ゴールを少し見直したり、戦略Ⅰに立ち戻って、自分たちが解決したかった課題は何かを確認しながら進めていきました。ここでも最後まで悩みながら議論し、具体的に実行するために何が必要なのかを話し合いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちが実現したい世界の発表!!

2日目の最後には、各チームがそれぞれの熱い想いを戦略に載せて発表しました。チーム名がとてもユニークで「ふぉーまむ」「JTJ」「みんなほっこりレインボー実行委員会」「みんな違ってみんないい」「Voice UP LIFE!!と名付け、それぞれの想いがこもった発表を行いました。発表を終え、最後に、リンキングについて学びました。

リンキング:リンキングでは戦略Ⅱでつくった戦術と、1日目に学んだストーリー・オブ・セルフの要素も使いながら、聞き手に協力を求めるパブリック・ナラティブを作る方法を学びます。緊急性のある課題に対して、なぜ立ち上がるのか、どうして行動できるのか語り手の原動力が伝わるストーリーに、聞き手の皆さんが、画面越しでも胸が熱くなっていく様子が窺えました。「一緒にやりませんか?」という問いかけに、リアクションボタンで反応があったり、頷く様子、チャットでの賛同、それぞれの方法でアクションの呼び掛けに対する反応がありました。

 

 

 

 

 

 

2日間の学びが今後の自分の行動を変える

濃い2日間を皆さん、本当にお疲れ様でした。終了後いただいたアンケートでは下記のコメントをいただきました。

 

 

 

 

 

 

  • 「応援してくれる人はいても、ともに行動してくれる人が見つからない」 そう打ち明けた知人に、「とても多くのことを学んだ」とCOJワークショップを勧められて参加を決めてきました。濃い2日間で刺激的でした。よく知らないテーマに決まると他人事に感じてしまうのでは、と躊躇してしまうこともあったのですが、全員の根底に共通するテーマが、決めずとも自然と見つかり、一体感を感じた瞬間があり、 そのプロセスは、課題を完成させることよりも大切なことだと実感できました
  • ワークショップという形で体験をすることができてCOのイメージが具体的になりました。紹介されていた事例を見直して、イメージをつけていきたいと思います。 今は、とにかく少しずつ職場や地域での活動に活かしたい。そして機会をとらえて、学び続けたいです。

他にも、大変だった〜!というコメントも多くありましたが^^、早速現場で実践してみたい、初対面でもこんなにも繋がりを感じられ、話し合うことの大切さを実感した、など未来へ向けた行動や前向きな気持ちを持っていただけたようで、ありがたいお言葉をいただきました。

2日間、お疲れ様でした。COを知り、学んだ皆さんにとってこれからが本番だと思います。大変なこともあると思うのですが、皆さんのチャレンジ、ご活躍をこれからもコミュニティ・オーガナイジング・ジャパンは応援していますので、学んだことを振り返り一つずつ実践いただければと思います!

レポート:中埜莉子(テクニカルサポートスタッフ)

※満員御礼※【第9回オンライン】COJ主催コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ

<キャンセル待ち対応について>
満席で申し込めない場合は、次の手順でメールにてキャンセル待ちの登録をお願いします。
期日までに毎回数名のキャンセルが発生しますので、参加を希望される方はぜひ、ご登録ください。また、今回のワークショップは見送りにして、次回はいち早く情報を受け取りたいという方は2のウエイトリストにご登録ください。

1、キャンセル待ち登録
キャンセル待ち予約はメールにて以下の通りお申込みください。
メール送り先:email hidden; JavaScript is required(COJ木山)
タイトル:【キャンセル待ち申込】12月9日、10日オンラインワークショップ
記載内容:名前(フリガナ)、メールアドレス、連絡の取れる電話番号、希望枠(一般or学生)

【お願い】迷惑メールの設定によっては、COJからのメールが届かない場合があります。お心当たりの方は、COJからのメールを受信できるようにドメイン指定受信で「organizing.jp」を許可するように設定してください。

2、次回ワークショップのウエイトリスト
次回のワークショップの情報をいち早く受け取りたい皆さんは以下のURLが次回のワークショプのウエイトリストにご登録ください。ウエイトリストとは、情報を優先的にご案内するもので、参加を確約するものや強制するものではありません。ぜひ、お気軽にご登録ください!

ウエイトリスト

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コミュニティ・オーガナイジングとは、仲間と思いを共有し、それぞれが持っている力を合わせて行動することで社会を変えるための方法です。
このワークショップは2日間で、その社会の変え方を理論的・体系的に実践的に学びます。具体的には、講義を聞き、チームに分かれ演習し、振り返りをする、という流れで学んでいきます。

世の中に対して「なにかが変だ」、あるいは「なぜだか生きづらい」そんな気持ちになったことはありませんか?

そして、「でも仕方ないよな」と諦めの気持ちを持ったことは。

「社会を変える」なんて大それたこと自分にはできっこない、「変えたい」とは思うけど、どうしたらそんなことできるのだろうか。
こんな風に思っている方もいるかもしれません。

「仕方がない」から「自分もなにかできるかもしれない」、「仲間となら一緒にできるかもしれない」そんな希望を一緒に感じませんか?

ワークショップに参加し、変えられる!という希望を感じたみなさんと一緒に、より良い社会を作っていきたいです。ご参加お待ちしています。

申し込みはコチラから!

石川奈津美

ワークショップに参加した動機は?

普段、コワーキングスペースを運営しており、様々な方とコミュニケ―ションを取り、共創できる場所としての活動をしております。

仕事柄、コミュニティ運営者としてコミュニティの根本をよくすることを学び、人を動かす、惹きつける運営者となるための知識を吸収したいと思い参加させていただきました。
また、信頼できる方からのご紹介もあり、このワークショップで身につく力は大きいのではないかと期待し参加いたしました。

ワークショップに参加した感想は?

参加以前は、「どんな方が参加しているんだろう」「どのような形式で進んでいくのだろう」と、とても不安に思っておりました。また、コロナ禍ではオンライン主流だったため、久々の対面でのワークショップに参加することにとても緊張していた記憶があります。

参加してみると、フランクに進められ、自己紹介やアイスブレイクに最初時間を割いて頂いたおかげで、緊張もほぐれ、スタッフの方含め参加者の方と自然に円滑にコミュニケーションが取れるようになっておりました。
ワークショップの中でお互いの価値観に触れ、大切にしているものを尊重し、チーム演習を進め、終了時には、2日間の濃密な体験の中でのやり切ったことに対する疲労感はもちろん、なんとも言い難い達成感やこれからの活動や新しくはじめることに対する期待感が大きくなっていました。

「今後こういうことがしたいな」「学んだことを即実践してみたい」と思える体験ができ、参加して本当によかったと思っています。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

香川県内外より活動されている方が集まっていて、ただ一緒にワークをするだけではなく、共に学び、お互いを理解し、吸収・成長していくことができました。

ただ、なんとなく参加している人はおらず、皆何かしらを持ち帰りたいという意欲に溢れた方が参加しており、運営に携わって頂いた方々も素晴らしい熱意を持って取り組んで下さっています。またこのワークショップが後々のアクションに繋がっていたり、共に学んだ方々との関係性がその場限りではない点も他のワークショップとの違いだと感じました。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

すぐに思い浮かんだことは、一緒に活動している学生インターンの方とのチーム構築です。今、バラバラに活動しており、目指す目標などが定まっていないので、今一度お互いを知り、目線を合わせるところからスタートし直したいと思います。
また、現在活動しているコワーキングスペースや組織だけでなく、生きていく上でこれからさまざまなコミュニティに身を置いて行く中で、今回学んだことを活かしていきたいと思っています。
1人では難しい事にも、集団、組織となって物事の当たり前を変えていけるということを頭に置いて、活動していきたいと思います。

竹内栄作

ワークショップに参加した動機は?

私は、楽しそうなことや、アツい人に興味関心が高く、様々な活動に参加しています。
現在所属しているNPO法人の代表から、スタッフとして手伝わないかと声をかけてもらった時も、現在取り組んでいることや想いに共感し、所属しています。
当法人が取り組んでいる、コミュニティ財団立ち上げの事業において、様々なNPO法人や市民団体の方にヒアリングやアンケートを実施しました。その中で、困りごとや課題感を聞かせてもらったのですが、継続した関わりができていませんでした。
そんな時に当法人の代表からワークショップを紹介してもらい、コミュニティ・オーガナイジングの理論や手法を学び、身に付けていくことで、中間支援としての役割がより発揮できるようになったり、地域に役立てることがあるのではないかと考え参加しました。

ワークショップに参加した感想は?

2日間があっという間に感じるほど、駆け抜けたワークショップでした。
2日目に参加者全員でうどん屋に行ったことも良い思い出です。
みなさんそれぞれに課題意識を感じており、その課題解決の糸口を見つけるために今回のワークショップに参加したり、普段の行動に表れている能動的な姿勢に、良い刺激を受けました。また、普段は中々聞くこともない、それぞれの方が語ってくれた大切にしていることが、その方のルーツに触れたような感覚で、そのことも良い刺激になりました。
普段の仕事や活動では、インプットするジャンルは偏りがちですが、多様な業種や立場の方とワークを行うことで、様々な価値観に触れることができました。これは、参加した場が心地よく、安心して意見を言える空間だったからだろうなと感じます。
そして何よりチーム演習が濃厚で、頭がパンパンになりながらも、いい疲労感で、とても充実していました。限られた時間の中で、目標に向かってチームで取り組んだ時間は、初めまして同士は思えないくらい、熱中して取り組んだのではないかと思います。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

業種も所属もバラバラで、研修として共通のテーマ(例えば「子ども」など)があるわけではない中で、グループで1つのアクションプランを考えていくということが初体験でした。2日間を通して、ゴールが共有できて、1つの活動グループになったのは、ストーリー・オブ・セルフの効果が大きかったかなと思います。普段はなかなか自己開示をする機会がなかったり、ためらうこともありますが、コーチの進行の下で安心してお互いの価値観を認め合いながら取り組んだ時間は、他のワークショップとは本気度とか、熱量が違うなと感じました。各グループにコーチが1人ついていただいたことで、知識としても学ぶことができたし、オーガナイズしていく様を体感できました。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

自身の仕事や地域での活動において実践していきたいと思います。ワークショップの冒頭でもあったように、意識的に実践することが大切だし、学習効果も高いと改めて感じました。インプット(講義)とアウトプット(演習)のセットが絶妙だったので、あの演習の感覚を忘れずに学んだことを意識し続けたいと思います。特にコーチングのスキルは気づきが大きかったので、一番活かしたいです。ついつい、経験則や自分のアイデアを出したくなりますが、観察や診断を意識して、相手が気付くきっかけづくりのために質問を投げかけられたらと思います。

※残席1!※【第8回オンライン】COJ主催コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ

<キャンセル待ち対応について>
満席で申し込めない場合は、次の手順でメールにてキャンセル待ちの登録をお願いします。
期日までに毎回数名のキャンセルが発生しますので、参加を希望される方はぜひ、ご登録ください。また、今回のワークショップは見送りにして、次回はいち早く情報を受け取りたいという方は2のウエイトリストにご登録ください。

1、キャンセル待ち登録
キャンセル待ち予約はメールにて以下の通りお申込みください。
メール送り先:email hidden; JavaScript is required(COJ木山)
タイトル:【キャンセル待ち申込】7月29日、30日オンラインワークショップ
記載内容:名前(フリガナ)、メールアドレス、連絡の取れる電話番号、希望枠(一般or学生)

【お願い】迷惑メールの設定によっては、COJからのメールが届かない場合があります。お心当たりの方は、COJからのメールを受信できるようにドメイン指定受信で「organizing.jp」を許可するように設定してください。

2、次回ワークショップのウエイトリスト
次回のワークショップの情報をいち早く受け取りたい皆さんは以下のURLが次回のワークショプのウエイトリストとなりますので、こちらにご登録いただき、冬頃に開催予定のワークショップに備えてくだされば幸いです!

 \ 次回のワークショップのウエイトリストはこちら /
   
<ウエイトリストとは…?>
ご登録いただいた方には次の情報をお届けいたします。
・次回のフルワークショップの日時の告知
・どこよりも早い申込ページの公開
こちらへのご登録はあくまで優先的に情報をご案内するものですので、参加を確約するものや強制するものではありません。ぜひ、お気軽にご登録ください!

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コミュニティ・オーガナイジングとは、仲間と思いを共有し、それぞれが持っている力を合わせて行動することで社会を変えるための方法です。
このワークショップは2日間で、その社会の変え方を理論的・体系的に実践的に学びます。具体的には、講義を聞き、チームに分かれ演習し、振り返りをする、という流れで学んでいきます。

世の中に対して「なにかが変だ」、あるいは「なぜだか生きづらい」そんな気持ちになったことはありませんか?

そして、「でも仕方ないよな」と諦めの気持ちを持ったことは。

「社会を変える」なんて大それたこと自分にはできっこない、「変えたい」とは思うけど、どうしたらそんなことできるのだろうか。
こんな風に思っている方もいるかもしれません。

「仕方がない」から「自分もなにかできるかもしれない」、「仲間となら一緒にできるかもしれない」そんな希望を一緒に感じませんか?

ワークショップに参加し、変えられる!という希望を感じたみなさんと一緒に、より良い社会を作っていきたいです。ご参加お待ちしています。

こちらからお申込みください。

遠藤麻衣

ワークショップに参加した動機は?

CO本(『コミュニティ・オーガナイジング ほしい未来をみんなで創る5つのステップ』)の読書会に参加したことをきっかけに、このワークショップの存在を知りました。しかし、子供が小さいこともあり、週末に丸二日間という日程に当初は自分で自分に許可が出せませんでした。

二度目は夫に子供を任せることはできるようになったものの都合がつかず、すぐにウエイトリストCOJ主催ワークショップの開催を優先的に受け取ることができる登録フォーム)に登録し三度目の正直で参加することができました

ワークショップに参加した感想は?

想い描いていた以上のものを持ち帰れたと感じています。短時間で、全く知らない、活動も違う人々が、お互いを知り共通点を見出し架空とはいえ、ほぼ実現しそうな共通の目標を立てるところまで時間に追われながら成し遂げた経験は、今後の大きな糧になりそうです。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

コーチングとファシリテーションのねらいが違うと思います。よくあるワークショップは、主催者側のゴールを認識しているファシリテータが意図するしないに関わらず、どうしても誘導してしまいます。でも、ここには誘導は全くありません。

それだけではなく、困る・手が止まる暇がないほど、次々とスモールステップが用意され、気がついたらこんな高みまで来ていた!と振り返る感覚です。本当に二日間があっという間でした。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

コーチングのスキルを一番活かしたいです。自分のビジネス(相談業)にも、日々の活動(町内会、PTA、所属するコミュニティ)にも、家庭にも、生きていく上で相手と自分の共通点を探り、相手の望みを掘り下げ、アイデアの押し付けではなくその人の望みにその人自身が気づくきっかけを作っていきたいと思いました。

2023年3月4日、5日【第7回オンライン】COJ主催コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ開催レポート

「チャレンジを称賛する」――”自転車”で行く、2日間のオーガナイジングの旅

2023年3月3日(土)、4日(日)の2日間、オンライン第7回目となる「コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ」が開催されました。日本全国の様々な地域から参加した35名の皆さんと、24名の運営スタッフが共に、2日間のオーガナイジングの旅に出ました。

毎回早々に席が埋まってしまう本ワークショップ。初日開始時、zoomに続々と入室してくる参加者からは、緊張とともに、開催を心待ちにしてくださっていた熱量が伺えました。開講時にノーム(ワークショップでのお約束)づくりを行う際には、コーチの「皆さんからありますか?」の問いかけに続々と手が上がりました。その内容は、この場の話はこの場に止めることや時間を守ること、互いの発言を尊重することはもちろん、「チャレンジを称賛する」があがるなど、コミュニティ・オーガナイジングの学び方「まずは自転車に乗ってみよう」がさっそく実践されていました。

初日午前中はまず、3人組にコーチが1人つき、質問と言い換えを使って課題解決が滞っている原因を見つけどうアプローチするのか自分自身で見つける「コーチング」が行われます。その後で6人ずつの参加者が6つのチームに分かれ、2人のコーチとともに変化を起こすためのキャンペーンをステップを踏んでつくっていきます。それにはフォローコーチ、時間に沿って綿密にブレイクアウトルームを組んでいくテックチームの存在が欠かせません。

「戦略だけでは人は動かない」――【ストーリー・オブ・セルフ】【関係構築】【チーム構築】

各チームの6人の参加者は、その日が初対面。地域・ジェンダー・世代の多様性はもちろんのこと、背景の多様性、つまり企業で働く人、NPOや労働組合で活動している人、医療・介護・福祉の現場に携わる人、議員、学生などーを持っています。1つの組織に属しているわけでもなければ、各自の関心も環境、ジェンダー、まちづくり、チームビルディング、労働、と異なっています。ワークショップに期待することも、今すぐ活動で使いたいという人から、これを機に何かの活動に参加してみたいという人まで、実にさまざまです。

「こんなに多様なチームで1つのキャンペーンが作れるのだろうか?」と思う参加者もいたかもしれない中、チームでの最初のワークは【ストーリー・オブ・セルフ】。講義したコーチやモデル(見本のストーリーを話す人)、各チームのコーチのストーリー共有に続き、参加者自身が、活動の原動力が何なのか、自分の経験に紐づいた価値観を2分間で話します。考える時間は5分。「まだできていません~」と言いながらもしっかりとまとめて話していた参加者の皆さんのチャレンジにはすごいの一言です。振り返りでも「自転車に乗った気がした」という声がありました。

参加者の事後アンケートでは「ストーリー・オブ・セルフをつくってみて、私ってこんな価値観・想いを持っていたんだと気付きました」などの声が聞かれました。

ストーリー・オブ・セルフを語り「なぜ私が活動するのか」を共有した次のステップは【関係構築】。講義を聞き、見本の動画を見た後に「関係構築される側」「する側」の1対1での対話を行います。互いが「何」に関心を持っているのかとともに、互いが「なぜ」その活動をしているのか(価値観)や互いの資源が共有され、次の具体的な約束を求めるワークです。お互いのストーリーや活動を手掛かりに、丁寧に対話を進めている様子が印象的でした。

事後アンケートでは「初対面でも対話が叶えば、価値観は共有できるし、共通点が全くないように思えても、何か引っ掛かる糸口があるんだなという経験ができました。困難はあるかもしれないけれど、一人ひとりと関係構築を積み重ねていけば、私たちにも変化が起こせるはず、と思うことができました」などの声がありました。

【関係構築】の中で2人で共有した価値観を、6人のチーム全体で共有し、チームの共有目的やチームの一体感を高めていくためのチーム名とチャント(チームの士気を高めるために行うダンスや掛け声)づくり、そして各人の資源や役割を確認していくのが次のステップ【チーム構築】です。価値観に気付いた経験が共有され、各チームが目指したいゴールに向けて誰(同志)と何(活動)をするのかを話し合って決めていきます。

事後アンケートでは「チーム構築は、年齢も性別も居住地も違うメンバーが一つの目標に向かえることに感動と驚きの連続でした」「『人に役割を渡す』ということが人を奮い立たせるのに欠かせないポイントだということを知りました」などの声がありました。

共有目的とチーム名・チャントを全体で発表し、振り返りを行ったのち、第1日が終わりました。振り返りの共有では、「zoomがスムーズだった」「zoomでは離れている感じがしてしまうが、テックが音楽を流してくれたので繋がっている感じが得られた」など、テックチームへの感謝の声が上がりました。全体を見てくれているフィードバックに一体感が高まりました。

「感情・共感こそが人を動かす」――【戦略Ⅰ】【戦略Ⅱ】【パブリック・ナラティブ】

第2日目は【戦略Ⅰ】から始まりました。今すぐに解決したい同志の困難を、絵に描けるくらい鮮明にしていきます。直面する困難にどうすれば変化が起こせるのか、達成したい戦略的ゴールを定めチームで話し合い、まとめていきます。前日に対話を進めてきた各チームでは、自己開示が進み、さらに率直な意見が交わされていました。

その上で、【戦略Ⅱ】として、前日に確認した資源や同志の資源をもとに、どうすれば困難な状況に変化を起こせるまでにパワーを高められるのか、効果的な戦術を話し合い、キャンペーンのタイムラインに落とし込んでいきます。

このステップの最後には、全体で各チームによるキャンペーンの発表が行われました。「あなたもわたしも大切さんたち〜集合ーー!!〜」「人と作物をそだて隊」「キャンプファイヤー」「デコボコまるごと応援団」「ラッシュアワー(RUSH OUR)(忙しい時期を1人でなくみんなでいきたい)」「ありのまま流星群」というチーム名の各チームが「個人(自然を含む)が大切にされる」「多様性を認め合える」「声をあげて行動できるようになる」「誰もがありのままの自分で暮らしやすい」社会に向けての具体的なアクションを生き生きと語りました。

事後アンケートでは、「同志を中心に据えながら展開していく大切さ、戦略だけではなく感情に働きかける大切さを感じた。エピソードは共感や行動を生む大切なツールだと感じた」「最初は、初めて会う方への自己開示に抵抗があったが、自己開示することで、課題感や実現したい社会に対する原動力の解像度を上げることができた。ひとりひとりの歩んできた人生を自分と重ねながら実感することで、他者により興味を持つことができた」との声がありました。経験をベースとしたストーリーへの共感がキャンペーンの自分ごと化に繋がっていくことが伺えました。

第2日目の最後は、キャンペーンに対して具体的なアクションを呼びかける【パブリック・ナラティブ】です。ストーリー・オブ・セルフに加え、ストーリー・オブ・アス(私たち)、ストーリー・オブ・ナウ(緊急性)を盛り込んだストーリーを3分で話します。2日間のワークショップの中で起きたことをアスに含めて語ったモデルは多くの共感を呼び覚まし、アクションを求める「参加してくれる人はzoomの手を挙げるボタンを押してください」との声に、ババババッと反応があり、手を挙げた人で画面が埋め尽くされました。

参加者も、チームで語りコーチングを受けた後、各チームから1人が全体で語りました。共感して涙ぐむストーリー、勇気づけられるストーリー、今すぐアクションに参加したくなるストーリー、みんなが真剣に聞き入る時間となりました。

「ストーリー最強」

第2日目の全体振り返りでは、パブリック・ナラティブを受けてストーリーの大事さに言及し、ストーリーが、それを語る個人も聞く周囲もエンパワーし勇気づけ、つながりや活動に繋がっていくことを体感的に理解したとの声が数多く上がりました。

事後アンケートでは「語りがもっともよかった、という感想が多かったことが印象的でした。やっぱり人は人の語りに惹かれるのだと確認しました」などの声がありました。

また、「私は、ワークショップ終了後1ヶ月以内に、何かのアクションに挑戦するだろう」との問いに、「とてもそう思う」と答えた参加者は、ワークショップ前は60%であったのが、終了後には90%近くに上昇していました。事後アンケートでも、すでに関係構築を実践してみた、ストーリーを語ってみた、プレゼンに使った、コーチングを行い始めたなどの声が聞かれ、ワークショップでの経験が日常での実践に活かされていることが伺えました。皆さんの日常でのチャレンジに「ナイス!」です。

参加者やスタッフが多様なそれぞれの現場に経験を持ち帰り、日常での活動に活かしていくことで間違いなく社会は良くなる。そこに大きな希望を感じ、自分もチャレンジしようと勇気づけられたワークショップでした。

レポート:小谷 幸(コーチ)

コミュニティ・オーガナイジング・ミニワークショップ@旭川/北見

北海道労連(以下道労連)主催で、3月16日(木)に旭川市、17日(金)に北見市で、パブリック・ナラティブ/ストーリー・オブ・セルフのミニワークショップを開催しました。それぞれについて報告します。

3月16日旭川

木曜日の19時~21時という開催でしたが、旭川勤労者福祉会館中会議室に、仕事を終えた、保育士さんや病院、労働組合、弁護士事務所等に勤務されているみなさんが10名集まりました。

道労連と旭川労連(以下旭労連)の共催だったのですが、旭川での開催に中心的にご協力くださった方は、2018年4月に札幌で開催した2日間のコミュニティ・オーガナイジング(以下CO)ワークショップに参加された方でした。

今回は、同じく保育士をしている仲間2人と一緒に参加されました。ワークショップが終わってから、「私は保育の仕事は子どもも保護者とも“アス感”の連続性が信頼関係だと思っている」と思いを共有してくださいました。“アス感”とは、一緒に大変な仕事を乗り越えたり、同じ目標達成に向かって努力しゴール達成できた喜びを共有できた仲間同士が持つ一体感のことです。その一体感には「子どもを第一に考える」とか「子育てをする人を孤独にしない」など大事な思いも共有できていることが多いと思います。

その感覚を「パブリック・ナラティブ/ストーリー・オブ・セルフ」を学ぶことで、仲間にも持ってもらえたら、毎日の保育の現場で、子どもたち、保護者そして保育士さん同士の信頼が高め合えるのではないかと思います。

2時間のワークショップの感想シートには、

・こんなにセルフを語って共感してもらえたことの喜びがあふれました。でも“気持ちが勝った”ときに語るのが一番と聞き、そのときが本当に“つながる”タイミングだなと思いました!楽しかったです!!

・小さい頃の選択の経験が自分の「価値観」とつながると思うと、すごく納得したし、単純に「すごい!」と思いました。いつも当たり前になっていることも、少しずつ考えようと思えるいいきっかけになりました

などのフィードバックが共有されました。共催者の道労連・出口さんによると、旭労連は組織のパワーが少し下がっている状態のため「今回ストーリー・オブ・セルフを作り、共有し合えたことで、それぞれが改めて大事にしている思いを確認できたことが、組織としての活動にもプラスではないか」とおっしゃっていて、私もそういう力になるといいなと思います。

3月17日北見

金曜日の19時、北見市民会館1号室には、参加予定数の半分に満たない集まり具合で、共催者の道労連・出口さんは少々焦り気味でした。金曜日ということもあるのでしょうか、高校の先生、病院や介護など医療介護の現場職員の方々など、最終的には16名が参加されましたが、到着時間にはばらつきがありました。

北見開催の中心となったのは、2022年12月に全国労働組合総連合主催で行った2日間のCOワークショップ参加者で、12月に参加した後、教えている高校生とともにストーリー・オブ・セルフを作ることにチャレンジもしている方でした。

16日の旭川もそうでしたが、自分が学んで、それを仲間やコミュニティに広めたいとして、COを学ぶ場を作ってくださることはとてもうれしいです。これは、COを実践するときに大事にする「自分でも参加したくなる場を作れているか?」「誰かを誘いたくなる内容か?」のような視点にも通じ、「良い!」「誰かにシェアしたい!」そう思っている人が作る場の持つエネルギーには、人を引き付ける力があるなと感じます。

途中から参加された方は全体像を理解し辛かったようですが、2時間を終えての振り返りでは、

・コロナ禍で対面の研修自体なくなっていたので、このような場に参加できたことが何よりうれしいし力づけられた

・具体的に描写することで自分の気持ちが明らかになるし、他者にも伝わることがよくわかった

などのフィードバックがありました。COJとしても対面でのワークショップはほとんどをオンラインに切り替えていたので、対面での開催、そこで人と会い対話し、思いを共有し合うことの大切さを痛感しました。

最後に

別のレポートで開催報告予定の、札幌の病院でSOGIの取り組みを進めたい人たち向けのワークショップに合わせて、上記2つのミニワークショップも企画されました。

2018年札幌開催の2日間ワークショップでコーチをした伊藤さん(「ケンタ」と呼んでいます)、参加者だった更科さん(「ひかちゃんと呼んでいます)が、COJ主催ワークショップのコーチをしたり、講師養成のプロセスを経て講義を担当できるようになったり、何よりそれぞれがCOキャンペーンを経験してきました。

ケンタが16日の旭川で、17日の北見はひかちゃんがコーチとして参加し、モデルとしてストーリー・オブ・セルフを語りました。準備期間を長く取れなかった今回のワークショップでしたが、北海道のCOコミュニティが育っている手応えがあったので、不安なく開催できたと感じています。

「コミュニティ・オーガナイジングってこういうことか!」な実感をまた一つ増やすことができました。関係者のみなさんに心より感謝です。

COJ職員:安谷屋貴子

中町直太

ワークショップに参加した動機は?

私は企業に対するブランディングのコンサルティングをしておりますが、もともと、社会運動のメカニズムを企業のブランディング/コミュニケーション活動に応用することに興味を持っていました。

また、同じ志のもとに、熱量の高いコミュニティを形成し、その輪を拡げていくことで組織全体を変革していく手法は、社会課題解決だけでなく、企業文化変革にも応用できるのではないかと考えており、今回のワークショップを受講しました。

ワークショップに参加した感想は?

事前に書籍『コミュニティ・オーガナイジング ほしい未来をみんなで創る5つのステップ』は読んでいたのですが、やはり実際に手を動かし、他の人たちと話しながら体験すると、知識の定着度が違います

また、コミュニティ・オーガナイジングのステップに沿って体験していくことで、どのプロセスではどんなことが重要なのか、難しいのはどんなところなのかを疑似体験できたのは大きかったと思います。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

参加者のみなさんの熱量が非常に高いと思いました。

みなさんそれぞれが、自分が解決したい社会課題をテーマとして持っており、日々の活動に直接役立てようという動機で参加されていました。

さまざまな分野の方とお話しすることができて、非常に勉強になりました。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

前述した通り、コミュニティ・オーガナイジングを企業のコミュニケーション活動や、企業文化変革に応用していくことができればと思っています。

またそれだけでなく、自らの志をもとに、仲間をつくりながら実現に向けて行動していく方法論は、これからの時代を生き抜いていく上での必須のスキルといっても過言でないと思います。

そういう意味ではこれからの人生において、コミュニティ・オーガナイジングに、たびたび立ち返ることになっていくのではないかという気もしています。

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