ワークショップ

WORKSHOPS

参加者の声
コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ
VOICE #145 facebook twitter
伊東夏美
労働組合

ワークショップに参加した動機は?

「どうやったら周りの人を巻き込んだり、行動を促せるか知りたい」と思い応募しました。労働組合の活動に参加するようになり、自分自身が動くだけではなく、人に協力してもらう場面が増えてきました。

近年の働き方の多様化などに伴い、全国的に会社組織に対する所属意識が低下し、労働組合の組織率が低下している状況があります。そのような中で労働組合の活動をより機能的行っていくために、組合員の方を巻き込んで活動していく必要があると考えます。

そのために、どのような考えや情報共有が必要か学びたいと思いました。過去にこのワークショップに参加した先輩から内容を共有していただいた際に、「ヒントになることがありそう!参加してみたい!」と思い、参加しました。

ワークショップに参加した感想は?

周りの人を巻き込んだり、行動を促すためのヒントや新しい気付きを得ることができました。特に、ストーリーを語る大切さを実感しました。

今まではある程度ロジックがしっかりしていれば人は納得すると思っていたのですが、人の行動を促すためには頭だけでなく感情や心が動くことも大切ということを学びました

ワークショップで皆さんのストーリーを聞く機会があったのですが、初めて会った方なのにも関わらず、胸が熱くなるような素敵な話に私自身心が動かされる場面が多くありました。「ストーリーで人の心を動かせるってとても素敵なことだな」と思うとともに、人の心を動かすことができるエネルギーがあることを実感しました。

話すのが苦手だなと思う人でもワークを通して、上手く相手の心に響く話し方を教えていただけるので、安心して参加することが出来ると思いました。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

一般的なワークショップはインプットの時間が多いイメージがあったのですが、コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップは実践の時間がたくさんあり、やりながら習得していくという感覚を実感できました。

また、様々な年代、職種の方がいるにもかかわらず、心理的安全性の高い環境を作っていただき、腹を割って意見交換しながら議論できた点もとてもよかったです。そのような環境が学びを促進する要因になったと思います。

実践の時間の中でも特にコーチングが難しかったです。コーチングでは、相手に気付いてもらうということが重要ですが、ついつい「自分はこう思う」ということを言いたくなってしまいました。コーチの方の手厚いフォローやサポートがあり、「もう少しこうしたら良くなる」という気付きを得ながら参加することができました!

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

今回学んだことを組合活動に活かしていきたいです。自分の思いを一方的に伝えるだけではなく、コーチングなどで学んだことを活かして、組合員の方の思いもしっかり聞き、相互に情報や思いを交換できるようになりたいと思いました。

コミュニティ・オーガナイジングを活かして、組合活動に興味関心が無い方も巻き込みながら、より働きやすく、働きがいのある環境を作っていきたいと思いました。