【オンライン】コミュニティ・オーガナイジング実践ワークショップ@道労連開催レポート(北海道)

2021年12月25日・26日の二日間、「コミュニティ・オーガナイジング実践ワークショップ@道労連(北海道労働組合総連合)」が開催されました。

医療、教育、自治体の労働組合と、青年分野の団体から、計36人が参加。WS成功のカギを握るテクニカルスタッフとして沖縄県から協力いただいたメンバーも含め、北から南まで総勢57人が、緊張と不安、そして期待の中、クリスマスの朝を迎えました。

CO実践キャンペーンにつなげるワークショップ

ワークショップ後には、6チームすべてがキャンペーン実践に踏み出そう!という目標のもと、7月から参加者のリクルートなど準備を進め、ついに迎えたクリスマスの朝。画面いっぱいに参加者の顔が見えたときには、「いよいよ始まる!」という期待で胸いっぱいでした。

戸惑いよりも、理解したい、モノにしたい気持ちが上回る

開始早々で、まだ緊張のほぐれない中でのコーチング演習では、参加者全員がコーチ役にチャレンジ。「いや~~難しい~~!!」という叫びとともに、「コーチングを受けてみると、問題が自分の中ですっきりする感覚があった」という振り返りが出されました。

これまで一緒に活動してきた仲間の原体験を初めて聞いて「そんな思いがあったのか」と気づいたり、年齢もフィールドも違う人の選択の瞬間に心動かされたりしているうちに、ブレイクアウトルームから戻ってくる参加者の表情が、どんどん柔らかくなっていきます。

タイトなスケジュールで進む講義と演習、膨大な情報量に感じる戸惑いよりも、理解したい、モノにしたいという気持ちが上回っていることが、どの参加者の表情からもひしひしと伝わってきました。

「私たちの同志は誰ですか?」

2日目のプログラムは、「同志の絞り込み」から始まりました。

「私たちの同志は誰ですか?」コーチからの質問に唸りながらも、チームで共有した目的を頼りに戦略を立てていきます。普段の活動では「現場の声を大切に」と言いながらも、方針が役員目線だったり、そもそも多忙な現場の人が来られない会議の場で方針が決まってしまったり…。「現場の声を大切にする」にはどうしたら良いのか、具体的な考え方や手法について、演習での実践を通じて、感触を得ることができたのではないかと思います。

変化は起こせるという確信

二日間のプログラムを終え、「セルフ(ストーリー・オブ・セルフ:他者のリーダーシップを引き出すために、自分の価値観を他者に伝えるために経験・情景を語るもの)苦手だけど、価値観が大事なことが理解できた。話せるようになりたいからもっとコーチングで掘ってほしい。」という振り返りが出されたとき、最高の喜びを感じました。

そして「このチームで本当にやれないかな」という投げかけたメンバーに、「やろうやろう!」と食い気味の答えが返った瞬間、変化は起こせると確信しました。というか、いつもなら「大事なことだけど、難しいよね」で終わっていたことが、「難しいけど、やってみよう!」に変化していました

このことが何よりも希望です。近々、ワークショップ参加メンバーでの振り返りミーティングを予定しているので、私も一緒に走り出したいと思います

更科ひかり(講師、コーチ)

小林悠

なぜ、気候危機に取り組んでいるのか?

とにかく今の子ども達、これから生まれてくる子ども達が、安心して希望をもって生きられる未来を残したいからです。私は数年前から気候危機に問題意識をもちながらも、ライフスタイルを変えたり、署名をしたり、ダイベストメントをしたり、電力会社を変えたりと、あくまでも個人的アクションの枠にとどまっていました。

個人のアクションだけでは深刻な気候危機を解決できないと知りながら、気候活動家たちのアクションを見たり聞いたりするだけで何も社会的アクションをとらない自分を次第に許せなくなっていきました。ついに「とっとと動け、自分!」と自分で自分に喝を入れ、横浜で一緒に活動してくれる仲間を探すことにしました。

気候危機活動はあまりワクワクした活動に見られないかもしれませんが、市民が繋がり、自分たちの町を自分たちでよりよいものに創っていこうとすることはとてもワクワクすることだと思っています。

ワークショップ参加前に期待していたことは?

限られた人員と時間の中で活動していたので、また、皆大事なプライベート時間から活動のために時間を捻出しているので、せっかくやるなら効果的にやりたいと思い、COJに参加させていただきました。直前まで日々の生活に追われ、当日は、ほとんど心の準備ができないまま参加することになってしまったのですが、1分1秒たりとも無駄なく完璧にコーディネイトされた専門的なトレーニング内容にとても驚きました。こんなに自分とチームが鍛えられるとは正直予想していませんでした。

ワークショップに参加した感想は?

二日間のトレーニングで別人に生まれ変わったのではないかと思うほどの学びの体験でした。ワークショップの終盤では、このような貴重な機会をいただけたことに感謝の気持ちが込み上げてきて、思わず涙が出そうになりました。また、チームのメンバーへの愛、他チームの方々への敬意、コーチ達への感謝等、2日間のオンラインでこんな深い感情をこれだけ多くの他者に対してもてたことに驚いています。これが同じ問題を解決しようとする同志(US)のパワーなんだと思いました。

私が特に感銘を受けたのがストーリー(ストーリーオブセルフやストーリーオブアス)の力です。この半年間暗中模索しながら活動する中で、自分の価値観や思いをストーリーにして人に伝える重要性に気づけていませんでした。「どんなに正しいと思うことをやっていても、自分(たち)の価値観が伝わらなければ人は動かせない」ということに心の底から納得しました。

この二日間で、コーチや参加者のストーリーを何回か聞く機会がありましたが、どのストーリーにも本当に心が揺さぶられました。「私なんかが活動しても意味があるのか?」と迷いながら活動してきた半年だったのですが、同志のストーリーを聞いたり、自分自身のストーリーを紡ぎ出す経験を通して、確信をもってゼロエミ横浜の活動ができるようになったと思います。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

トレーニングのおかげで、個人のスキルもチームのスキルも上がりました。個人のスキルとしては、ストーリーオブセルフや関係構築を学ぶことで、今後活動の中で新しい人間関係をつくっていくことに対して自信をもてるようになりました。チームに関しては、コーチングしていただいたおかげで、メンバーの絆が深まるとともに、チームの基盤づくりができました。最近加わったメンバーにも、COJの学びを共有し、改めてチームの立ち上げをしているところです。また、横浜市の温暖化対策実行計画改訂に向けたキャンペーン戦略を具体的に練りながら、現在は気候危機に関心のある横浜市民の方々と勉強会を開いています。

私たちゼロエミ横浜は、横浜市が2030年度温室効果ガス削減目標60%を掲げ、横浜の脱炭素化だけでなく、日本の脱炭素化を牽引してくれることを望んでいるので、来年度4月頃予定されるパブリックコメントに多くの市民が参加できるように呼びかけを行っていきます。失敗や大変なこともたくさんあると思いますが、教えていただいたように、小さな成功体験を積み重ねていきたいです。

中堀一弥

なぜ、気候危機に取り組んでいるのか?

数年前から、地元青森の冬に雪が降らないことがあったり、また特に西日本では町全体が浸水する豪雨災害を見て、温暖化は心配していましたが、報道も少ないし、自分でできることは、省エネなど位だと思っていました。

取り組みを始めようと思ったきっかけは2021年3月にテレビを見たことがきっかけです。

印象的だったのが、地球の深海には大海流というものがあり、一周するのに2000年かかるそうです。現在の海水温の影響が2000年後にも影響するため、気温上昇の影響は千年単位で後戻りができないことがわかりました。また、気温上昇がとまらなくなる危険なポイントまでのリミットも残りわずかということもわかりました。

今、取り組まなければ、未来永劫、地球が壊れてしまう。人間もですが、多くの生物に大量絶滅という取り返しのつかない被害をあたえてしまうことが、ショックでした。

今まで、人生の目的もはっきり定まっておりませんでしたが、地球のために自分のできることを最大限することを、自分の人生の意味にしたいと思い、現在活動しております。

ワークショップ参加前に期待していたことは?

ワークショップ参加前には、内容はよくわかっておらず、休みをとりずらい土曜休みを所得する必要もあり、参加を迷っていましたが、信頼する仲間が、ぜひ参加してほしい!気候変動をとめる活動にとても役に立つはず!など、背中を押してもらいました。

こんなに勧めるという事は、きっと大きな意味があるのではないかと思いました。

気候変動は、現在、多くの人の危機の認識がまだまだ甘く、圧倒的な、負け戦状態です。

その負け戦を覆すための、重要な戦略になるかも知れないと思い、二日間にわたる長時間のプログラムでしたが、がんばって受けてみようと考えた次第です。

ワークショップに参加した感想は?

参加して、コミュニティ形成、また、目標ゴールを達成するためにどうしたらよいか?の方策がわかり、大きな成果があったと考えています。

活動していた中で、他の人に気候変動の事を話すとき、どちらかというと、一方的になってしまっていて、相手の共感をうまく引き出せていなかったことがわかりました。

また、今までは自分のストーリーを話すことは大切とは思っていませんでしたが、行動を起こしたきっかけを、相手がイメージできるように話す、見本を見たり、実践することで、こんなにも相手の気持ちをひきつけることができるんだ!と目からうろこでした。

COの目的のイメージは、スイミーの絵本がとてもわかりやすいと思いました。

私たち、個人では、行政・企業への影響力がとても弱いですが、結束することができれば、大きな魚になって、対抗することができます。

そして、みんなで目標を目指し、達成することは、大きな喜びと感動を分かち合う事ができると思います。人生において、大切な事を学ぶことができたと思っております。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

気候変動は、今、全力でとめなければ、私たちが死んだ後も、多大な影響をずっと地球に傷跡として残し続けます。今しか、止める最後のチャンスはありません。

しっかり科学的に警鐘されているのに、多くの人が、この危機的な状況を理解できずにいます。

「ゆでがえる」の表現がぴったりで、このままでは、多くの人が後戻りできなくなってしまった状況になってから気づくことになります。

ただ、まだ希望はあります。お湯が熱くなってきている!とみんなで一致団結して、声を出して伝えたい! 

現在、気候変動の情報を日常的にメディアから発信される状態にするため、メディアを後押しするグループ「Media is Hope」で活動をしております。

気候変動を止め、未来を絶対に守る!というゴールを、必死で活動しているみんなで実現するために活かしたいと思います。

※満員御礼 キャンセル待ち受付中 ※【第5回オンライン】COJ主催コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ

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【キャンセル待ち等のお知らせ】
みなさま、いつもありがとうございます。2022年1月28日13:00現在、本ワークショップは満席となっております。
 
しかし、期日までに毎回数名のキャンセルが発生しますので、参加をご希望される方はぜひ、キャンセル待ちにご登録ください。また、今回のワークショップは見送りにして、次回はいち早く情報を受け取りたいという方は2のウエイトリストにご登録ください。
 
1、キャンセル待ち登録
 
キャンセル待ち予約はメールにて以下の通りお申込みください。
メール送り先:email hidden; JavaScript is required(COJ安谷屋)
タイトル:【キャンセル待ち申込】3月12日、13日オンラインワークショップ
記載内容:名前(フリガナ)、メールアドレス、連絡の取れる電話番号、希望枠(一般or学生)
 
【お願い】迷惑メールの設定によっては、COJからのメールが届かない場合があります。お心当たりの方は、COJからのメールを受信できるようにドメイン指定受信で「organizing.jp」を許可するように設定してください。
 
※2/3までの早割期間中にキャンセル待ちに申込くだされば、2/4以降に枠が確保できた場合でも早割価格を適用いたします。是非是非、お早めにキャンセル待ちにご登録ください。
 
 
2、次回ワークショップのウエイトリスト
 
次回のワークショップの情報をいち早く受け取りたい皆さんは以下のURLが次回のワークショプのウエイトリストとなりますので、こちらにご登録いただき、夏頃に開催予定のワークショップに備えてくだされば幸いです!

 
\次回のワークショップのウエイトリストはこちら/
https://forms.gle/QxHZ7SzaZow2iev2A
 
<ウエイトリストとは…?>
ご登録いただいた方には次の情報をお届けさせていただきます。
・次回のフルワークショップの日時の告知
・どこよりも早い申込ページの公開
・限定コンテンツの配信
上記の通り、こちらへのご登録はあくまで優先的に情報をご案内するものですので、参加を確約するものや強制するものではありません。ぜひ、お気軽にご登録ください!
 
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社会を変えたい。

でもどうしたらいいかわからない。

 

生活の中で感じる「おかしい」「モヤモヤする」など、私たち一人ひとりの中にある小さな声や感情は、経験に根ざした価値観が今が立ち上がる時だと教えてくれているのかもしれません。

2022年になりましたが、相変わらず政情も不安定で騒がしい日々が続いていています。こんな時だからこそ、私たちは一人ひとりが大切にしたい価値観を拠り所にし、実現したい社会を一緒に作っていく必要があるのかもしれません。そして、コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップは一翼を担うことができると思います。

このワークショップを通じて、一人でも多くの人が希望を感じ、現場を変えようとする勇気だけでなく、具体的な方法論を持ち帰っていただけるよう今回も最善を尽くしますので、どうぞよろしくお願いします。

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【オンライン開催】コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ 
1日目:2022年3月12日(土) 9:00〜18:00
2日目:2022年3月13日(日) 9:00〜18:30

※両日とも8:45~接続いただけます
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<開催趣旨>

コミュニティ・オーガナイジングを用いて、自分の暮らす地域や社会に変化を起こしたい人を対象として、「コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ」を、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、オンライン(無料会議アプリzoomを利用)で開催いたします。なお、これまでの参加者は次のような取り組みをしています。

・孤独に子育てをするママを減らす産前産後ケア施設の開設のためのママたちのアクション
・新成人が成人式開催時期を夏から冬に変えるアクション
・逼迫する保健所の職員の増員のためのアクション

 

<コミュニティ・オーガナイジングとは?>

市民1人ひとりの力は小さいが、沢山の力が合わさることで強い力が生まれ、問題解決に立ち向かえるようになります。そのために市民1人ひとりが主体性を伸ばし、共有する価値観のもとに協力し、共に学び成長しながら、問題解決を目指すことをコミュニティ・オーガナイジングといいます。

<スケジュール>
1日目
・オーガナイジングとは何か?※事前視聴動画あり
・コーチング※事前視聴動画あり
・ストーリー・オブ・セルフ
・関係構築
・チーム構築※事前視聴動画あり
2日目
・戦略Ⅰ
・戦略Ⅱ
・ストーリー・オブ・アス、ストーリー・オブ・ナウ&リンキング
※基本的に【講義→演習→振返り】で構成されていますが、一部講義は、事前の動画視聴をお願いします。
※両日とも、参加者同士・講師スタッフと交流のできる「放課後」を設ける予定です。

 

<申込>

ページ最下部の「このワークショップに参加する」のボタンを押して、申込ページからお申し込みくださいませ。

 

<申し込みに際しての留意点>

・全日程への参加が必要です
・2月上旬以降に事前課題・事前アンケートなどをお送りします。メールアドレスは、事前課題のファイル(10MB以上)やその他ご案内のURL等を受け取れるものを入力してください。迷惑メールの設定によっては、COJからのメールが届かない場合があります。メールが届かない場合は、COJからのメールが受信できるようにドメイン指定受信で「communityorganizing.jp」「organizing.jp」を許可するように設定してください
・教材の一部を郵送します。申込時の住所はレターパックライトを受け取れる住所をご記入ください
・事前に指定の動画をご視聴いただきます
・イベント詳細内の免責事項、オンライン環境についてのお願い、禁止事項、同意事項を必ずお読みいただきご了承の上でお申し込みください。

 

2021年10月 (公財)石川県国際交流協会「外国人コミュニティーリーダー研修 ストーリー・オブ・セルフ/関係構築」研修開催レポート(石川県)

(公財)石川県国際交流協会では、県内で暮らす外国人住民の日本語学習や生活をサポートする事業を行っています。今年度は、「外国人コミュニティーリーダー研修」として、県内の2つの市町に在住の外国人住民の方を対象に下記のように研修を実施しています。

2021年7月31日~11月20日 石川県能美市の外国人住民8名とその支援者
2021年10月9日~12月12日 石川県中能登町の外国人住民3名とその支援者

この研修は、地域で暮らす外国人住民同士が助け合い、日本人住民とも協力しながら主体的に地域に関わり、地域づくりが行えるように、2つの市町の住民を対象に、コミュニティの中心メンバーとして活動できる人を育てるためのものです。

この外国人コミュニティーリーダー研修の中で10月9日に「ストーリー・オブ・セルフ」を、10月16日に公開講座「コミュニティー・オーガナイジング 心を通わす関係の結び方講座」と題して「関係構築」の講座を、いずれもオンラインでCOJにお願いしました。

この研修のほかの日で取り上げたテーマは、役所や中学校の見学、行政書士による法律解説、防災などで、コミュニティー・オーガナイジングとは少し距離があるように見えますが、外国人住民の皆さんに「コミュニティーリーダー」として活躍していただくに当たり、まずご自分の体験や思いを日本語で相手に伝えてほしかったこと、それを周囲の外国人/日本人住民と共有してほしかったことから、研修の中に組み入れました。

参加した方からは、外国人、日本人問わず、これまでこのような研修に参加したことはなかった、参加してとても楽しかった、自分の意見や思いを伝え、ほかの人のそれを聞くことは貴重な体験だったといった声が聞かれました。同じ地域で活動する人たち同士でも、「ストーリー・オブ・セルフ」のような話をする機会は非常に限られていると思います。地域で活動する仲間内の結びつきについて再度考える上でも、今回の講座が役に立ったのではないかと思っています。

受講した外国人住民の皆さんには、今後、お住いの地域で地域づくりのリーダーとして活動していただくだけでなく、県内の他地域でご自分の経験や意見を話していただく機会を持ちたいと思っています。その際には、今回の講座で体験した「ストーリー・オブ・セルフ」や「関係構築」を生かして活躍してもらえると思います。

公益財団法人石川県国際交流協会
専任講師 今井武

【採用情報】COJ常勤スタッフ募集

 

【採用情報】COJ常勤スタッフ募集

私たちCOJはこれまで約8年に渡り、気候危機、労働組合、ジェンダームーブメントなど様々な活動の先頭を走るリーダーの皆さんにワークショップと実践伴走などのプログラムを提供してきました。

さらに本の出版や各地でのキャンペーンの実践が進む中で、ご依頼いただく案件は増加傾向にあります。一方、キャパシティの関係でプログラム開催を保留することも出てきました。そこで、COJで働く、新たな仲間を募集いたします

COJが9年目を迎えるにあたり、新たな仲間に期待することは“共にプログラムを提供する体制強化を図ること”です。焦点は以下の3つです。

  1. 1、顧客リレーションシップの強化
  2. 2、ワークショップのコーチ・講師の育成およびマネジメント
  3. 3、事業規模の拡大

 

いずれも一筋縄ではいかず、チーム一丸となってチャレンジする必要があります。ここに加わり、社会を変える手法と勇気をより多くの人々に届けたいと思う方を求めています。

これからの時代、名刺交換の際には「何を変えたいのですか?」だけでなく、「なぜ変えたいのですか?」と価値観に迫る会話が生まれるかもしれません。日本の選挙演説では当たり前にストーリーが語られ、署名活動では、「あなた方の変革の仮説を聞かせてもらえますか?」と手強い質問が当たり前に飛び交う未来が来るかもしれません。

社会はきっと、変えられる。

そう信じているあなたと一緒に「社会はきっと、変えられる。」と伝えていけることを楽しみにしています。ぜひ、面談の際にはあなたの想いと合わせて、COJの課題に対してどのように協力できるのかを聞かせてください。

チームの一員としてあなたと共にチャレンジする未来を描くために。あなたのご応募お待ちしております。

 

▼ Vision 私たちが実現したい社会: 「仲間と一緒に変えていく、という希望に満ちた社会」

コミュニティ・オーガナイジングは、自分を取り巻く環境や社会をより良くしたいと思う人たちが、周りで同じような想いを持つ人たちとつながり、 更に外側にいる人たちを巻き込んでコミュニティを作り、変化を起こしていくためにあります。その歩みの過程で「仲間と一緒なら変えられる!」という希望をより多くの人が感じる社会を目指します。

 

▼ Mission 私たちの使命:「人々のパワーで変化を起こす手法と勇気を届ける」

 私たちは「人々のパワー」を大切にしています。一人ひとり違う人たちが、それぞれの個性を活かして役割を担い、共に住みよい社会をつくっていく、そのために必要なリーダーシップの手法を届けます。 そして、人々が一歩踏み出す勇気を持てるよう、学び励まし合う場や、価値観を軸にした強い信頼関係をCOに触れた人たちと一緒につくります。

 

<募集要項>

▼ポジション
COメソッドを広げていくプロデューサーおよび事務局補佐の兼務

※事務局補佐を中心に業務がスタートし、入社してすぐCOの実践(オーガナイジング・キャンペーンの実践や伴走、コーチング等)を中心に担うイメージではありません。

▼地域
原則、オンラインでの仕事になりますので地域は限定いたしません。

▼勤務開始時期
2022年2月以降

▼仕事内容
・コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップの定期開催
・NPO、NGO団体などを支援する伴走プログラム
・講師養成
・事務局業務
・顧客リレーションシップマネジメント
・PR戦略

▼求める人物像・スキル
・市民運動の力でより良い社会を創りたい方
・KPIを意識したプロジェクト遂行能力
・事務能力(メール対応、メルマガ配信、経理処理、寄付者対応、郵送、WordPress更新等)
・資料作成能力
・様々な関係者の利害を調整するコミュニケーション能力

▼必須条件
プロジェクトリーダーの経験

▼業務で使用するツール
Excel、Word、 PowerPoint、googleドキュメント類

▼歓迎条件
コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ参加経験
 ※参加経験は絶対条件ではありませんので参加したことがない人も応募を歓迎しております。

▼募集人数
1〜2名

▼給与など
・勤務日数 一日あたり実働8時間 / 週3日〜5日(応相談)
※基本的には平日の9:00 – 18:00を想定していますが、土日や平日の夜などに会議やプログラムが入るケースがあります。その場合はお休みの振替などを行いますのでその都度ご相談ください。
・勤務日数に応じて固定給 週3日のケース月給15万円 週5日のケース月給25万円
・試用期間3ヶ月
・1年間は契約社員。その後は正社員スタッフとして雇用。
・交通費、通信費支給(パソコンおよび携帯電話はご自身のものを使用していただきます。)
・保険制度(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険)

<応募方法>
応募を希望される方はemail hidden; JavaScript is requiredに以下のメールアドレスへ3つの応募必須書類を電子ファイル(Word、PDFなど)で送ってください。

応募先:email hidden; JavaScript is required

応募必須書類
1)履歴書(書式自由)
2)職務経歴書(書式自由)
3)志望動機書(最大1500文字)

応募締め切り
2022年1月10日(日)

応募に関するご質問やお問い合わせは下記の連絡先にご連絡ください。
Mail:email hidden; JavaScript is required
電話:050 – 5896 – 9839(担当:荒川隆太朗)

※12/29-1/3は年末年始休暇ですので、この間にいただいたお問い合わせは、1/4以降の対応となりますので、予めご了承ください。

<選考の流れ>
ご応募 2021年12月21日 – 2022年1月10日
 ▼
書類選考 2022年1月10日 – 2022年1月16日
 ▼
1次・2次面接 2022年1月17日 – 2022年1月30日
 ▼
内定・入社 2022年2月以降 (本人と調整の上、勤務日を設定)

<最後に>

「人々のパワーで変化を起こす手法と勇気を届ける」

このミッションに共感し、一緒に活動をしていきたいという方はぜひご応募くださればと思っています。応募に関する質問は下記のメールアドレスへお気軽にご連絡ください。
email hidden; JavaScript is required

社会はきっと、変えられる。そう信じているあなたとお会いできることを楽しみにしています。

COJ理事・スタッフ一同

COを使って気候危機アクションを起こしたい方へのご案内

いつもCOJに関わってくださっている皆さん。

こんにちは。

気候変動に対して問題意識を感じている皆さんはどうぞ最後までご覧ください。

COJでは、気候危機を止めるため、気候危機ムーブメントを起こす活動を行う個人・団体とともに立ち上がるためにClimate Crisisチームが立ち上がりました。このチームはアクションする仲間が増え、活動をより広げられるようサポートするために、プログラムを構築し、アクション・キャンペーンを実践していきます。

気候危機が後戻りできない地点が来るまで10年以内と言われる中、気候危機を止めるオーガナイザーをいかに生み出せるか、より大きな変革を起こせる戦略を立てられるかが、勝負になっております。

そこで、気候危機アクションを起こしたい方に向けた一連のプログラムを開始します。そのフローは以下の通りです。

2021年11月27日 キックオフ プログラム説明会
2022年1月29日 30日 トレーニング 気候危機アクションオリジナルワークショップ
2022年2月 – 5月実践プログラム(予定)

プログラム参加を希望される方は上記の流れにコミットすることを前提にお申し込みくだされば幸いです。この最初のキックオフのプログラム説明会を来週11月27日(土)に行います。ご関心及び、ご都合が合いましたら是非お越しいただければと存じます。

以下、説明会とワークショップの内容に加えて、直近の流れについてお知らせいたします。

1.気候危機に立ち向かう個人・団体・チーム向けのCOを学ぶワークショップ説明会

 日時:11/27(土)9:30-12:30
 目的:本プログラム全体説明
 形式:オンライン(zoom)
 お申し込みフォーム:https://forms.gle/CEHUFxaNSrwtp4SSA
 定員:50名
 料金:無料
 申し込み期限:11/24 23:59
 11/26(金)に申込みをして頂いたメールアドレスにzoomリンクを送る予定です。

※11/27(土)の説明会にご都合がつかない方で、ワークショップ応募にご関心のある方は、11/27の当日の録画の一部をお送りすることも検討しておりますので、もしそのような方は事務局( email hidden; JavaScript is required  )までご連絡いただければと存じます。

こんな方に来ていただきたいです。
・気候変動問題に危機感を感じている
・気候危機に対するアクションをより効果的なものにしたい
・気候危機に対する活動で、一人でやるのではなく、みんなでアクションを起こしたい
・気候危機に対して、自分の街で始められるアクションを考えたい
・自分の仕事の中で気候危機アクションを行いたい

2.1月のCOワークショップの概要

 日時:2022年1月29日(土)、30日(日)9:00-18:00
 形式:オンライン(zoom)
 対象者:説明会に参加し、以下の基準に照らして、選考を通過した人
  オーガナイジングをやりたい
  自分のチームを持っている
  キャンペーンを持っている
 プログラム内容(予定)
  i) COの基礎を習得(講義&演習)
   1月29日(土)、30日(日)9:00-18:00での2日間のワークショップ受講。
  ii)その後4ヶ月間、2週間に一度の実践プログラムの受講。
   2週間に1度、90分程度、COの復習及びキャンペーンコーチングの実施

※ワークショップにチームで参加すると、よりキャンペーンの成功確率が高まるため、チーム参加(3~5人)を推奨いたします。

3.今後のプロセス(予定)

ワークショップへの参加及び、実践プログラム参加についても選考があります。
(1)11/27 説明会
(2)11/27~12/5 ワークショップ参加者募集期間
(3)12/5~12/12 選考
(4)12/13 選考結果の連絡

ご案内は以上です。

気候危機はたった一人の力で変えられる問題ではありません。大きな連帯を必要としています。COは連帯のための技術でもあります。

「オーガナイジングを使って、気候危機を止めたい。」

そんな強い思いを持ったあなたとお会いできることを楽しみにしております。

質問やコメントなどありましたら、email hidden; JavaScript is required までご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

特定非営利活動法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン
Climate Crisisチーム

2021年9月 パナソニック株式会社アプライアンス社 ストーリー・オブ・セルフ ワークショップ開催レポート

2021年9月13日、パナソニック株式会社アプライアンス社の方々に向けて、「ストーリー・オブ・セルフ」の2時間半のオンラインのワークショップを開催いたしました。参加頂いたのは新規ビジネス事業をされている事業開発センターの16名の方々です。「少しでも人の心に響くストーリーを話せるようになりたくて」、「ナラティブって最近よく聞くので、ちゃんと知りたい」、「人のベクトルを合わせ引っ張っていくにはどうしたらいいのか?学びたい!」などのそれぞれの期待を持って参加頂きました。

仕事を自分事として振り返るワークショップ

「私が事業開発センターで新規事業に取り組むのはどんな経験があるからか?どんなことを大切に思っているからなのか?」というテーマに対して、ご自身のストーリーを作り、語りました。

(実際に語って頂いたストーリーの一例)

 家族で駐在経験のある方が、アメリカから日本に帰国してすぐにお子さんから言われた「お母さん、アメリカの学校では、自分の意見を考えることが大事だけど、日本の学校では、質問された時にはすぐに正しい答えを言うことが大事なんだよ!」という言葉をきっかけに「当たり前を疑う」ようになった。その経験を通して、今の仕事でも「当たり前を疑う」ことを大切にしている。

技術者として事業部を引っ張っている方が、「小さい頃から数理系の科目が好きで、中学生の時に技術の授業でインターフォンを作った。自分ははんだ付けが得意だったのに、クラスで3位だったのが悔しくて。大学の研究室では論文を書いていたけど、もっと世の中の役に立つことがしたいなとずっと思っていた。例えば、便利な炊飯器や冷蔵庫を開発することで母親の笑顔を見たい。そんな家庭がいっぱい増えて欲しいと思って仕事をしている。」

チームのサポートをしている方が「自分は高校生の時、そこまで苦労しなくてもバレー部のレギュラーになれた。ある日、部活の練習をこっそりサボったら、担任の先生や顧問の先生や、後輩たちが総出で自分のことを探してくれていた。その時、自分は今までなめていたなと思った。同時に周りの人に支えられて自分がいることに気づいた。その経験があって、今は新規事業に取り組む人たちが、どうしたら仕事をしやすいかを考えて環境を整えている。」 

チームビルディング:いつものチームメンバーの新しい側面

参加者同士は普段から一緒に仕事をしているメンバーが多かったものの、業務中ではご自身の過去を語る機会がなく、ワークショップでは新しい気づきがあったという声が聞かれました。

「普段チームの頼れる存在として誰に対してもサポートしてくれているのには、そんな背景があったなんて全然知らなかった。

「部分的なエピソードは聞いたことがあったけれども、そのエピソードが仕事をするうえでこんな風につながっているなんて。

ナラティブ:価値観と共感でつながる大切さ

参加者からは今後仕事に取り組む上で活かしたいワークショップでの学びについて感想を頂きました。

そもそもこの仕事をなぜ自分がやっているか、を自覚できるようになるというのは重要だと感じた。」

「チームの他のメンバーにもワークショップの受講を勧めたい。同じ仕事をしていても、一人ひとりが持っているエピソードが違い、ワークショップを通して、やっている意義や価値観が理解できた。ほかの人の価値観を理解することで、他を尊重し、それぞれが目的をもって仕事を取り組むことに繋がると思う。

「自分の話をするここがちょっと恥ずかしかったが、目的だけじゃなく共感を生みやすいということが実感できた。職場でも広めたい。」

COJスタッフの想い

今回ワークショップを開催させて頂き、COJとしても気持ちが高まる場面がたくさんありがました。

元々、熱い想いを持っている方々が参加者同士で改めて確認し合える時間になったと感じました。また、参加者の方々から大変な好評を頂き、企業の方々が自分の価値観に基づいた意思決定につながるということに希望を感じました。

新規事業に取り組む参加者の方々は、普段から社会課題をビジネスを通して解決する戦略面での考え方が得意だからこそ、ナラティブを通して感情面を考えることに価値があることを受け入れ、真摯に向き合ってくださったことが嬉しかったです。

お忙しい中、ご参加頂きありがとうございました! 

パナソニック事業開発センター(Game Changer Catapult)

文責: 忠村佳代子(コーチ)

2021年6月 慶應義塾大学リーダーシップ基礎 パブリック・ナラティブ講座レポート

2021年6月7日(月)、6月14日(月)、の2週にわたり、慶應義塾大学にて「2021年度パブリック・ナラティブ講座」が開催されました。慶應義塾大学グローバルリサーチインスティチュート寄付講座「リーダーシップ基礎」の授業内で行われる本講座は今年度で6度目となり、昨年度に引き続きオンラインでの開催となりました。

リー基礎とは?

「リー基礎」の愛称で親しまれる「リーダーシップ基礎」に参加するのは、事前課題を経て選抜された約160名の学生たち。今年度は「慶應一成長できる授業」をコンセプトに掲げています。春学期間、毎回ゲスト講師の方を迎え、学部・学年の枠を超えた受講生同士の対話を通して「自分らしいリーダーシップ」について向き合ってきました。

本授業には、昨年度の受講生17名がTAとして授業運営に携わっています。TAメンバーは、各班の受講生に適切なコーチングを行えるよう事前研修を行いました。研修後には、「当日班のメンバーのストーリーを聞くのが楽しみだが、うまく話を引き出せるか不安でもある」という声が上がっていました。

160人の心が一つになったストーリー

そんな期待と緊張の入り混じる中迎えた当日。

初回の授業では、ストーリオブセルフを行いました。TAの中村さんがモデルスピーチの中で、マイノリティへの思いを自身の経験した困難を交えて話してくれたことで、受講生も安心してスピーチできる雰囲気が生まれました。

2回目の授業では、ストーリーオブアスとパブリックナラティブを行いました。まず松田さんがストーリーオブアスとして、リー基礎生がオンライン形式の中経験した困難を共有してくれたことで、より一体感が生まれました。南部さんのモデルスピーチでは、オンライン上でも熱い思いが伝わり、講師の方が涙ぐむ場面もありました。他人の物差しではなく自分の物差しを持って人生を選択する大切さを訴えるストーリーは、受講生が改めて「自分らしさ」について見つめ直す貴重な機会を与えてくれました。

受講生からは、初めは自分のコンプレックスや困難を共有することに戸惑いもあったものの、自身の価値観を改めて振り返ると共に、仲間のバックグラウンドや熱い思いを共有する充実した時間を過ごすことができたとの声をいただきました。

パブリック・ナラティブの可能性

またワークショップ後には、受講生が自身の取り組みを全体にシェアするやりとりがリー基礎LINEを通して交わされていました。思うように学生生活が送れない中でも、新たな人・物・自分に出会う機会を自ら創り出す受講生たちは、今回の学びを他の場所でも生かし、周囲を巻き込みながら困難を乗り越えてくれることでしょう。改めて、人の心を動かし一歩踏み出す勇気をくれる、パブリックナラティブの持つ力を実感した時間でした。

レポート:永島礼菜(慶應義塾大学法学部法律学科4年・リーダーシップ基礎TA)

准コミュニティ・オーガナイザー資格試験制度


NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパンは、
ワークショップ参加者が、より学びの理解を深め、
コミュニティ・オーガナイジング(以下、CO)のスキルを一人ひとりが日々活かせることを目指し、資格制度を始めます。

こんな方にオススメをしています!!
・より学びを定着させ、日々COを意識したい
・名刺の肩書き等に「COJ認定 准コミュニティ・オーガナイザー」を使用したい

●准コミュニティ・オーガナイザー資格試験制度の概要
ワークショップにて配布したワークショップ参加者ガイドに記載された内容を元に、28問を出題します。
合格基準は、正解率80%以上となります。

●試験の流れ(オンラインのみとなります)
1)資格試験制度のお申し込み

2)COJから、お支払い方法のご連絡
  ※申し込み頂いた後、その後の手順について5営業日以内を目処にご連絡いたします

3)資格試験料のお支払い

4)試験料の入金確認後、COJより資格試験問題(URL)の送付
  ※有効解答期限:試験問題(URL)送付後2週間以内

5)資格試験問題へのご解答

6)COJから、合否のご連絡
  ※ご解答の確認ができ次第、合否結果を5営業日以内にお伝えいたします

7)合格の場合、COJのWebサイトに合格者名を記載

8)名刺に「COJ認定 准コミュニティ・オーガナイザー」と記載可能

 

●受験料
3,300円(税込)
 ※更新料 3,300円 は不要になりました(2021.04.27)

●資格の有効期限
無期限に変更となりました。(2021.04.27)

●対象
COJ主催コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ(2日間型)を全日程受講していること

●お申し込み
下記、資格認定制度規約をご確認・ご承諾の上、
こちらのフォームから、お申し込みをお願いします。
https://forms.gle/5ZFmzRt7Uho2Utah9

資格認定制度規約

第1条 資格認定制度の目的
コミュニティ・オーガナイジング・ジャパンはコミュニティ・オーガナイズのスキル向上や市民運動を推し進める人材の育成を目的として、コミュニティ・オーガナイザー資格認定制度を設ける。

第2条 資格認定の種類
准コミュニティ・オーガナイザー資格認定制度
市民の力で自分たちの社会を変えていくための方法や考え方と、オーガナイザーとしての一定の倫理観を有し、市民運動の発展に寄与することが期待される人材を准コミュニティ・オーガナイザーとして認定する。その証明として、当団体のwebサイトに合格者として名前を掲載する(希望者のみ)。また、准コミュニティ・オーガナイザー資格認定を受けたものは以下の名称を使用することができる
・准コミュニティ・オーガナイザー

第3条 資格認定の条件
准コミュニティ・オーガナイザー資格認定の条件
以下の条件を満たした時点で「准コミュニティ・オーガナイザー」として認定する。
1 当団体が実施する准コミュニティ・オーガナイザー検定試験に合格する

第4条 資格の期限と更新
資格の有効期限は無期限のため更新不要。

第5条 禁止事項
この資格はコミュニティ・オーガナイザーの正式な講師として認めるものではない。そのため、当団体の講義内容を正式な講師として行うことを禁ずる。

第6条 資格の喪失
第1項 資格保有者が以下の条件の何れかの事由に該当した場合は、当団体は資格認定を取り消すことができる。
・資格保有者が資格の更新手続きを行わなかったとき
第2項 第1項により資格認定が取り消しとなった資格保有者は、webサイトにおける名前の掲載を取り下げる。

第7条 検定試験の実施
COJ主催コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ(2日間型)を全日程受講していること

第8条 反社会的勢力の排除について
第1項 准コミュニティ・オーガナイザー資格保有者並びに認定を受けようとするもの並びに本資格制度の運用に関わるあらゆる個人・団体は当協会の反社会的勢力の排除に関する基本方針を尊重し、当協会の求めに応じて反社会的勢力の排除について意思表明を行う必要がある。
第2項 反社会的勢力の排除についての意思表明に対する違反が判明し
た場合、協会は必要に応じて以下の措置を講ずることができる。
・ 資格認定の取り消し

第9条 施行細則
第1項 本規約に基づく資格認定制度の運用はNPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン事務局が専らこれを行う。
第2項 本規約を変更しようとする場合はNPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパンがこれを行う。
第3項 本規約に定めるもののほか、必要な事項については別に定める。

●お申し込み
上記、資格認定制度規約をご確認・ご承諾の上、
こちらのフォームから、お申し込みをお願いします。
https://forms.gle/5ZFmzRt7Uho2Utah9

 

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