シルバーマン恵子

ワークショップに参加した動機は?

1年ほど前にコミュニティ・オーガナイジングの本(『コミュニティ・オーガナイジング 欲しい未来をみんなで創る5つのステップ』)を読みました。小学生でもできるのか!と感激したのと同時に、自分にはできるだろうか?と実際にやる時には、様々な種類の難しさやチャレンジもあるのではないか?と感じたのを覚えています。

どこかのタイミングで実践を学べたらと願っていたところ、ワークショップが開催されることを知りました。現時点で、あるいは近い将来にオーガナイジングを考えている具体的なことはないのですが、必要になった時に、すぐに行動に移せるように学びたいと参加しました。

学び実践しているNVC(非暴力コミュニケーション)が目指している世界観「全ての人のニーズが大切にされること」や、私の様々な活動の核にある「一人一人が力を持っていてその力を使うことで世界は変わっていく」という信念と共通の基盤を感じたことも大きな要素です。

ワークショップに参加した感想は?

本や資料で読んだ内容が、身体に入った、という感覚があります。ひとりひとりとの関係性の大切さ、関わりを育むことがオーガナイジングの根底にあるのだと感じています。そのことの「人間らしさ」のようなものに安心できる感覚があります。

参加前に、どのように具体的な戦略を練っていくのか?という好奇心があったのですが、同じ目的や志を持つ仲間が集まり、人生体験を持ちよると、様々なタイプの創造性が生まれて、1人では想像し得ない可能性にアクセスできるのだなと、未知のものを生み出していくことへのワクワクした感覚も体験しました。コミュニティ・オーガナイジングは、アクションの塊ではなくて、関わる人たちの学び、気づき、成長と共にあるのだなと感じています。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

コロナ前は、ヒーリングやボディワークの分野、コロナ以降はNVC(非暴力コミュニケーション)の分野で学び教えてきたのですが、今回のワークショップで一番感じた大きな違いは、たくさんの情報と実践を、とても短い時間でぎゅっと濃縮して「伝授」しようと、細やかな工夫や仕掛けが組み込まれ、それが円滑に進むようにと綿密な準備がされていた(と想像しています)ことです。今までの経験の積み上げがあるのだとは思いますが、この2日間の「体験」自体がコミュニティ・オーガナイジングの実践として作られていることも感じました。

提供される情報を受け取るだけの学びではなく、何度も頭も体も吸収するものの量の多さに爆発しそうになりながらも、試行錯誤しながら実践的にアウトプットすることで自分の中に刻み込んでいくような経験をしました。そして、たくさんのスタッフの方々が、まるごとご自身の経験を場に持ち込み私たちの学びのために、とてもオープンに自己開示して、積極的に関わってくださったことにも感激と、感謝を感じています。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

今の時点ですぐにオーガナイズする予定はないのですが、人との関わり方、コミュニティの育み方にすでに学びを生かしています。何をどう活かしているかは、具体的にはとても細かなことなのだと思いますが、まず、常にスノーフレークのイメージでリーダーシップが外に向かって育っていくイメージが私の中にあります。

以前よりも、ひとりひとりが大切にしていることをより細やかに感じ取ろうとし、どのような仕組みを作ったら、その人がその人らしくそこに存在し、楽しみながらみんなと共有したいその人のギフトを提供しやすいか(力を発揮しやすいか)という視点から枠組みを作ったり、関わり方の選択肢を豊かにして明確に提示することで、より多くの人がコミュニティに関わることを可能にしたり、と、将来なんらかのアクションにつなげていくためのベースをじんわりと育んでいます。

早川公

ワークショップに参加した動機は?

所属する大学でPBL(プロジェクト型学習)を通じて地域課題に取り組んでいます。所属校の地域活動を担当する部署や市役所、団地の自治会、関連企業などさまざまな組織と関わりながら、教育として意味がありかつ課題解決に寄与できるようなやり方を数年模索しています。

そんな折に、ファシリテーターの知人にコミュニティ・オーガナイジング(以下、CO)のことを紹介してもらってから、鎌田さんのご著書(コミュニティ・オーガナイジング ほしい未来をみんなで創る5つのステップ』)や他のCOの本をもとに我流でCOを演習の授業でとりいれたのが1年前。

やってみてこれは学生にぜひ伝えたい方法論だ、と確信し、我流をより実効的なものにしたく、COJの講座のタイミングを待っていました。

ワークショップに参加した感想は?

COは、ありたい未来に向かって何に着目してどう進めていいのか、すごく体系だっているのが特徴的だなと思いました。大学院生の頃からまちづくりを研究対象とし、いくつかの地域に関わってきました。

まちを理解するフレームワークや解決策のプランをちょっとわかるようになっても、そこでどう実践していけばいいのかについて方法論をもたないでいたので、あーあのときうまくできたのはCO的な実践ができたからなんだな、とかじぶんの体験を振り返れたことも印象的でした。

それと、本を読んでわかったつもりだったけれども、フェーズのどこに力点を置くかや、できると思っていたけどできなかったことを確認できたのがよかったと思います。チャント(一体感やエネルギーを高めるもの)とかノームコレクション(約束(ノーム)が守れなかったときの仕切り直しの儀式)とか、ちょっと気恥ずかしいけど、大切だなと。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

運営協力者の数が多いことです。メインのファシリテーターに加えて各チームにコーチが2名ずつ、講義担当も複数人で持ち回り、さらに巡回コーチやテック(オンライン運営の技術担当)もいて、「みんな」で運営する感じがまさにCO的だなと感じました。

良いワークショップには、運営と参加者が〈教える〉ー〈教わる〉という一方的な関係ではなく、「共に学ぶ」という状況があると思います。そういうアティチュード(態度・姿勢)はそれこそ「教える」ことが難しいけれど、COのワークショップにいたらその雰囲気が感じ取れます。それぞれ思いをもって集っている参加者に触発されることも大切なことですよね。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

冒頭に「授業のため」と書いたように、それは引き続きワークとしてやっていきますが、ワークショップ後に強く思ったのは、わたし自身が地域に身を置く一人の人間として、もっと「まち」にはたらきかけていきたい、ということです。

20・30代の頃は、人や場所の縁に恵まれて、いわば「まち」に生かされてきたように思います。居心地のよい場をつくるために、じぶんができることを足下から始めたい。とりあえず、フリーコーヒーとかから始めようかな、と作戦を練っているところです。

大きなゴールのために、仲間を集めながら小さな達成を積み上げていこうと思えるようになったのは、ワークショップ参加の経験が大きいからかもしれません。

※満員御礼 キャンセル待ち受付中 ※【第6回オンライン】COJ主催コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ

 
 
 

<キャンセル待ち対応について>
満席で申し込めない場合は、次の手順でメールにてキャンセル待ちの登録をお願いします。

期日までに毎回数名のキャンセルが発生しますので、参加を希望される方はぜひ、ご登録ください。また、今回のワークショップは見送りにして、次回はいち早く情報を受け取りたいという方は2のウエイトリストにご登録ください。

1、キャンセル待ち登録

キャンセル待ち予約はメールにて以下の通りお申込みください。
メール送り先:email hidden; JavaScript is required(COJ木山)
タイトル:【キャンセル待ち申込】9月18日、19日オンラインワークショップ
記載内容:名前(フリガナ)、メールアドレス、連絡の取れる電話番号、希望枠(一般or学生)

【お願い】迷惑メールの設定によっては、COJからのメールが届かない場合があります。お心当たりの方は、COJからのメールを受信できるようにドメイン指定受信で「organizing.jp」を許可するように設定してください。

※8/19までの早割期間中にキャンセル待ちに申込くだされば、8/20以降に枠が確保できた場合でも早割価格を適用いたします。是非是非、お早めにキャンセル待ちにご登録ください。

2、次回ワークショップのウエイトリスト

次回のワークショップの情報をいち早く受け取りたい皆さんは以下のURLが次回のワークショプのウエイトリストとなりますので、こちらにご登録いただき、冬頃に開催予定のワークショップに備えてくだされば幸いです!

 \ 次回のワークショップのウエイトリストはこちら /
   

<ウエイトリストとは…?>
ご登録いただいた方には次の情報をお届けさせていただきます。

  • 次回のフルワークショップの日時の告知
  • どこよりも早い申込ページの公開
  • 限定コンテンツの配信

上記の通り、こちらへのご登録はあくまで優先的に情報をご案内するものですので、参加を確約するものや強制するものではありません。ぜひ、お気軽にご登録ください!

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社会を変えたい。

でもどうしたらいいかわからない。

生活の中で感じる「おかしい」「モヤモヤする」など、私たち一人ひとりの中にある小さな声や感情は、経験に根ざした価値観が今が立ち上がる時だと教えてくれているのかもしれません。

相変わらず落ち着かない日々が続いていていますが、こんな時だからこそ、私たちは一人ひとりが大切にしたい価値観を拠り所にし、実現したい社会を一緒に作っていく必要があるのかもしれません。そして、コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップは一翼を担うことができると思います。

このワークショップを通じて、一人でも多くの人が希望を感じ、現場を変えようとする勇気だけでなく、具体的な方法論を持ち帰っていただけるよう今回も最善を尽くしますので、どうぞよろしくお願いします。

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【オンライン開催】コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ 
1日目:2022年9月18日(日) 9:00〜18:00
2日目:2022年9月19日(月・祝) 9:00〜18:30

※両日とも8:45~接続いただけます
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<開催趣旨>

コミュニティ・オーガナイジングを用いて、自分の暮らす地域や社会に変化を起こしたい人を対象として、「コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ」を、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、オンライン(無料会議アプリzoomを利用)で開催いたします。なお、これまでの参加者は次のような取り組みをしています。

・孤独に子育てをするママを減らす産前産後ケア施設の開設のためのママたちのアクション
・新成人が成人式開催時期を夏から冬に変えるアクション
・逼迫する保健所の職員の増員のためのアクション

 

<コミュニティ・オーガナイジングとは?>

市民1人ひとりの力は小さいが、沢山の力が合わさることで強い力が生まれ、問題解決に立ち向かえるようになります。そのために市民1人ひとりが主体性を伸ばし、共有する価値観のもとに協力し、共に学び成長しながら、問題解決を目指すことをコミュニティ・オーガナイジングといいます。

<スケジュール>
1日目
・オーガナイジングとは何か?※事前視聴動画あり
・コーチング※事前視聴動画あり
・ストーリー・オブ・セルフ
・関係構築
・チーム構築※事前視聴動画あり
2日目
・戦略Ⅰ
・戦略Ⅱ
・ストーリー・オブ・アス、ストーリー・オブ・ナウ&リンキング
※基本的に【講義→演習→振返り】で構成されていますが、一部講義は、事前の動画視聴をお願いします。
※両日とも、参加者同士・講師スタッフと交流のできる「放課後」を設ける予定です。

 

<申込>

ページ最下部の「このワークショップに参加する」のボタンを押して、申込ページからお申し込みくださいませ。

 

<申し込みに際しての留意点>

・全日程への参加が必要です
・8月上旬以降に事前課題・事前アンケートなどをお送りします。メールアドレスは、事前課題のファイル(10MB以上)やその他ご案内のURL等を受け取れるものを入力してください。迷惑メールの設定によっては、COJからのメールが届かない場合があります。メールが届かない場合は、COJからのメールが受信できるようにドメイン指定受信で「communityorganizing.jp」「organizing.jp」を許可するように設定してください
・教材の一部を郵送します。申込時の住所はレターパックライトを受け取れる住所をご記入ください
・事前に指定の動画をご視聴いただきます
・イベント詳細内の免責事項、オンライン環境についてのお願い、禁止事項、同意事項を必ずお読みいただきご了承の上でお申し込みください。

 

林田光来

ワークショップに参加した動機は?

日本に、障害のある子もない子も一緒に遊べる新しいインクルーシブ公園を創るプロジェクトを立ち上げるためにヒントをもらいたくて参加しました。インクルーシブ公園を創ることに限らず、社会にある問題を少しでも良い方向に変えたいと思っていても、何から始めたら良いかわからなかったときに、コミュニティ・オーガナイジングの視点に出逢いました。

「ひと」を資源として考え、一人ひとりの主体性があるリーダーシップを大切にしながらチームビルディングをしてコミュニティを築くという考え方を知っていくうちに、ひとりのソーシャルワーカーとしても、障害当事者としても、私が学びたいのはこういうことだと感じ、今後の私に絶対に糧になると思ってワークショップへの参加を決めました。

ワークショップに参加した感想は?

率直にひとことで言うと、参加して良かったと思っています。私はもともと「社会はいつか変わることを待つものではなく、自分達が変えていくものである」という考え方を自分の中に持っていたと思うのですが、今回ワークショップに参加してその思いがより強くなったような気がしています。

それは、私と同じように何かを変えたいと思っている人達と出逢えたり、そういった人達の物語を聴く機会があったことで、私はひとりじゃない、同志はたくさんいるんだと思えたからです。

弱さは強さであるとか、すべての人が必ず価値のある物語を持っているとか、人は傷ついた経験と希望の両方を持っているとか、言葉ではよく聞くようなものを実際に感じることができ、そうした価値観を改めて私の中に落とし込むことができたような気がします。

コミュニティを創るワークショップでしたが、「ワークショップに参加しているみんな」というコミュニティを既に感じ、皆さんからたくさんエンパワーされた空間でした。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

たった2日間、相手のことも知らないことがたくさんある、そんなワークショップだったのに、そんな風に思えないくらい皆さんとの不思議な繋がりを感じたことです。

皆さんがそれぞれご自身の物語を言葉にしてシェアした勇気やその物語に乗せられた感情に、私は何度も心を動かされました。あの場には、誰かの物語に丁寧に耳を傾けて想像する、弱さを見せても大丈夫、というあたたかい空気感があったと感じています。

人が勇気を出して弱さを見せてくれたとき、そして相手がそれをあたたかく受け止める空間ができているとき、初対面かどうかは関係なく、人は繋がりを感じられるのだと学びました。

受け身の講座内容ではなく、それぞれがそれぞれの物語や意見を伝え合う能動的なワークショップだったということも関係しているのだと思いますが、常に自分がジャッジされない、安心安全の場が保たれていると感じました。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

もともとの動機であったインクルーシブ公園の立ち上げのプロジェクトに活かすだけではなく、ソーシャルワーカーとしても働くうえで学んだことを大切にして実践していきたいと考えています。

私にとっては、「社会を変えるのは自分達である」という人の力を信じるコミュニティ・オーガナイジングの手法を学べたことが、私へのセルフエンパワメントに繋がっていると感じています。だからこそ、私自身がコミュニティ・オーガナイジングの視点やスキルを忘れないで生かしていくだけではもったいないとも感じているため、私のこの学びを周囲の人達にも伝えてエンパワメントに繋げ、できるところからリーダーシップの連鎖を起こしていきたいと思います。

 

三藤心瑚

ワークショップに参加した動機は?

「自信を持ちたい!」という単純な想いです!

普段私は主に気候変動に関する活動を行っていますが、アクションしていて自分に無力感を抱くことが多くありました。

「私一人の力は微力で社会は何も変わらない。」「私には人を動かす力がない。」など、よく落ち込んでいました笑。

そんな時に、以前からCOJさんとご縁がありウェイトリストに登録していたため、ワークショップ参加募集のメールが届きました。

パソコン越しにメールを読み、「今のままではなく、もっとスキルを身に付けて社会を変えていける人になろう」と一気に気合が入りました。そしてワークショップ参加募集開始時刻までソワソワと待ち続け、開始後すぐに申し込みました。

ワークショップに参加した感想は?

一言で言うと、最高!でした!

2日間みっちりのワークショップは頭がはち切れそうなくらいパンパンになりましたが、とても温かな雰囲気の中で参加者の皆さんやコーチ陣と駆け抜けることができました。

チームごとのワークでは、初対面の参加者6人とコーチ2人の構成で「ここに私が入って本当に力になれるだろうか」と、とても不安でした。しかし、COを実践的に使いながら進んでいくと、私もチームの皆さんもそれぞれの資源を生かすことができたと思います。

「背景が全く異なる人々でも、同じ想いがあれば、協働して目標達成できるのだ」と実感できました。

多くの経験と学びを得られる2日間で、ワークショップ参加直前までは「本当にこんな自分が参加していいのか」と不安に感じるときもありましたが、そんな気持ちもルンルンな気持ちに変わり、参加して本当に良かった~!って思います!

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

まずは、自分の経験や資源の少なさに不安にならないことです。活動をしていると、自分よりもはるかに大きな活動を成功させている大学生などの同世代を目にし、自分の力不足を感じてしまうことがあります。

でも、ワークショップから、一人ひとりに貴重な資源があり、今後仲間と共に経験を築いていくことができるのだと考えるようになりました。不必要な不安はなくしていきたいです!

 また、ワークショップ後すぐに実践できているのがコーチングです。ワークショップで実践をしてから私個人の戦略の見方も変わりました。今はコーチングのスキルをもっとアップできるよう、コーチングを実践的に学んでいます!

 あの怒涛の2日間、みんなと全力で自転車を漕ぎ続けたように、今後もCOと共に挑戦にあふれた人生にしていきます!

室木雄太

ワークショップに参加した動機は?

社内にて、今後、地域における環境社会アクションの礎になる学びがあると推薦頂いたのがきっかけです。

選挙権を得た年ごろより社会運動への関心は強く、主に人権や環境汚染など、個別に学び行動していく過程で、仲間づくりやコミュニティを広げる重要性と、他者を巻き込み、行動力を計画的に高めるスキルを身に着ける必要性を実感していました。

特に、他企業や地方自治体、商店街や複合施設などに対し、問題提起と行動変容を促す具体策の実行を、地域住民と連動し進行する事は、容易なことではありません。何か効果的な糸口を、活動の指針となるスキルを身に着けたいと感じていた頃でした。

以前の応募では参加が叶わず、半年程前から関心も強まったことで、より市民活動や社内チームワークの効力を、限られた期間で効果的に引き出すコーチングの基礎を学びたいと思い、参加させて頂きました。

ワークショップに参加した感想は?

事前課題への準備も直前となり、イメージも固まらないままの参加となってしまいましたが、有限な時間に対し、タイムキーピングされたメリハリあるカリキュラムで、専門的なトレーニングを行えました。

演習を繰り返す過程での失敗からの学びや気づきが多いのも特徴的でした。STEP(観察→診断→介入→共有と振り返り→モニタリング)を意識し、コーチングを実習したことで、実地でコーチングを使う際のチェックするべきポイントを把握できました。また、ストーリーを語ることで価値観を伝えられることや、関係構築においては価値観・関心・固有の資源を共有する意味を学びました。

何より、私自身も含め、各自が自身の心境を吐露し、個人を理解し合う場であったことが驚きでした。それは、実践でも取入れるべき学びでした。コーチや参加者のストーリーを何度も聞く機会があり、挑む課題は個々に違いはあっても、心理上同じ様な経験をされている方は沢山いる、その共感が故に協働作業も捗りをみせた、この点は実地にて発揮したいと感じた次第です。

短い期間の導入で、信頼関係を築き同志として進むワークであった為、後半は名残惜しく、ワークショップ終了後も今後への繋がりを持てたことも、互いのシンパシーを感じられた場面であり印象的でした。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

最初に共感を覚えたのは、単に正しい事柄を正しい手順で…というHOW TO論ではなく、自分が信ずる正しいと思う事柄にも、協力を求める他者に価値観が伝わらなければ仲間としては動きにくい、という他者心理への作用をポイントとして踏まえている点でした。

そして、参加者の熱量とその伝播、他者への影響力の強い方々とのチームワークは刺激を受け続けるものでした。短期集中のチームワーク演習、特に地域社会の生活者視点から、問題解決に向けた道筋に作用する対話の組み立て方、その基礎を学べる点が、一般的な新任管理者向けの人材育成・組織力強化などのセミナーとは違いを感じられた要因です。

何よりこのワークショップは、自身の経験を安心して発言し共感し合えた場であった事。心理的安全性が保たれている状態は、瞬発的にアイデアも生まれます。 その為のグラウンドルールを設定し、その調和をスタッフの方々が整えて下さっていた点が大きかったと振り返ります。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

組織内にて地域社会でアクションしている「再エネ化」シフト、個別の関心事として近隣商店や飲食メーカー等と連動した「フードロス」削減、大崎エリアで始動している「REUSE」プロジェクトなど、様々な環境活動の貢献に対して、学びを結び付けたいと考えています。今回の参加で、個人的な、困難な体験談を語る機会が幾つかありましたが、相手を尊重しながら、真摯な対話の先に同志の獲得への糸口がみえた気がしました。

タイムラインを明確にした討議から互いを学び、関係者と資源の整理、共通目的のイメージとノーム(グラウンドルール)設定、かなえたい社会に対して緊急性ある最初のゴール設定、それを達成する戦略を作り始めたいと思っています。若い世代、チェンジエージェントの担い手となる様な方々と、一つになって学んだ今回のワークショップは、とても貴重な経験となりましたし、問題解決に向けて実行する過程で、個性の連帯を強められるコーチングを、実践を通じ深めていきたいです。

 

三木幸枝

ワークショップに参加した動機は?

所属しているNPOが徳島県から受託した「とくしまフューチャーアカデミー」において、ちゃぶ台返し女子アクションの大澤祥子さんにご講義いただいたことがきっかけです。

そのときは、時間が短かったこともあり、コミュニティ・オーガナイジングのうちのストーリー・オブ・セルフのみを学ぶ講座であったのですが、自分の価値観を共有して、仲間を得ていくという考え方に、とても共感しました。

また、自分の原体験を振り返る・掘り下げるという作業が、とても味わい深く、そこで気付いた価値観は、自分自身も、自信をもって話せるし、相手にも響くということを体感し、とても感激しました。

やりたいことがあっても、ひとりではなかなか行動に起こせず、また、仲間を得るための方法がわからず、モヤモヤとしていたところであったので、アクションを起こせる自分になりたい!という思いから、参加を決意しました。

ワークショップに参加した感想は?

プログラムがものすごく練られていると感じました。発言する場が多いこと、そして、愛あるコーチングとフィードバックのおかげで、自分の思いがだんだん明確になっていく感覚を味わえました。

チームとなったのは、まったく別のバックグラウンドを持ち、別々のことに関心をもっている人たちばかりだったのですが、関係構築を行い、価値観を共有し、共有目的を作っていくなかで、一体感を味わうことができました。

そして、チームの仲間が直面している問題に、自分自身の価値観をもとにしたストーリーを違和感なく結びつけることができました。チームの人の問題を自分の問題と重ね合わせて堂々と語れたことに、自分でも鳥肌が立ちました。価値観の共有がとても大切だと感じました。

「不確実な状況下で他者の力を引き出し、また責任を引き受ける」という、コミュニティ・オーガナイジングのリーダーシップにとても共感します。私一人の力は小さくても、仲間が持っている資源をわけあえば、なんでもできる気がします。VUCAの時代(※先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態)を生き抜く勇気と希望が、私自身のなかに灯った!と感じられるワークショップでした。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

運営の方々やサポートしてくださったコーチの方々の存在がとても大きいです!コーチの方々の手厚いフォローや励ましのおかげで、コミュニティ・オーガナイジングの醍醐味を経験することができました。自転車にのってみよう!(=失敗してもいいからどんどんチャレンジしていこう!)という雰囲気がとてもありがたく、のびのびと積極的に参加することができました。

コーチの皆さんそれぞれが、COに参画している理由を自分のストーリーとして語ってくださったので、存在をとても身近に感じることができました。

基本の型がある、というところも驚きで、同時にとても嬉しかったです。しっかり型を身に付ければ、私もアクションを起こすことが可能だ!と思ったからです。実践を繰り返し、しっかり型を身に付けていきたいと思います。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

ストーリー・オブ・セルフを作り上げていくなかで、は、「~らしさ」を押し付けられることなく、自己決定しながら生きていきたい気持ちを強く持っているのだと再確認することができました。

職場内では、慣習として、まだ男女差別がまかり通っています。これまで声を上げる勇気もすべも知りませんでしたが、ここで学んだことや得られた勇気を活かし、アクションを起こしてジェンダー平等を叶えていきたいです。また、アクションを起こしたいけれど、どうやればよいかわからず、悩んでいる人たちの後押しをする活動を、所属するNPOでの活動で引き続き行っていきたいです。

コミュニティ・オーガナイジングは、一度きりのワークショップで身につくものではないと感じています。身の回りでの活動に加え、コミュニティ・オーガナイジングのコミュニティにも積極的に関わり、私を導いてくれたコーチの皆さんのようになりたいです。

赤根正太

ワークショップに参加した動機は?

当社は、組織開発・人材開発をメイン事業として、中小企業の伴走者として「理念の実現のサポート」に取り組んでいる会社です。その仕事の一環で、とある地域の事業者さんで組織された団体と一緒に“地域おこし”関連の新しい取り組みに携わる機会をいただきました。

その時に、「これまでの組織開発の考え方だけだとちょっと心許ないかもなぁ」という思いと、「同じ目的を共有しておらず目指すところがバラバラな経営者達の集団で、どうやって組織化して一緒に行動をしていけばいいのか?」という問いが浮かびました。

そんな問いが浮かんだ時は、「書店に行ってみると何かしらのヒントになる本が見つかる」という自分なりのジンクスがあるので、この時も書店に行きました。本棚の間を回遊する中で、鎌田華乃子さんの著書『コミュニティ・オーガナイジング ほしい未来をみんなで創る5つのステップ』が目に留まり、タイトルに惹かれ即購入しました。

この本で、COを初めて知り「COの考え方や手法が、きっと自分達の取り組みの助けになるし役に立つ」と確信し、ワークショップに参加しました。

ワークショップに参加した感想は?

ワークショップの中で、初めて会った人達と、個別に、チームで、と段階を経ながら、目的を握り、現状を把握し、戦略を立て、実行可能な具体的戦術にしていく。そんな過程を、ゼロから自分達で積み上げていく体験ができたことで、「COは、理想や空想や夢物語の手法じゃなくて、本当にほしい未来を実現することができるものなんだ」という実感を持つ事ができました。

それによって「自分達の行動によって未来を創れる」という可能性を「諦めなくていいんだ」と強く思う事もできました。この体験ができたのも、コーチ陣の皆さんが、さりげなく、且つ、綿密に分刻みで構成されたチームワークでサポートしてくれたからこそだと感じています。

そんな濃厚な時間を丸二日間、朝から夜まで味わわせてもらって、今までに感じた事が無いくらい脳みその疲労を感じ、ワークショップ後は普段よりもかなりグッスリ眠る事ができました。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

これまでに様々なオンラインワークショップに参加してきました。他と大きく違うと感じたのは、3つの点です。

1つ目は、初めて会った人達と、価値観を共有し、関係構築をして、メンバーそれぞれの“強み”を活かしながら、キャンペーンを実際に行動に移せる形にまで仕上げた体感を得られたことです。

2つ目は、全てオンラインでの交流だったにもかかわらず、2日間を通じて、初めて会った人達ととても通じ合えた実感を得られたことです。

3つ目は、いわゆる「講師と生徒」という上下の関係ではなく、とても近い距離感で関わってもらえたことです。関わっていただいたコーチ陣の方々のストーリー・オブ・セルフを聞かせてもらった事で、「共感できる部分を持ったとても身近な人である」と感じられました。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

今回のワークショップでは本当にたくさんの学びを得られましたが、中でも、「価値観を共有した関係構築」のパワフルさには、とても衝撃を受けました。初めて会った人で、さらに、年代も性別も住むところも職業も何もかも違う者同士だったのに、(例え、コーチ陣の多大なるサポートがあったにしろ)2日間で「実際に行動に移せるレベルのプロジェクトを作る事ができた」のは、 この「価値観を共有した関係構築」によるところがとても大きかったんじゃないかと、(スタート時点と終了時点で)とても強く感じました。

この「価値観を共有した関係構築」のパワフルさは、今後、他社の組織開発に関わるときや、人の集団を組織化するときなど、「他者と協働する」場面では必ず役に立つだろうと思い、早速現場で活用していますし、早速役に立っています。

2022年3月12日、13日【第5回オンライン】COJ主催コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ開催レポート

この2日間の経験で今後どんな壁も乗り越えられる気がする

ワークショップが終了した直後に参加者からもらった一言です。この言葉に2日間の気持ちが濃縮されていました。

 

参加者は北海道から沖縄まで、取り組んでいる分野もさまざま

2022年3月12~13日、コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン主催のフルワークショップを開催いたしました。

オンライン開催ということもあり、北海道から沖縄まで、日本全国から36名が集まり、運営側のコーチ・テックのメンバーとともに濃密な2日間を一緒に駆け抜けました。参加者は企業で働く経営者・会社員、NPOや社会福祉法人で働かれている方、日々取り組んでいる分野も就職支援、労働、環境、報道、人権など様々です。

ワークショップではコミュニティ・オーガナイジングの各モジュール(単元)を、「講義を聞く→手本を見る→実践してみる」のプロセスを繰り返しながら学んでいきます。

1日目の前半はコーチングとストーリー・オブ・セルフ。

コーチング:コーチングはその人の抱えている課題について、心・手・頭のどこに課題があるかを探しながら、解決策を自身が見つけられるよう質問と言い換えを使って導いていくもの。初対面同士で緊張しつつも、相手の課題はどこにあるのかを意識しながら質問を投げかけている参加者の姿が印象的でした。

ストーリー・オブ・セルフ:ストーリー・オブ・セルフは、自分の想いや活動の原動力はどこから生まれてきているのか、そして、その原動力が今にどのように繋がっているのかについて、自分のことを語る方法を学びます。「5分でストーリーを作って、2分で話して!」なんて、参加者の皆さんは、時間に追われながらも自身のストーリーを語り、チームメンバーのストーリーを聞いたその場には、共感と激励で暖かい空気が生まれていました。

 

年齢も興味もバラバラなのにこんなにも一体感を感じられるなんて

1日目の後半は関係構築とリーダーシップチーム構築。

関係構築:関係構築は、前半で学んだコーチングとストーリー・オブ・セルフを活用し、自分が一緒に活動したい人との関係づくりをする方法を学びます。「関心が近いから一緒にできそうだよね!」だけではなく、「その人が自分らしく生きられる社会って大切だよね。」のような価値観でつながっていくことがポイントです。

リーダシップチーム構築:リーダシップチーム構築では、関係構築で共通の価値観を見つけたチームメンバーが、これから活動をしていくための共有目的やルールや役割分担を決めるなど、チームとしての結束力を高めるために言語化することを学びます。参加者からは「年齢も興味もバラバラなのに、こんなに一体感を感じられるなんて」と、普段は違う活動をしている人とも共通の価値観で繋がれるという新たな可能性の発見がありました。

 

2日目の前半は、戦略I。

戦略I:戦略Iは、解決したい戦略的ゴールを明確にすると共に、どのような困難を抱えている当事者と一緒に取り組むのか、どのような方法で取り組むのかについて、社会を変革していく上での仮説作り。「彼らが直面する問題は何か?」「それらの問題はなぜ解決できなかったのか?」と根本原因を掘り下げたうえで、「その問題を解決するためには何が必要か?」を考えていきます。

 

2日目の後半は、戦略IIとナラティブ・リンキング。

戦略II:戦略IIは、戦略Iで作り上げた戦略を実現するための具体的な戦術を考えます。設定したゴールを達成するためには、どのような方法で・どのようなステップを辿ればいいのか。タイムラインに落としていくことで、具体的にするべき点が見えてきました。

 

リンキング:いよいよ最後のモジュール(単元)です。リンキングでは戦略Ⅱでつくった戦術と、1日目に学んだストーリーオブセルフの要素も使いながら、聞き手に協力を求めるストーリー・テリングの方法を学びます。自身の原動力が引き出された経験をもとに語られたストーリーを聞き、画面越しに涙をぬぐいながら、「感動した。私も同じような経験がある」「ぜひ協力したい!」という感想が寄せられました。

人間が持っている利他心や勇気が引き出されあった

2日間のワークショップを終えた参加者からは
人間が持っている利他心や勇気が引き出されあった2日間だと感じました。人を利己的にするも利他的にするも、人の輪次第だと強く感じました。
・2日間、大変濃い内容で駆け抜けさせていただきました。私に足りないものについて、目をそらさずに「これが足りない」と気づくことができました。
・この2日間は私の人生の中でランキング3に入るくらい貴重な経験でした。本当のコミュニティーに気付かせてくれてありがとうございました。
理論だけでなく、キャンペーンの仲間集めをするまでを体験的に学べたことは本当にかけがえのないもので、受講してよかったなと思いました。コーチやチームメンバーなど、様々な方々とお話できたことで、自分の視野が狭くなってしまっていたことにも気づき、また広げていただけたことに感謝します。等の声を頂きました。

新たなスタート地点に立った皆さんのチャレンジをこれからもコミュニティ・オーガナイジング・ジャパンは応援していきます!

2日間本当にお疲れさまでした。

レポート:忠村佳代子(講師、コーチ)

2022年2月26日「ファシリテーションの力で社会変革を起こそう!!~コミュニティ・オーガナイジングから学ぶ~」開催レポート

2022年2月26日 (土)13:00~、オンライン(Zoom)にて、特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会 東京支部 調査チーム主催でオンラインワークショップ「VUCA時代に求められるファシリテーターシップ シリーズ第11弾 ファシリテーションの力で社会変革を起こそう!!~コミュニティ・オーガナイジングから学ぶ~」を開催されました。

主催者団体の会員(個人事業主・経営者、企画・マーケティング、専門職など)、組織や職場のファシリテーターが全国から集まり、73名に参加いただきました。

オーガナイジングとファシリテーション

ワークショップでは、私、荒川がコミュニティ・オーガナイジングの概要、成功事例を紹介し、日本ファシリテーション協会の会員2名とパネルディスカッションの後、参加者同士で 「社会変革におけるファシリテーションの新たな視点はあるのか?」 「もしあるとしたらそれはどのようなものか?」について対話しました。

参加者はコミュニティ・オーガナイジングとファシリテーションの類似性と相違点について、対話等を通じて探究しながら、自分自身のファシリテーションの進化の可能性について期待感が高まっているようでした。具体的には次のようなコメントをいただきました。

  • コミュニティ・オーガナイジングについて理解を深めながら、ファシリテーションのあり方を考えることができた。
  • 人を巻き込む、自分事にするためには、自分の想いを伝えていくことが大切だと改めて感じた
  • 「緊迫した現場で使える実践的なファシリテーション」と「人と人との生のやり取り」を疑似体験できた
  • 声を上げられない人に、寄り添いながら勇気づける、応援している人がいることを伝える重要性を感じた

一人の当事者として現場に向き合う

あらゆる社会の課題に対して無関心でいられても無関係ではいられません。どんな問題に対してもその構造の中で自分自身が当事者であります。中でもコミュニティ・オーガナイジングでは常々、「課題に直面する当事者」に焦点を当てて、キャンペーンの立ち上げに向かいます。そのポイントが伝わったのか、参加者の方から次のようなメッセージをいただきました。

「もともとファシリテーションも社会を変えるきっかけとなる可能性を感じてやってきていましたが、自分の意見を持つことや、それを表明してもいいんだという感覚をなかなか持てずにいる方たちにもたくさん会ってきました。

そして、今置かれている環境に違和や理不尽さを感じていても、それを「仕方ないよね」「自分にはどうしようもできない」と諦めてしまう場面も多く、 そんな場面に立ち会った時に、もしかしたら変えられるのかもしれないと何か希望のようなものを感じられるような関わりができたらいいなぁと感じています。」

ファシリテーションのスキルとオーガナイジングのためのスキルはどちらが良い、悪いか、優れているか否かではなく、それぞれが必要とされる時に使えることが大切なのだと思います。今後も機会があれば、日本ファシリテーション協会の皆さんとご一緒し、社会活動におけるファシリテーションのあり方などを共に探求していけるといいかもしれないなぁと思いました。

今後の展開をお楽しみに!

荒川隆太朗(講師)

日本ファシリテーション協会のHPはこちら

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