2016年9月1-2日「コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップin久留米」を開催しました!

2016年9月1〜2日、久留米大学御井キャンパス(福岡県久留米市)にて、国際NGOピースウィンズ・ジャパンのご協力を賜り、「コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップin久留米」を開催いたしました。

日程がド平日にも関わらず、筑後地域を中心に活躍する参加者が24名と、宮崎や福島、関東からコーチ・講師陣が集い、みんなで濃い2日間を過ごしました!

ワークショップ参加者からのコメント

「チームごとに戦略を作り、その後の関係性の構築ワークでは「ガチでやるので一緒にやりましょう!!」と本気の勧誘によって、多くの賛同が得られていました。誘う方の熱意もとても大切なのだと改めて実感しました。」

「リーダーは強いひとがよいリーダーになるというわけではないこと。」

「誰かを巻き込み、行動するときは自分の中の『価値観』を明確にして、その価値観を相手の方にいかにして共有するのかを学ばせていただきました。」 

「関わる人みんなが納得できるアクションを取ることができる手法を学べたこと、トレーナー、コーチ、参加者との出会いと関係の深まり。」

特に今回は久留米で活動されている参加者が多かったこともあり、ほとんどの方がワーク前から既に知り合いという状況でした。でもワークが進むにつれて、「実はしっかり話したことがなくて、お互いよく知らなかったね」という気づきがあちこちで聞かれ、COという手法を学ぶだけでなく一気に深く繋がった“仲間”になれた気がしました。

一石二鳥!!これから、筑後・久留米からどんなことが始まるか楽しみです^^お楽しみに〜。

レポート:廣岡睦(コーディネーター+コーチ)

COJメンバーからのメッセージ(理事 依田純子) 2016年9月ニュースレターより

新年明けましておめでとうございます。
皆さん今年はエキサイティングな年になりそうですか?
私にとってエキサイティングな出来事は、2月6日から始まるハーバード大学のオーガナイジングのオンライン・コースのティーチングフェロー(TF)として、ガンツ先生のクラスのセクションを受け持つことです。この3ヶ月半のコースは、私がハーバード大学で受講したコースをオンライン化したもので、世界中から120人が参加します。各自のキャンペーン・プロジェクトを中心に全員が参加するガンツ先生の授業や、TFが指導する少人数のセクションなどで構成され、毎週オンラインでクラスが開かれます。授業も課題も英語ですが、私のセクションに入れば日本語で1:1ができますので是非日本からも参加してください。

代表理事からの報告にあるように、2期目の理事会が発足しました。私も理事として続投する事になり、残り1年間半COJを全体的にサポートしていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。オンライン・コースの他のTFはアメリカ、カナダを始め中東、ロシア、東欧の経験豊富なオーガナイザー達で す。6人のTFとガンツ先生で 世界各地からのキャンペーンをコーチしますので、その経験をCOJの実践伴走やワークショップに生かしたいと思います。

去年は残念ながら東京でワークショップを担当する機会はありませんでしたが、私がシンガポールで運営するNPOクリンクトでは、アジアの人身売買防止教育の為のリーダシップ養成の一環として、シンガポールでは難民支援団体とオーガナイジング、そしてカンボジアではカモノハシプロジェクトさんとパブリックナラティブのワークショップを行いました。来週はミャンマー北東部のカチン州で、6団体に人身売買防止トレナー養成ワークショップを行います。人身売買が横行している地域で、トレナーに勇気を持って教えてもらう為、7日間のプログラムの中にパブリックナラティブを盛り込みました。

今年も”think globally, act locally” をモットーにグローバルに考えローカルに行動し、草の根でオーガナイジングを広げていきたいと思います。

 

新理事体制のご報告(代表理事 鎌田華乃子) 2017年1月ニュースレターより

新年あけましておめでとうございます。
2016年は仕事でも世界でも思いも寄らないことが起きる一年だった気がします。
2017年は皆様にとって良き「驚き」と喜びの多き一年になりますよう祈念しております。
 

COJは2年に一度理事の改選をしており、昨年11月に二期目の理事が決まりました。

立ち上げ期の2年が終わり、これからの2年は培って来た地盤を発展させる2年になると考えています。その大事な2年を理事として全うすると決意したメンバーです。
 
鎌田華乃子(代表理事)
室田信一(副代表理事)
池本修悟(副代表理事)
松澤桂子
山本佑輔
依田純子
 
 
今回、一期目の理事を務めた荒川あゆみさん、小田川華子さん、林大介さん、古川美幸さんが退任されることになりました。日本に知られていないコミュニティオーガナイジングを広めるCOJを立ち上げるという、まさに私たちが提唱している「不確実な状況で目的を達成する」リーダーシップを発揮してくれた一期目の理事メンバーにこの場を借りて感謝いたします。
 
現在理事は今後のさらなるCOJの発展を目指した体制作りを行なっています。日頃応援してくださっている皆様のご期待に応えられる組織になりますよう、理事ならびに運営メンバー一同で頑張って参ります。
 
今後ともどうぞご指導、ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。
 
代表理事 鎌田華乃子

代表理事 鎌田のインタビューが朝日新聞朝刊(1月12日)に掲載されました

「(2017私の想い:5)家庭と仕事、文化変えよう 鎌田華乃子さん」

ご一読ください。以下、鎌田のコメントです。

「女性の働き方について」インタビューを掲載いただきました。社会に出て唖然としたのが「男女の差」ってあるんだ、ということです。自分が頑張れば認められると思っていたけど違う。家庭を守るのが女性、仕事をするのが男性、という固定観念の壁。それを変えたいと思っても意思決定層には女性はいないというパワーの壁。「システム(制度)だけでなくカルチャー(文化)を変えること」とありますが、文化を作るのは私たち、既存制度を維持させているのも私たちです。私たちが変われば変わって行きます!

浜辺隆之

ワークショップに参加した動機は?

2016年8月に開催されたプレCO研修に参加した職場の上司や同僚からのススメがあり参加しました。私は現在、大阪市のボランティア・市民活動センターで、NPOや市民活動団体、学校や企業、社会福祉施設や地域団体など異なる主体同士が、地域や社会の課題解決に向けて「協働」して取り組むためのコーディネートを行っています。団体の目的や価値観が違うひと同士が、共通の目的をもち、互いの強みを活かしながら一緒に地域課題に取り組むためには、「共感」し合うプロセスが必要だと感じていました。さらに「協働」を喚起するためには、関わるひと同士が「対等な関係を構築する」という要素も重要です。コミュニティ・オーガナイジングはこれらの要素を満たしてくれるものであり、ワーカーとしてぜひ身につけたいスキルと思いCOワークショップへの参加を決めました。

ワークショップに参加した感想は?

一言でいうと「自分自身と向き合い、価値観を探し続けた」2日間でした。これまで自分が大事にしてきた「私の価値観」や「社協ワーカーとしての価値観」をうまく言葉にすることができず、自分の信念や存在がいかに曖昧なものであったかを思い知らされました。しかし30分ほどの講義の後、チーム演習を行い、共有・振り返りをするという流れを分刻みで繰り返すプログラムは、立ち止まることさえ許されず、とにかく「やってみる」「語ってみる」というチャレンジの連続でした。と同時に、チームメンバーや他の参加者のストーリーを聴き、相手の価値観や原動力に触れることで、自分の心が動かされるのを強く感じました。それは参加者一人ひとりが限られた時間や条件の中で、自分自身の価値観と向き合い、それぞれが絞り出したストーリーに共感し合えたからだと思います。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

1つ目は2日間の長丁場の研修であったものの、プログラムごとに明確な演習ゴールが定められていて飽きる暇もなかったことです。事前資料の読み込みを前提に、まずは耳で講義を聴く、次に実際に人々を動かした過去のスピーチやCOコーチ陣の模範の動画を観る。そして最後に自身で考え実践してみる。これらを繰り返す中でコミュニティ・オーガナイジングに必要なスキルを着実に、また段階的に身につけられる内容になっていたと思います。2つ目は単なるグループワークの繰り返しではなく、自分たちでノーム(グラウンドルール)や役割を決め、共有の価値に基づいてミッションを定め、創造的に戦略を練っていく過程で、特定の人がリードするのではなく、参加者一人ひとりがリーダーシップを発揮しながら主体的に学ぶことができた点です。「他人任せではなく、自分の持てる力で少しでも良いものを創りたい」と思えるワークショップでした。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

今回私は業務としてこのCOワークショップに参加することができました。それは一足先に8月のプレ研修に参加した上司や、職場の仲間の理解があったからです。社協ワーカーの中には自己研鑚として休みの日に研修や講座に参加する職員も少なくありません。ですが、そこで得た学びを自職場で共有することは容易ではありません。今回、業務として参加を後押ししてもらえたことに感謝し、復命報告はもちろんのこと、大阪市区社協から参加した5人の「同志」とともに、もう一度このCOワークショップの学びを深め、多くの仲間に広げていきたいと思います。

内田大

ワークショップに参加した動機は?

私がこのワークショップに参加した動機は、大きく2点あります。1点目は、組織化とは何なのか、どんな意味や役割を含んでいるのか改めて学びたかったからです。大津市では、学区社会福祉協議会が地域福祉の基盤で、民生委員児童委員がその第1線の担い手として、地域福祉を推進してきた歴史があります。とは言うものの、社協に入職してもう3年を迎えようとするなか、組織化って何?組織された団体の支援だけでいいの?むしろ組織された団体の支援さえもできているのか、悶々としていました。2点目は、このワークショップに参加する社協ワーカーやNPOの方々が今どんな問題意識を持ち、このワークショップにどんな期待を寄せていて、どんなビジョンを持っているのか興味があったからです。多様な課題が地域社会にあるなか、どうやって地域福祉を推進する体制を厚くしていくか、各種団体と手を結んでいけるか、そのヒントを参加者の皆さんからを得たかったからです。

ワークショップに参加した感想は?

グループの方々や参加者の皆さんとのやりとりがおもしろくて、あっという間の2日間でした。正直、何がどう自分のものになったのか、受講した内容が理解できたかと問われると決してそうではありませんが、今後の実践や同志の話を聞き、振り返りを意識するなかで、ちょっとずつ身についていくのではないかと楽に構えられるようになりました。一方で、話し合いや異質性を尊重することの大切さ、特に難しさも感じました。所属も価値観も違う異質な人たちとのゴール設定や戦略を練る協働作業は、話し合いの何がどう大切で、話し合いのプロセスをどう共にするのか、あるいは評価するのか、そのポイントが少し掴めたように思います。今後実践のなかで、私や私達がなぜ話し合うのか明確にし、互いの異質性を担保しながらゴールに向かって取り組んでいくことを意識していく必要があると感じました。

今まで参加したワークショップとの違いは?

自分の価値観を改めて探り、どの言葉を選び、どう語るのかは、これまでに経験したことのない作業で、語りを中心としたワークは新鮮でした。時間の制約というハードルも加わり、一つひとつのワークについていくのがやっとだったと思います。また今まで参加したワークショップは、講師-自分の1対1の関係だったように思いますが、COワークショップは、講師やグループ、参加者全員が一緒になり、連帯感をもって取り組む協働作業であったことが大きな違いのように感じます。コーチがいること、同志がいるという安心して語れるシチュエーションであったからこそ、いつもの自分より少しチャレンジができたように思います。

今後どのような活動に活かしていきたいか?

今回のワークショップを受講して、実践の楽しみや可能性が広がるのではないかとわくわくしています。改めて、なぜ私や同志がその課題に取り組むのか、根底にある価値観を分かち合いながら進めていくことを意識しながら組織や地域の方々とともにありたいと強く感じます。そのためにも、セルフ、アス、ナウを訓練し、パブリックナラティブを実践でどんどん使っていきたいです。また、戦略の講義で学んだタイムライン等の図式は、同志と共有する際に積極的に活用していきたいと考えています。この図式を用いることで、担当している事業についても、同志は誰か、戦略と戦術、ゴールは何かより明確にできるのではないかとワークショップを通じて体感しました。

活かせそうなことを記しだすと切りがないですが、今回のワークショップでの一番の収穫は、これまでの自分よりもう少しチャレンジできるチャンスが思いのほか、ありとあらゆる場面に潜在しているということです。自分がこれまで見落としていた様々な機会があったということを内省しつつ、今後の実践においてCOを意識して取り組んでいきたいです。

竹越直子

ワークショップに参加した動機は?

「コミュニティ・オーガナイジング」に惹かれました。私は2年ほど前まで8年間地域包括支援センターに配属されていました。個別支援事例から見える課題を地域の課題につなげていくこと、そのために伝えていくことや取り組み方の難しさを当時から感じていて。取り組み報告会等を通じて地域と共有し始めた平成27年4月に現在の「見守り相談室」に異動となり、地域で名簿をベースとする見守り活動を進めていくことになりました。困りごとを抱える個人ではなく、地域団体へのアプローチや説明をすることが多くなり、私たちと地域の方々が目指していくところ、その中で自分が果たす役割について考えあぐねるように。そんなタイミングでしたので、少しでも学びたい、という思いが動機です。

ワークショップに参加した感想は?

まず事前課題に怯み題材の持つ歴史と重みに怯み、9時から19時30分までの長丁場と小刻みなタイムテーブルに慄きました。でも日頃こんなに勉強させてもらえる研修ってないよね!と。気を強く持ち参加した1日目、「価値観」に悩みます。私の価値観、今の業務における価値観、私はちゃんと伝えられてきた?自分のこれまでと今を振り返り焦点が結びきれないことに苦しみつつも、コーチングを始めとする演習に息をつく暇もなく。2日目、与えられたミッションに向かってチームでやり遂げていく一体感、時間に追われ苦しみながらも得られた達成感と充実感。沢山の方法と考え方にとてもエンパワメントされました。

今までに参加したワークショップとの違いは何ですか?

ガンツ博士の実践からつくられた「方法と考え方」。研修自体が一つのキャンペーンだったこと。学んで即やってみる。そのために求められる集中力。自分の持っている引き出しをバタバタ開け閉めして、チームのメンバーの持っている引き出しにわくわくしました。これまでに身に着けていることが初めて聞くワードや理論と重なると嬉しく、同時に足りない部分が見えることに一喜一憂して。持てる力を目いっぱい引き出してくれるという意味でこれまでにないワークショップでした。

コミュニティ・オーガナイジングを今後どのように活かしたいですか

現在地域でのワークショップを展開しています。なぜ地域で取り組む必要があるのか。一緒に考え、それぞれの強みをより分け、目指すべきところを共有するのに活かしていきたい。ただパブリックナラティブが「スピーチがメインの使い方ではない」「目標は台本を作ることではない」とあるように、表層だけをなぞることのないよう、一緒に参加した仲間と共に深めていきたくも思っています。

磯依里子

ワークショップに参加した動機は?

2年前、ガンツ博士が来日した際のイベントに参加したことが、私とCOJとの出会いでした。当時は「ストーリー・オブ・セルフ」のみのワークショップだったのですが、ガンツ博士の熱気と、短時間で私の価値観を掘り起こさせられた経験とが相まって、私の中で忘れられないワークショップ体験の一つとなっていました。教師となって2年目の現在、教員を対象としたイベントの企画をしている中で、ふとCOJのことを思い出しました。教員同士で「ストーリー・オブ・セルフ」を語れる場を作ることができれば、より一体感が高まり、結果として、子供にプラスの影響を与えられるのではないか…。 思い立ったら即行動、ということで、すぐに知人を通じてCOJの鎌田さんを紹介していただき、「ストーリー・オブ・セルフ」はもとより、コミュニティー・オーガナイジングの学びを深めるために、このワークショップに参加するに至りました。

ワークショップに参加した感想は?

最高に楽しく、最高に疲れた二日間でした。膨大な量の学びがあり、学びの後は、即座にアウトプットを求められ、さらにアウトプットしたものを、グループ内でピアコーチングをし合う。綿密なカリキュラムと、緻密に計算されている時間設定との相互作用により、非常に質の高い学びをすることができました。 

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

今まで参加してきた他のワークショップと比較して、COJのワークショップは、学習定着率が非常に高くなるように構成されていたと感じます。教師の研修でよく話題に上る、「ラーニングピラミッド(学習定着率を体系化したモデル)」では、学習がより能動的・主体的になればなるほど学習定着率が高くなる、と言われています。COJのワークショップではコーチングをしたり、自分自身を語ったり、他者と交渉したりとあらゆる種類の能動的・主体的なアウトプットを、これでもかというほど求められました。だからこそ、こうして振り返りを書いている今でも「ええっと、何を学んだんだっけな」などどならずに何を学んだかを具体的に思い出せるほど、非常に記憶に残るワークショップでした。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

学校こそ、コミュニティー・オーガナイジングが活きる場所だと、強く感じています。同じ職員室で席を並べている先生方一人一人とは、日常的な話はすれど、その先生が「なぜ教師という選択をしたのか」「どんな価値観を持って生きていて、子供にはどのように生きて欲しいと願っているのか」ということは、詳しく語り合えていないような気がしています。ただ、それは語り合えていないだけであり、一人一人の先生方が「強い思い」を持っているということは、日常のあらゆる場面で垣間見ることができます。だからこそその価値観を改めて言語化して、共有して、教員同士の「ストーリー・オブ・アス」を作り上げることができれば、もっと子供たちをエンパワーできる学校作りができるのではないかと強く思います。

ということで、2017年3月に有志の教員の方々と共に、「ストーリー・オブ・セルフ 先生ver」を、勤務校の自治体でキックオフすることを計画中です! 

四国初!徳島市でコミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ 《パブリック・ナラティヴ編》を開催します

~ストーリーを語り、仲間を集めて未来をつくる方法を学ぼう!~

過疎高齢化による地域の疲弊や、子どもの貧困、食の安全。わたしたちの社会には、さまざまな課題があります。

どうしたら、そうした課題を解決できるの?
仲間を集めたいんだけど、どうやってやればいい?
どんなふうに周りに伝えていけばいいんだろう?

その方法を学ぶのが、このコミュニティ・オーガナイジング・ワークショップです。普通の市民が立ち上がり、それぞれが持っている力を結集して、社会の仕組みを変えていく。今回お招きする講師の鎌田華乃子さんは、アメリカでその方法と考え方を学び、日本で広める活動をされています。今回の講座では、「パブリック・ナラティヴ」と呼ばれる手法を中心に学びます。

これは、“自身のストーリーを語って聞き手の共感を呼び、共に行動する仲間を増やす” ためのアクション。コミュニティ・オーガナイジングにおける5つのリーダーシップのうちの1つです。その考え方と方法を、1日かけて実践的に学びます。「自分発」で地域や社会に変化をつくっていきたいみなさん。ぜひ一緒に学んでいきましょう!お待ちしています。

村木理恵

ワークショップに参加した動機は?

2016年8月のプレCO研修に声をかけて頂き、参加したのがきっかけです。そこでリーダーシップについての話があり、私たちの目指すべきリーダーシップは、これだと思いました。普段の仕事の中で、中々活動の輪が広がらなかったり活動が根付かない事がありますが、COでは伝えた相手がまたその次の人に伝えその人がまた次の人へ…共感を広げていくスノーフレーク・リーダーシップはまさに地域活動に必要な事だと思い、もっとCOを勉強するべく今回のワークショップへの参加を決めました。

また、リーダーシップについて「好きなようにやっていいよ。後の責任は私が!」というような形ではなく「不確かな状況の中でも目的を達成できるために、その過程すべてに責任を引き受ける」という話を聞き、心から納得!!自分自身が後輩に対して、地域の方に対してできているのか?自分の働き方、職場のあり方も考えたいと思い、職場の先輩、後輩も誘って一緒に参加させて頂く事にしました。

ワークショップに参加した感想は?

価値観というものがいかに大事かを改めて感じた2日間でした。グループワークでの印象深かった一言があります。私が自分の困難・選択の話をした際、コーチが「同じような経験をされた方はきっと他にもたくさんいて、それを選ばない人もいる中で、どうしてあなたはそれを選んだの?」と。そこではじめて、意識していなかったけれど自分の中で大切にしている思いがある事に気づきました。誰かと一緒に行動を起こそうという場合には、まず相手の価値観や関心を知り、自分自身の価値観とすり合わせていく必要があります。そのためには自分自身の(または組織の)価値観とまず向き合い、整理し、そしてそれを表現する必要があると感じました。

同じ話を聞いても同じ本を読んでも人の心は同じように動かず、大切にしたい所が人によって違うからこそ「なぜ(それを大切にしているの)?」を掘り下げていくことで、共感が広がり同志が増えていくのだと実感する事ができました。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

みなさんも同じだと思いますが、講義の後で必ず演習があるのが斬新でした。講義を聞いた時は「なるほど!」と納得しても、実際仕事に使う頃には忘れてしまっている、という事がよくありますが、今回は演習をしているのでだいぶ記憶に留まっています!この間地域の方と話していて、途中でこの演習を思い出して、話の仕方を変えた事がありました。あとは、チャント!今でも思い出して笑ってしまいます。今回のワークショップでは、チャントを含め、色々な所で会場のアス感を高める工夫がされていて、一体感がありました。

一歩ふみだしてチャレンジし一体感を高める事ができたのは、安全に転べる環境を作って下さっていたからだと思います。自分を語れる安全な環境づくりのために、コーチ等スタッフの方がいて、みんなの決まりごと(ノーム)があって、時間もしっかり設定されていて…。思いっきり転んで、落ち込んで、それでも充実した2日間でした。研修で出会えた全ての方に感謝です。今度は仕事で、この研修のような特殊な環境にいなくても、何気ない活動の中でアスを意識してもらえるような働きかけができたらと思います。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

研修の中で最も興味を持ったのが、パブリック・ナラティブです。セルフ、アス、ナウのそれぞれでもかなり興味深く、説得力があったのですが、それを合わせて伝えていくのは、実践でも活用したいと思いました。ただ、実際地域の方に伝える時には、セルフ、アス、ナウを全て伝えられる機会は本当に少なく、難しいというのも研修後の仕事の中で実感しています。ですが、自分の中で意識をもつという事が大切!そして「どのように行うか」だけでなく「なぜ(今)必要か」という意識をもって伝える事を実践していきたいと思います。

また今回、同じ職場から3人一緒に参加させて頂けた事が、今後の実践に大きく影響すると思います。自分1人では、COの考え方を広げる自信がないのですが、共通言語をもつ仲間が3人いれば、地域に対してまたは職場内でも、COを使った実践を広げられるのではと思っています。

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