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山本 尚明

コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ・イン・ジャパン

ワークショップに参加した動機は?

藤沢に2014年11月にオープンするFujisawaSSTスクエアラボ”FERMENT”における地域コミュニティ醸成のためのコンセプトやコミュニティを醸成する仲間を見つけるために参加しました。

ワークショップに参加した感想は?

企業内では、story of self を安心して共有する場所・舞台がなかなか存在していないことに気がつきました。また、それらの声に耳を傾けないことで 取り組む仕事に共感を持ててないことも課題として意識できました。正直、二日間、そして、その後の半年は、学んだ内容を咀嚼するのに精一杯で失敗もしましたが、1年たって気がつば、今自分自身が携わっている仕事に、story of self, story of us, story of now のない仕事は無くなりました。先月同じワークショップの参加者の方とインドで再会して、昨年12月のこのイベントの話しになりました。私がWSの場で語った高校の頃の震災の体験のストーリーを覚えていてくれてうれしかったとともに、心の深いところで繋がったり、議論できるベースが出来ていることを嬉しく思いました。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか

顧客やコミュニティと共創しながら商品、サービスを作り上げていくことで、より人間中心デザインでありかつ、顧客とストーリーを共有しながらソーシャル・インパクトがだせる商品を作り上げたいと思います。また、FERMENTでもぜひ、ぜひcommunity organizing のワークショップを行いたいと思います。

駒崎 弘樹

参加したワークショップ

コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ・イン・ジャパン

COを今後の活動にどう活かすか

国民が自身の手で社会を変えていくためにも、コミュニティオーガナイジングの手法は必要です。

葛巻 徹

コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ・イン・ジャパン

ワークショップに参加した動機は?

今、岩手では、復興へ向けて、地域の課題解決に挑んでいる方がたくさんいらっしゃいます。皆さん、本当に貴重な活動をされています。私はそういった皆さんの活動が推進されるよう、応援する事を仕事としています。

しかし、中々そういった皆さんの活動や考え方が地域の方に理解されなかったり、また、広がりが弱いと感じる場面に多々会いました。自分たちの未来は自分たちで切り開いていく、そんな方々の活動がもっと広がっていく方法を探していて出会ったのが、コミュニティオーガナイジングでした。まだ私も確信が無かったので、「岩手で活動する皆さんに活かせるか!?」という感覚が最初の参加の動機でした。

 ワークショップに参加した感想は?

私は昨年12月のワークショップに参加させて頂きました。確かに、2泊3日という短い時間の中で、もの凄いスピード感でのワークショップ、戸惑いもありましたが、東北で活動しているメンバー同士のチームワークもあり、なんとかやりきる事ができました。このWSの良さの一つは、セルフを実際にやったり、自身と他者の考えをダイレクトに聞くことが多いので、受講者全員に絆のようなものが生まれることです。

WSを受けた後、感じた事としては、実はこのコミュニティオーガナイジング自体はあまり目新しい事ではないのですが、日常的な活動のプロセスが体系づけられる事。共感を広げて行くという手法については有効だといういうことです。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

2014年の夏に東北(宮城県)で、このワークショップを開催しました。そして2015年の2月には、岩手での開催が予定されています。自身として実践し、それを皆さんにも広げていく事と、日々の活動フィールドに近いメンバーも一緒にこれを推進するコミュニティをつくっている段階です。岩手の皆さんにも是非受けて頂きたいです。

菅野 祐太

【ガンツ博士来日記念】2014年コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ

 

ワークショップに参加した動機は?

私は普段、被災地域で塾を運営しており、被災地における学習環境の整備や学力の向上に向けて取り組んでおります。学習環境整備や学力向上と言葉では簡単なように聞こえますが、課題は複雑に絡み合い非常に難しいものです。もちろんNPO単独でできるようなものではなく、思いを持った方々とともに大きなうねりを作り出して行く必要があると感じていました。けれども、どうしたら良いのか分からない。そんな折に、コミュニティオーガナイジングといううねりの生み方があるというお話を聞きました。黒人という当時、相当の困難があるだろうと思われていたオバマさんを大統領にしていくといううねりを作った活動に非常に興味が湧き、ぜひ勉強させていただきたいと思いました。正直、研修を受けることで何かが変わるのだろうかという思いもありましたが、非常に良い意味で裏切られました。

 ワークショップに参加した感想は?

まず一番大きく学んだのは、コーチングのスタンスです。これまでは常に自分の考える正しいことをどのように伝えるのかについて力点が置かれていました。どうやったら納得してもらえるだろうか、どうやったらもっと伝わるだろうかといつも自分の視点でした。しかし、今回研修を受けたことで、大事なことは相手の中にある思いや価値観と共鳴することが大事なのだと感じました。それは自分の思いを単純に伝えるだけでなく、相手の考えていることに単純に共感するだけでもなく、お互いの価値観を共有していくことだと感じました。またその考え方を基盤とした上での、ストーリーオブアスも非常に勉強になりました。お互いの価値観を共有した上で何が課題なのか、何が実現したいことなのかを常に個人でなく、“私たち”という視点で考え、それも一つの団体を超えて課題解決に関わるであろう全ての同志での視点で考えるということが非常に新しい気づきでした。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

教育というのは、成果の評価がしづらく、価値観や思想も様々なために簡単に変革が起こる分野ではないかもしれません。ただ、今私のいるところでは、本当にたくさんの人達が子どもたちのためを思って、時間を割き、実際に行動しようとしてくれています。都会で生まれた私にとっては、地方のつながり力というものに非常に驚かされています。ただそれが点ではなく線にし、面にしていくことが必要です。おそらく向いている方向性は変わらないと思うので、価値観や思いをまずは私自身が知ること。そして今回学んだ手法を通して、適切なタイミングと手法で働きかけていくことをしたいと思います。コミュニティオーガナイジングはそれぞれのコミュニティが持っている潜在的な力を引き出すツールだと感じました。正直、まだ消化しきれていないところも多いですが、実地で訓練していきたいと思います。貴重な機会を頂きありがとうございました。

秋本 可愛

コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ(10月12日13日)

ワークショップに参加した動機は?

コミュニティ・オーガナイジングの説明を読んで可能性を感じ、HEISEI KAIGO LEADERSという超高齢社会を創造的に生きる次世代リーダーのコミュニティを運営している中で、コミュニティ・オーガナイジングを今後活動に活かしたいと考えたため。

 ワークショップに参加した感想は?

コミュニティ・オーガナイジングで学ぶ1つ1つの要素は、新しく旗を振って何かを起こさなくても、普段から様々なシーンで活用できると思いました。また、ワークショップの中で有り難くも私の活動を軸にキャンペーンを作って頂いたので、2日間のワークショップだけで終わらさず今後に繋げたいと思います。私に取ってワークショップで2日間一緒に学んだ仲間との出会いも宝物です。

小口 幸人(おぐちゆきひと)

慶應義塾G-SEC復興リーダー会議第三期 

ワークショップに参加した動機は?

東日本大震災から3年が経ち、何とも言えない行き詰まり感を持っていました。震災直後の避難所相談、被災地からの提言、そして立法活動と一定の成果は上がっていましたが、風化と共に被災地への支援は先細り、私達の声は国に届きにくくなっていました。これまでの手法は通じない、そんな感じです。

これまでの仲間以外の力が、弁護士としての活動以外の何かが必要だと感じていたときに、G-SECの「復興リーダー会議」に参加する機会をいただき、コミュニティ・オーガナイジングのワークショップに参加しました。

 ワークショップに参加した感想は?

最初は何の話しをしているのか、サッパリわかりませんでした。コミュニティ・オーガナイジングが何なのかも、全く知りませんでした。ただ、しばらくしてこれが非常に完成度の高い、実践型・体験型のメソッドであることがわかってきました。頭の中は消化不良でも、体験をとおして実感できるメソッドの凄さに魅了されていました。2日半のワークショップの最後、最初はボロボロだったはずの参加者が、次々と感動的なナラティブを語っているのを見て「これをもっと身につけたい」と思っていました。被災地が本当の意味で復興するために必要なのは、そして弁護士業界がもう一歩前に進むために必要なのはこれだとわかりました。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

ワークショップの中で、ガンジーもオバマも弁護士であったことに気づかされました。弁護士は裁判所で戦うだけでなく、自らオーガナイザーとなり社会を動かす潜在能力を持っています。共感してくれる人とだけ公益活動に取り組む時代は終えて、COを学んでもう一歩前に進むべきです。仮に弁護士の中からオーガナイザーが生まれなかったとしても、大きな社会運動に弁護士が一人は必要です。日本中にCOを学んだ弁護士が増えれば、日本は社会運動が起きやすい社会になるはずです。

実は弁護士業界は変革を求められています。その一つが司法ソーシャルワーク、簡単に言えば関係機関と連携して困っている人のところへ出向き総合的な支援をするという活動です。裁判員裁判のためにNITA(全米法廷弁護協会)メソッドが必要であったように、司法ソーシャルワークに必要なメソッドは間違いなくCOです。そして、危うくなっている平和主義・基本的人権・国民主権を守り、本当の意味で民主主義を根付かせるのに必要なのもCOです。

このメソッドを弁護士業界に広めていくこと、COを教えられるようになること、弁護士の枠を越えて社会に変化を起こすことが今後の目標です。

NTT労働組合員向けサイトにて代表・鎌田の連載が始まりました。

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NTT労働組合員向けサイトにて代表・鎌田の連載「チェンジ」が始まりました。

鎌田がアメリカで学んだ、普通の市民が立ち上がり社会を変えていく活動=コミュニティ・オーガナイジングや、リーダーシップの実践など、社会生活や職場生活のヒントともなるコラムです。

https://www.ntt-union.or.jp/detail_report.php?c=0&id=749