第2回「社協職員のための CO workshop」で一般参加枠を募集!

8月26日、27日に開催される「第2回社協職員のための CO workshop」(https://t.co/ssDSaEXzOp /主催;社協職員のためのCO workshop実行委員会)に「一般参加枠」を設けることが決定致しました!

参加費について以下の通り設定致しましたので、参加を希望される方は、上記のFacebookページや、サイトにてお知らせする「こくちーず」からのお申し込みをお願いします。当方よりお振込み先やWS詳細をメールにてご案内させて頂きます。

【参加費】一般:30,000円

【日時】
2017年8月26日(土)9:00〜19:30 開場:8:30
2017年8月27日(日)9:00〜19:30 開場:8:30
※2日間通してのご参加が必須です

【会場】同志社大学 今出川キャンパス

【募集人数】18名

(全体の申込状況によっては、追加募集をすることがあります。

※参加費のお振込をもって正式な参加確定とさせて頂きます)

【補足】
社協職員向けのWS自体は別予算での運営になっております。参加費設定が一般枠と異なっていますのであしからずご了承ください。お申込み後に、やむを得ない理由によりキャンセルされる場合は、問合わせ先までご連絡ください。

ご入金後にお客様のご都合によりャンセルされた場合、下記の通りキャンセル料金をいただきます。なお、返金の際の送金手数料はお客様負担とさせていただきますので、ご了承ください。

・7日前~4日前・・・・・参加費の50%
・3日前~当日、開催後・・・・・参加費の100%

※入金後のキャンセル、ワークショップの中止・変更について
お振込みいただいた参加費はワークショップに欠席された場合でもご返金はいたしかねます。運営上やむを得ない場合、参加者に事前通知なくワークショップを中止、中断できるものといたします。 その場合、可能な限りすみやかに当該ワークショップの参加費を全額または一部返金いたします。 ただし本実行委員会の責任は、支払い済みの参加費の返金に限ります。

CO関西ひろめ隊サポーターを募集!

ワークショップを開催したり、学びを深め合う場を創るためのサポーターを募集しています。1口1,000円より、募集しております。詳細は、下記のURL等を確認ください。

フェイスブックページ「CO×関西 for 社協」(@cokansaiforshakyo)

 サイト「CO×関西 for 社協」(http://cokansai-for-shakyo.jimdo.com/

【問い合わせ先】co_kansai@yahoo.co.jp

2017年6月10-11日、東京にて第8回COJ主催コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップを開催しました!

2017年6月10、11日の2日間、浜松町の汐留ビルディングにて、コミュニティ・オーガナイ ジング・ワークショップを開催しました。COJが主催する東京でのワークショップとしては累計8回目、今年度は初めてとなります。

当日、35人の参加者が会場に集まりました。土曜日の早朝という時間帯でしたが、開始時 間には全員が着席。遠方からの参加者もいましたが、学ぶことへのポジティブさが感じら れました。 

グループは6つに分かれ、5~6名の参加者に対してコーチが1~2名がつく体制です。2 日間でコミュニティオーガナイジングの一連の流れを体験する非常にタイトなスケジュー ルに、協力し合いながら臨みました。 

過去の経験を語ることで、自分の価値観を聞き手に伝えることにチャレンジしまし た。人が行動を起こすためには、戦略ももちろんですが、何より「それをしたい」という 感情が必要です。自分の過去の感情をありありと描くことは、相手の感情を動かし、行動 を導くために重要な方法の1つです。苦戦しながらも、全員が自分の過去を語り、またグ ループメンバーのストーリーに聞き入りました。 

1日目の午後には、それぞれのグループが、メンバーで共有している目的や自分たちを奮い 立たせる合言葉「チャント」を発表しました。また、目的に向かうために自分たちに課す 約束事「ノーム」も設定したことで、結束力の強いチームが出来上がった瞬間です。 

2日目になると、目標を達成するための戦略の組み立てに入ります。 自分たちのチームが共有している問題意識を掘り下げるところから始まって、問題分析、 目標設定、そして具体的な戦術を考案していきます。 同志をオーガナイズしていくために、効果的かつ関わる人の勇気が引き出されるような 「活動のピーク」をメンバー全員で考えました。 

序盤はなかなかアイデアが浮かばず苦しんでいたチームも多かったにもかかわらず、最後に はそれぞれのチームが自分たちの問題意識をアクションに落とし込み、労使関係で悩む労 働者と経営者が歩み寄るための取り組みや、将来に不安を抱える大学生たちの挑戦する勇 気を引き出すキャンペーンといったアイデアが共有されました。

みっちりのスケジュールでしたが、晴れやかな顔で会場を後にする参加者の方も多かった と思います。 学んで終わりではありません。むしろここからが皆さんの本番です! 自分のコミュニティで仲間同士価値観を分かち合い、大きなアクションに向けた小さな一 歩を踏みしめていきましょう。 コーチ一同、皆さんのこれからの挑戦を応援しております。2日間お疲れ様でした。

文責:関口 真司(B班「知演児 」コーチ)

【外部団体主催企画】日本の市民社会とこれからの草の根活動を考える ~コミュニティ・オーガナイジング・ミニワークショップ~

<イベント概要>
グラスルーツジャパンは市民・民間の立場から政治や行政、メディアに影響を与え、社会をより良くしていこうという草の根活動を支援し、広げていくことが目的の団体です。

過去に『シチズン・リテラシー―社会をよりよくするために私たちにできること』、『アメリカに学ぶ市民が政治を動かす方法」、『日本に「民主主義」を起業する』などの著書を出版し、東京財団やシンクタンク2005・日本の立ち上げに尽力され、これまで日本の市民社会の成熟と政策インフラの整備に携わってこられた鈴木崇弘氏に、日本の市民社会と民主主義がどうあるべきかお話しを伺ったうえで、コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン共同創業者の池本修悟氏より実際に草の根活動を始めるためのノウハウであるコミュニティ・オーガナイジングを講義・ワークショップを通して学びます。

<コミュニティオーガナイジングとは?>
市民一人ひとりが、自らの価値観にもとづいて能力を発揮し、そのパワーを結集することで課題を困難を解決し、更にその挑戦が応援される社会を目指し、ハーバード大学ケネディスクールのマーシャルガンツ博士が開発したワークショップです。

(参考)2014年1月7日NHKクローズアップ現代【“物語”の力が社会を変える】
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3448_all.html

下記のような方々にご参加頂ければと思っております。
・これからの日本の市民社会に興味ある方
・仲間を巻き込むことで、課題解決に取り組みたい方
・市民・民間の立場から政治や政策、行政に関わることに興味のある方

<日程>
2017年7月9日(日)13時~17時15分(開場12時30分)

<プログラム>
13:00 開会・挨拶
13:05 Grassroots Japan主旨説明
13:15 基調講演鈴木崇弘氏「市民社会と民主主義」
13:55 質疑応答
14:05 休憩(以下コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ)
14:10 講義1『変革を創るコミュニティ・オーガナイジング』
14:30 講義2『共感を生むストーリー 私の物語の伝え方』
15:15 演習1『ストーリーオブセルフ』
15:45 振り返り
15:55 休憩
16:00 講義3『価値観を共有する関係構築』
16:25 演習2『関係構築』
17:05 振り返り
17:15 懇親会

<講師>
【基調講演】
鈴木崇弘氏(厚生労働省総合政策参与/城西国際大学大学院国際アドミニストレーション研究科)
(http://www.jiu.ac.jp/graduate/human/major/admin/index.html)客員教授。
1954年宇都宮市生まれ。東京大学法学部卒。マラヤ大学、イースト・ウエスト・センター
奨学生として同センターおよびハワイ大学大学院等に留学(政治学・未来学専攻修士号
取得)。総合研究開発機構、日本国際フォーラム、笹川平和財団、日本財団勤務、東京財団の設立に参画し同財団研究事業部長、(社)アジアフォーラム・ジャパン上席研究員、大阪大学特任教授・フロンティア研究機構副機構長、自由民主党党改革実行本部シンクタンク準備室長、自民党系の政策研究機関である有限責任中間法人「シンクタンク2005・日本」の設立に参画し同機関理事・事務局長、中央大学大学院公共政策研究科客員教授、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)事務局長付などを経て現職。91年―93年まで アーバン・インスティテュート(米国)アジャンクト・フェロー。現在法政大学大学院兼任講師、PHP総研主席研究員、Yahoo!ニュースのオーサー、日本政策学校理事・代表、グローバル政策イニシアティブ(GPI)顧問、政策基礎研究所(EBP)顧問、国会議員の活動データを集積する会世話人、未来を創る財団アドバイザー等も務める。関西ニュービジネス協議会学生ニュービジネス大賞2004選考委員長。大阪駅北地区国際コンセプトコンペ優秀賞受賞(共同提案者、2003年)。

主な著書・訳書に、“Policy Analysis in Japan”(分担執筆)、『僕らの社会のつくり方…10代から見る憲法…』(共編著)、『学校「裏」サイト対策Q&A~子どもを守るために~』(共著)、『日本に「民主主義」を起業する…自伝的シンクタンク論』(単著)、『できる総理大臣のつくり方』、『世界のシンク・タンク』『政策形成と日本型シンクタンク』『政策形成の創出』“A Japanese Think Tank”(共編著)、『政策科学の新展開』、『ハンドブック 市民の道具箱』、『日本再生のトータルプラン』、『政策形成』(分担執筆)、『シチズン・リテラシー・・・社会をよりよくするために私たちにできること』(共編著)、『アメリカに学ぶ市民が政治を動かす方法』(監訳および共訳)、『社会を変える教育』(翻訳)など。その他英和文での論文多数。
現在の専門および関心分野は、民主主義の起業、政策インフラの構築、新たなる社会を創出していける人材の育成さらに教育や統治における新システムの構築

【コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ】
池本修悟氏(一般社団法人社会創発塾 代表理事/一般社団法人ユニバーサル志縁社会創造センター専務理事)

プロフィール:
高校時代、阪神淡路大震災に際し、何もできない自分に歯がゆさを感じ、大学進学以降、NPOの事業サポートや社会活動を行う人たちのネットワーク化など様々な社会事業に取り組んできた。東日本大震災においては、762団体ものNPO団体が参画した東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)の立ち上げにかかわり、いざという時の底力と継続的な連携の難しさを思い知った。そこで緊急時だけでなく普段からセクターを超えて協働できる若者が集う学びあうコミュニティ「社会創発塾」をプロデュースし2016年には公益財団法人日本ユースリーダー協会(会長:三村明夫氏)が主催する若者力大賞のユースリーダー支援賞を受賞した。

【主催団体代表】
谷隼太(Grassroots Japan 代表)
大学在学中からNPO法人ETIC.を通しIT系ソーシャルベンチャーで働き、新規事業立ち上げマネージャーとして月間約700万人が利用する日本最大級のファミリー向けおでかけ情報WEBメディア「いこーよ」を立ち上げる。その後一般財団法人日本政策学校の共同代表に就任、経営・運営を全般を担う。経営を担って経営を再建すると共に1年半で受講者数を約2.5倍にする。2016年12月をもって同社を退社し、2017年1月草の根活動家の支援・認知拡大を行うためにGrassroots Japanを設立。

<主催団体>
主催:Grassroots Japan
共催:日本財団CANPANプロジェクト

<定員>
80名

<会場>
日本財団ビル

<参加費>
シンポジウム参加費:一般(早割)2000円、一般3000円、学生1000円
懇親会参加費:3500円

<問い合わせ先>
Grassroots Japan
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21ちよだプラットフォームスクウェア
E-mail:info@grassroots-jp.com
担当:谷

孫田博美

ワークショップに参加した動機は?

私はずっと自己流でコミュニティをつくって活動していました。「”イキイキと働きたい”同年代の若者が一歩踏み出すこと」を応援すべく、「U32の会」という若手社会人コミュニティを発起。最初は少人数の交流会を開催していたのですが、そこで自分の悩みを吐き出せて明るい顔をして帰る参加者を見て、「もっとこの会を広めたい」と思うようになりました。でも一人でできることには限界があるため、仲間を募って運営チームをつくったのですが、ゼロからチームを立ち上げた経験もあまりなく、上手くできないことだらけ・・・。タスクを一人で抱え込んでしまったり、メンバーの本音がわからず不安になってしまったりと、失敗続きでした。そんなとき見つけたのが、COJのワークショップ。「人を巻き込みながら社会を変える活動」の基礎が学べるという点が、まさに私が知りたかったことだ!と思い、すぐに参加を決めました。

ワークショップに参加した感想は?

まさに知りたかったことのオンパレードで、毎回クラスが終わった後は興奮状態で帰っていました。たった一人からどうやって仲間を増やしていくのか、そのときに具体的にどうすればいいのか、STEPに添って細かく学ぶことができ、自分の活動を広げていける!という自信をもらったように思います。また、実際に自分の想いや活動をベースにしてワークを進めていくので、自分のビジョンを整理して深堀することができたのも有難かったです。私も、ずっと「なぜこの活動をしているのか?」ということを上手く言葉にできなかったのですが、クラスをとおして自分の芯を発見することができ、活動を広げる決意を固めることができました。また、毎回同じメンバーで学ぶので、クラスのみんなが「どんなことを考えているのか」を知ることができたのも良かったです。「誰かのためになりたい」と悩みながら前に進んでいる仲間が身近にいて、大きな励みになりました。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

単に知識を学ぶだけではなく、自分自身とも深く向き合うので、「自分の芯」が鍛えられることが大きく違うと思います。COでは「社会を動かすには、”なぜやるのか”というストーリーが大事」と考えるので、自分史を掘り下げる時間が多くあります。そのため、ノウハウを学びながらも、自分の想いが回を重ねるごとに形になっていきます。外面的なテクニックと、内面的なコアの部分と、両方を鍛えることができる貴重な場でした。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

私は、悩める若手社会人が同年代と本音を分かち合う場を作ることで、「みんなが頑張っているなら私も」というイキイキした連鎖を起こせると思っています。そんな前向きな場が、全国どこでも当たり前に存在するという状態が目標です。そのため、COで学んだ仲間づくりやチーム運営の手法を活かし、「U32の会」に共感して全国で若手の交流の場をつくってくれるリーダーを見つけていきたいです。

2017年5月21日、札幌でパブリック・ナラティブ・ワークショップを開催しました!

2017年5月21日(日)、札幌エルプラザ内札幌市男女共同参画センターにて、「コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ」《パブリック・ナラティブ編》を開催しました。認定NPO法人ウイメンズアクションネットワーク(WAN)WAN基金による助成を受けて、レッツ・アステージ事務局が主催となり開催されました。

札幌を中心に、日本社会におけるジェンダーの問題に取り組みたいと考える16名の女性が集まりました。年代は30-40代を中心に、20代の方から50代、60代の方まで幅広く、また学生、社会人1-2年目の方から、主婦、会社員、フリーランス、NPOや男女共同参画のお仕事に従事している方など多様な立場の方々が集まりました。今回は1日開催ということで、コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップの中でもパブリック・ナラティブに特化したワークを行いました。

普段女性であるということから感じる様々な抑圧や不平等、社会に押し付けられる役割…これらを心に抱え、「もやもや」は感じていつつも、口に出して声高に主張できる雰囲気でもない。ジェンダー問題には、性的役割分担において女性は主張することがはばかられる暗黙の了解が内包されているため、個人の体験として「おかしい」と感じることがあっても、声に出せず、そのため問題が可視化されず、社会の変革につながらない、という悪循環があると言えます。これは、問題を認識している女性自身から力を奪うことにもつながっています。

パブリック・ナラティブは、ストーリー・オブ・セルフを語ってもらう練習を通して、自身の価値観を振り返り、それを形作った原体験を掘り起こす内省の旅を伴います。なぜ私はフェミニズムに関心があるのか?なぜ私は生きづらいと感じているのか?それはどんなきっかけだったか?誰と喋った時?その時どんな風に感じた?…なぜ、いつ、どんな時、何が起きたのか、その時の自分の気持ちは…?参加者の皆さんは様々な問いをご自身に投げかけ、周りの方とも質問し合ったようです。

問いを深めていった結果、1日のワークの最後には、具体的な情景描写やご自身の感情を掘り起こした、原体験につながるエピソードが語られるようになりました。

このような一人一人の原体験が掘り起こされ、それぞれの価値観が具体的に立ち現れる瞬間に立ち会うことができ、私自身もあらためてナラティブの力を再認識することができました。参加した皆さんは、少しずつ見えてきた価値観の原石をこれからも引き続き磨いていくことで、個人の思いから立ち上がるナラティブを獲得していっていただけたらと思います。日本のジェンダー問題に関心を寄せる個人として、私もさらにナラティブを磨きジェンダー問題に関心を寄せる人の共感の輪を日本社会で共にに広げていっていけたらと思っています。

最後に、札幌までお招きくださったレッツ・アステージ事務局の皆様、ありがとうございました。

文責:コーチ 武村若葉(Change org. 広報)

2017年6月開催決定!コミュニティ・オーガナイジング・フルワークショップ

2017年度最初の東京でのCOワークショップを開催します!

皆さまお誘いあわせの上ご参加ください。

ーーー以下、詳細ーーー

コミュニティ・オーガナイジング・フルワークショップ

<対象>
●市民1 人ひとりが、自らの価値観にもとづいて能力を発揮し、そのパワーを結集することで、本気で課題や困難を解決したい方
●これから活動を始めるために、自分の価値観を伝え、一緒に活動してくれる仲間を集める方法を学びたい方
●すでに活動しているチーム内で、チームメンバーに共通する価値観を探して関係性を高めたい方
●チームメンバーと一緒に活動する戦略を作る方法を学びたい方

<講師>
会沢裕貴(あいざわゆたか)
特定非営利活動法人 コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン
リージョナル・オーガナイジング・ディレクター(地域実践担当)

茨城県水府村生まれ。
茨城県で最北に位置する過疎の村出身で、幼い頃から衰退していく地域の中で育ち、衰退した街を再生できないかと建築の道に進む。
大学院修了後、不動産会社、商業施設の開発コンサル会社に勤務後、2014年10月に地元茨城にUターンし、茨城県の地域おこし協力隊として実践型インターンシップ事業の立ち上げを行うと同時に、コミュニティ・オーガナイジングのWS講師やコーチとしてCOJに関わりはじめ、現在は全国各地のオーガナイジング・プロジェクトの事業推進などを行っている。

笠井成樹(かさいしげき)
特定非営利活動法人 コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン
フェロー

神奈川県茅ヶ崎市出身
慶應義塾大学SFC研究所 所員
社会人スクール「ソーシャルプロデューサーズスクール」代表。
過去の哲学者や、恩師「鈴木寛」から学んできた「人の可能性を広げる」ための知識をもとに、それを実現するため教材作りや、COを広める活動を行っている。
特に尊敬する哲学者は、エーリッヒ・フロム。
著作『自由からの逃走』と『愛するということ』が人生のバイブル。

大澤祥子(おおさわさちこ)
特定非営利活動法人 コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン
フェロー

埼玉県ふじみ野市出身
ちゃぶ台返し女子アクション 共同発起人
子ども時代過ごしたアメリカから帰国後、周囲に馴染めずに感じた疎外感や無力感から、一人一人が力を発揮できる市民運動や社会運動に関心を持つようになる。日本で生きる女性が感じる生きづらさを女性が自ら声に出し、変化を起こしていくムーブメントを作りたいと思い、2015年にちゃぶ台返し女子アクションを立ち上げる。以前はコンサルティング会社でNPO・NGOの戦略策定支援に従事していた。

安谷屋貴子(あだにやたかこ)
特定非営利活動法人 コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン

神奈川県伊勢原市出身
父親の出身地である沖縄で学生時代を過ごし、自らのルーツ探しと沖縄における米軍基地問題を学ぶ。
日本という社会が、日本に住む私たち自身が声を出し行動することで、よりよく変化するために何ができるだろうかと考え続け、COと出会い大きな可能性を感じている。2017年4月からCOJスタッフと一般社団法人RCFでの福島県内のコミュニティ支援事業との二足の草鞋。

※講師情報は随時更新していきます。

<日時>
1日目:2017年6月10日(土)9時~19時30分(予定)
2日目:2017年6月11日(日)9時~19時30分(予定)
※2日間通してのご参加が必須です

<会場>
汐留ビルディングオフィスルーム
(〒105-8535 東京都港区海岸1-2-20)

浜松町駅・・・JR山手線・京浜東北線(北口)・東京モノレール(中央口改札)/下車徒歩2分
大門駅・・・都営大江戸線・浅草線(B1出口)/下車徒歩3分

<募集人数>
最大31名
※同一の団体または同一のキャンペーンの実施に関わっている方の申し込みは最大12名とさせていただきます。

<参加費>
本WSは2日間で1セットとなっており、参加費は2日間の受講費用、および2日間の昼食・飲み物代(2000円)となります。
※会場のセキュリティの関係上、途中の出入りが難しいため、昼食や飲み物(会場内に自動販売機はございます)、お菓子などをこちらでご用意させて頂きます。
※学生料金は、25歳以下で学生証をお持ちの方に限定させて頂きます。

社会人:4.2万円
学生(25歳以下):1.7万円
団体割(同一組織・団体内で3人以上で参加の場合):お1人4万円※サイトからのお申込みではなく、直接takako.adaniya@organizing.jpまでご連絡ください。

<お申し込み方法>
以下の申込サイトにアクセスし、必要事項の記入と入金をお願いいたします。

https://goo.gl/ab1v9Q
参加費のお支払いが済んだ時点で、お申し込み完了となります。
※お支払いは、クレジットカード決済とコンビニ決済があります。

<入金後・決済後のキャンセル規定について>
ご入金後にお客様のご都合によりャンセルされた場合、下記の通りキャンセル料金をいただきます。
なお、返金の際の送金手数料はお客様負担とさせていただきますので、ご了承ください。
・7日前~4日前・・・・・参加費の50%
・3日前~当日、開催後・・・・・参加費の100%

※入金後のキャンセル、ワークショップの中止・変更について
お振込みいただいた参加費はワークショップに欠席された場合でもご返金はいたしかねます。運営上やむを得ない場合、弊法人は参加者に事前通知なくワークショップを中止、中断できるものといたします。 その場合、可能な限りすみやかに当該ワークショップの参加費を全額または一部返金いたします。 ただし弊法人の責任は、支払い済みの参加費の返金に限ります。

お申し込み後のご連絡は、当方へは下記連絡先に、当方からは申し込み時にご入力いただいたご連絡先にご連絡させていただきます。申し込み後ご変更等ございましたらご連絡ください。その他、不明な点がありましたら、以下まで連絡をお願いいたします。

<NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパンについて>
詳しくはコミュニティ・オーガナイジング・ジャパン公式Webサイトへ。
URL:http://communityorganizing.jp/

 
 

お問い合わせ先

特定非営利活動法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン
〒105‐0004 東京都港区新橋4-24-10 アソルティ新橋 502
TEL:03-6450-1842
担当:安谷屋(あだにや)
E-mail:takako.adaniya@organizing.jp

2017年3月11-12日、「コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ in 山梨 -山梨のソーシャルワーカーが、コミュニティ・オーガナイジングを学ぶ-」を開催しました!

2017年3月11-12日の2日間、山梨県笛吹市の山梨県立博物館生涯学習室において、コミュニティオーガナイジングヤマナシ(COY)主催「コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ
in 山梨 -山梨のソーシャルワーカーが、コミュニティ・オーガナイジングを学ぶ-」が開催されました。
山梨県内で活動する社会福祉士を中心の他、県内外で活動するNPO等の団体の方や学生さんなど、総勢30名の方が集まりました。普段、社会福祉士会の研修などで顔を合わせている人たちも多かったのですが2日間のフルワークショップということもあり、これまでの研修とは少し違う雰囲気に、戸惑いを見せていた方もいました。
聞きなれない言葉を前に研修についていけるのだろうかと不安になったり「コーチング」「関係構築」「ストーリー・オブ・セルフ」と演習を進めていくうちに、これまで気づかなかった自分の困難さや選択、そして価値観が徐々に表出されていくようになったり、講義中の動画を見てこれなら出来そうと思い、いざやってみようとすると全くできなかったりと、まさに転びながら少しずつ自転車に乗れるようになる練習をしました。
年度末で忙しい貴重な土日の2日間をタイトでボリュームのあるワークショップで過ごすという困難さを抱えた同志が、オーガナイジングを学ぶという選択をしたことで価値観を共有し、最後はそれぞれのパブリックナラティブを語ることにより会場は何とも言えない高揚感につつまれ、当初の戸惑いの雰囲気はなくなっていました。
そんなワークショップに集まった同志が、今後それぞれの活動するフィールドに戻り、ワークショップで得た学びや気づきを活用してリーダーシップを発揮してもらえるよう期待しています!
文責:小山 忍(COYコーチ)

 
 

坂口 裕一朗

ワークショップに参加した動機は?

COJのスタッフの方に声をかけていただいたのが今回のワークショップの参加のきっかけです。2週間ほど前にインターンシップで市役所の方にお世話になりました。その際に「町や地域を活性化させたい、良くしたい」と熱い思いのある方々と関わらせていただくことが度々あり、市民の方々と協働してまちづくりを行うことについて興味があったというのも今回の参加のきっかけの1つです。また有効に働く組織形態がどのようなものであるのか?他にも、人を巻き込むスピーチの方法、戦略の立て方、人の巻き込み方等、様々なことを学べるということであったので、今回の参加をきっかけに、これから社会人になるうえで必要となるスキルを身につけて、自分に更に磨きをかけ、大きく成長できたら良いなと思い参加させていただきました。

ワークショップに参加した感想は?

2日間、朝から夕方までというかなりの過密スケジュールで、とても大変だったのですが、かなり良いものを学べたと感じております。まず、今回のワークショップには社会人の方が主に参加されるということだったので、何かの企画についてのグループワークや、その他の討論などに学生である自分がついていけるのか?対等に討論や議論に参加できるのか?と不安ばかりが募る状態での参加でした。しかし、グループワークを何度も重ねたりコーチ・サブコーチの方の丁寧なご指導等もあり徐々に不安が解消され、いつの間にか積極的に発言したり意見を述べたりと自然とグループに馴染めました。また最後には皆さんの前で、自分の考えたものを発表する機会をいただき、とても良い経験ができました。さらにグループで行動することが多かった今回のワークショップでは初めはみなさん初対面ということもあり、その場の空気や状況を少し気にしながらの討論になりがちであったのが、時間の経過とともに、次第にグループに一体感、団結力のようなものが生まれ何か1つの目標に向かって、みんなで行動することの素晴らしさを改めて感じました。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

私はワークショップのようなものに参加したのが今回が初めてで、他のものと比較することはできないのですが、このようなワークショップが今後も開催されるのであれば、自分を成長させるとても良い機会となると思うので、是非参加しようと思います。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

今回のワークショップで各チームが企画したもの設定したゴールやアクションはとても良いものばかりで、実現できればとても良いまちづくりのきっかけとなるのではないかと思います。そこで、自分がまちづくりに携わることがあれば少しずつその活動に関わる人を増やしながら、一歩一歩ゆっくりでいいので「住みやすいまち」を実現できたら良いなと思います。そして後にはその活動が地域や町にとどまらず、全国規模へと拡大できれば最高です。このような私たちの活動を通してたくさんの市民の方々や企業の方々などに関心を持っていただいたり参加してもらえるようになると、今回学んだコミュニティ・オーガナイジングが多くの方に拡散でき、さらにそれが広がっていくのではないかと思っております。今回学んだことはこれから社会人として働く際に活きるようなことがたくさんあったので、是非活かしていこうと思います。

2017年3月11-12日、「第2回コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップin久留米」を開催いたしました。

201731112日久留米大学御井キャンパス(福岡県久留米市)にて認定NGOピースウィンズ・ジャパン様の協力をいただき「第2回コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップin久留米」を開催いたしました。

年度末の忙しいこの時期、自分たちの住む地域で活動している方や、この街の未来を見つめる学生を含めた35名の方が参加しました。コーチは福島、東京からだけでなく前回9月に久留米で開催したワークショップの参加者が集いました。今回の参加者は街づくり活動に携わっている方、ボランティア活動に関わっている方、商いに携わっている方、行政職員、女性の支援活動をしている方など様々な分野で活躍している方々でした。

私たちコーチ陣のノームでも掲げた『久留米魂』。こう自負するように久留米人は久留米を愛してやみません。そんな文化の中で流れる『久留米時間』という、ちょっとマイペースなのんびりスタイルが今回のワークショップでは、いい意味でピリッと引き締まって流れていました。このワークショップでは時間が細かく刻まれています。「時間」が私たちひとりひとりの大切な資源だからだ、という事をまずみなさんと共有しました。

まず最初の講義“コーチング”では、

・話しながら自分の頭の中が整理されました!

・このスキルを身につけることで、初めましての方とでもコミュニケーションが取れるんだ!という声が聞かれました。

短い時間で作り上げた「ストーリーオブセルフ」

人の心を動かすのは、人の想いだということに私自身もまた改めて気づきました。

1日目、2日目と共に過ごした36名。お互いの価値観を共有し、関係を構築していくことで会場全体に一体感が生まれました。

・考えないといけないけど、考えすぎてはいけない。だからこそ発表する、練習する必要がある。

・素晴らしい仲間と学びを得られた2日間でした。

・今まで自分の意見を押し付けていたのだと気づきました。

と学びの深い感想もまた聞くことが出来ました。

・みんなそれぞれ、プライベートな困難を乗り越えてワークショップに参加しています。普段の活動や仕事では接点がなくても、誰かのために何かしたい人という想いは共通していました。ワークショップの後、COを活かしてどんな活動をしていくのか、仲間との絆が深まったこの学びの後のことを想像するだけでわくわくします!という声が印象的でした。

2日間を通して築き上げた関係は、私たち久留米の未来へと、これからもきっと続いていくことでしょう。昨年9月に初めて開催した久留米でのワークショップ参加者から、今回コーチへと一歩踏み出した仲間がいるように、今回のワークショップからも是非また新たなチャレンジが誕生していくことを期待しています。

文責:國武ゆかり(サブコーチ)

2017年2月25-26日、佐賀にてコミュニティ・オーガナイジング・ワークショップを開催しました!

2017年2月25-26日、佐賀市民活動プラザにて認定NGOピースウィンズ・ジャパン様の協力をいただき「コミュニティ・オーガナイジングワークショップin佐賀」を開催いたしました。CSO先進県としての佐賀県内だけではなく、震災があった熊本、福岡などからも含む、総勢30名が参加され、コーチ陣は岩手・福島をはじめ九州まで、本当に日本全国の人が集まりました。

今回参加者は、社会活動の現場に長くいるNPO法人理事をはじめ、行政やNGO職員など多くの社会活動に参加されている方が多いのが特徴的でした。またコミュニティオーガナイジングにおけるまさに「同志」ともいえる、当事者から活動にかかわっている車いす利用者や、疾病を抱えながら活動されている方もおりました。

参加者の皆さんは、様々な研修や活動でよく顔を見知っている方もいたり、まったく知らない中に飛び込む方もいましたが、「もっと自分たちの活動をよくしたい」「お互いに勉強しあっていきたい」と非常に高い士気を感じることが出来ました。知っている人がいないから、と話していた人々が、2日間過ごす中で、休憩時間にはお互い活発に交流される姿が印象的でした。

「???」という顔で講義を聞きはじめ、一番最初のコーチング実践では「こんな短い時間では難しいよ」と言いながらも、その後2日間、とにかく講義と実践を繰り返していきました。

参加者の顔が変わったのは「ストーリーオブセルフ」です。あの短い時間で、自分たちと仲間が全員の前で話す。特にもよく見知っている方が語る原体験。そのセルフに心を揺り動かされ、「そんな思いで活動していたんだ」「知っているつもりでも知らなかったな~」と声があちこちから聞こえて来ました。

5グループのそれぞれのチームが考えぬいた車いす当事者・貧困家庭の子供・在日外国人などそれぞれのプロジェクトの発表と、大いに体と声を張ったチャントでは会場の一体感がググッと出来ました。チーム同士のコーチングを経て、「オーガナイズってなんだ?」「同志の資源を生かす戦略ってなんだ?」と話し合い、内容を修正し、同志を変更したり、オーガナイジングセンテンスを直したりの柔軟さも生かし、良い仮想戦略が出来ました。

そして最後のナラティブ。聞く人たちがじっと見つめる中「私の子供が難病を抱え・・・」と話し始める姿に、ぐっと心を動かされ、発表者が話終えると大きな拍手が沸き上がりました。また「サガ~スィミン~」と英語調な語り口でみんなの笑いを誘う「アス」はみんなの2日間の学びを思い出す良い雰囲気を出してくれました。

まるっと2日間「おはよう」の挨拶から「こんばんは」まで一緒に過ごした仲間たち。やりきった顔で

「時間ってすごく有限で、こんなに話したいことが話せるんだ」

「セルフって、今まで語るのをためらっていた。けど、きっとこれから話す。それが大事だとわかった」

「自分たちの活動がいかに、同志の視点が抜けていたかよく分かった」

「2日間受けないと言い表せないといわれていたけど、本当だった。2日間大変だったけど出てよかった」

「お互い知っているつもりでも、セルフを聞くとまた変わる。自分を語ることから初めて行きたい」

「普段はワークショップ運営側だったから、違う視点が面白く感じられた。」など本当に多くの学びの感想をいただきました。

社会活動実践者が多いワークショップならでは、「明日から取り組む」との声も多く頂きました。これを機会にさらに佐賀・九州のコミュニティオーガナイジングが盛り上がっていくことを期待し、応援していきたいと思っています。一緒に頑張っていきましょう。

文責:佐藤美代子(コーチ)

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