ワークショップ

WORKSHOPS

参加者の声
コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ
VOICE #112 facebook twitter
高橋 美佐紀
NGO Fern 気候変動チーム・インターン

ワークショップに参加した動機は?

学部時代に青年環境NGO Climate Youth Japanで一緒に活動していた仲間(VOICE #71 黒田 琴絵)からの紹介でした。もともとCOJのことはSNSで目にする機会が多く、“市民力”を信じる者としてずっと参加したかったのですが、地理的な条件で叶わず…。今回たまたま参加できるタイミングで、なおかつオンライン開催であったことから、迷わず参加を決めました。

ワークショップに参加した感想は?

“濃密”の一言に限ります。参加者名簿を初めてみた時はその多様性に驚き、またそれは私のチームメンバーにも当てはまりました。ですが、様々な演習を通して分かったのは、関心をもつ分野が異なる人々でも、価値観まで遡ると共通のことがみつかる、ということです。もちろんそれを見つけるまでには、自分語り(ストーリー・オブ・セルフ)をはじめ、チーム内の関係構築や相手の力を引き出すコーチングといった演習を通して、「学ぶ・挑戦する・悩む・フィードバックをもらう」といった作業を参加者とともに繰り返し行います。新しいことに戸惑いながらも、挑戦することを止めず、ともに成長していく、というコミュニティ・オーガナイジング(以下CO)のワークショップは、非常に濃い学びと実践の時間でした。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

正直なところ、「丸二日オンライン開催」にどれほどついていけるか直前まで心配していました。しかし、参加者全員が熱い気持ちを絶やさず、そのようなポジティブな雰囲気が始めから終わりまで維持されていたことには驚くばかりです。それは、参加者の皆さんが目的意識をしっかり持って参加されていたことや、スタッフの皆様の関係構築・運営体制が素晴らしかったからこそ成り立つものであったと思います。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

私は学部時代に力を注いでいた青年環境NGOでの活動から少し離れ、就職を控えるところでした。今後働きながら、どのように草の根で活動をしていくかを模索しているところであり、そのヒントになるようなものをワークショップの中で見つけることが参加の目的でした。まだ具体的に「この活動をしていきたい!」というところまでは決まっていませんが、今後何か行動を起こしていくときに必要なスキルや戦略作り、運営体制といった基本的なことはつかむことができたと思います。また、ストーリー・オブ・セルフを発表した時にメンターの方がふと口にした一言がきっかけで、私にはいくつかのストーリーがあることにも気づきました。ストーリー・オブ・セルフの深堀りをしていき、より具体的な問題提起ができるようになることが直近の目標です。最後になりますが、本ワークショップを全力で運営してくださった関係者の皆様に、この場をおかりしてお礼申し上げます。