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開催レポート
コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ
CASE #93 facebook twitter
東北のこれからの為に
コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ・WS in ふくしま を開催しました!

2019年2月2~3日に「コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ ふくしま」を、NPO法人いわて連携復興センターの主催で、福島県福島市の「福島市市民活動サポートセンター」にて開催しました。

終了後の集合写真

 

今回は、岩手・宮城・福島の3県をメインに、こども食堂の実践者や行政職員の方、子ども支援をしている方など35名の方々にご参加いただきました。早割の段階で満員御礼、キャンセル待ちが出るほどの盛況ぶりで、熱くなりそうな雰囲気が始まる前から感じられました。

誰かの気づきはみんなの気づき。みんな真剣に聞いています。

2日間、朝から晩までびっちりと分単位で進んでいくワークショップ。開始時は、「何をやるのかよく分からない」という声がちらほら聞こえ、緊張感と不安と、そしてコミュニティ・オーガナイジングに対する期待がありました。私たち運営チームも深い学びを提供したい、その一心で一緒に臨みました。

不安も言葉にして共有。

私たちは「自転車に乗ること」を大切にしています。講義を聞くだけではなく、自転車に乗ってもらい、実践の練習をするのですが、その中でも、自分の価値観を語るストーリー・オブ・セルフは大きな勇気が必要だったと思います。お手本として、運営チームの一人が2分間で語るのを見て、皆さんの「え?これをやるの?」という不安げな表情。

 自分が大切にしていることを、経験を辿りストーリーとしてまとめ、はじめましての方に、あるいはよく知っている人に話すのは、勇気がいりますよね。数チームから代表で発表してもらいました。「後悔したくない」ことが原動力になっている人、「人のためになら動きたい」と思える人、いろんな大切にしていることが出て、温かい拍手が起こった時、この学びの場が成功することを確信しました。

チーム毎の発表の最後は「チャント」で締めます!

2日目は、チームで共有する価値観をベースに戦略を立てました。住んでいる場所も、行っている活動も、持っている関心が違っていても、さらには年齢だって違っていても、価値観を共有することができればチームが作れることを学んでいただく機会となりました。

 怒涛の如く流れゆく時間に追われながらも、どこのチームも脱落することなく、最後まで自転車に乗り続けられたのは、参加者の皆さんで関係を築けたからだと思います。

イメージを絵に描くとチームとして目指すものが一層明らかになります。

最初から最後まで学びに貪欲だった今回のメンバーは、ワークショップ終了後もコミュニティ・オーガナイジングのスキルを学び続けていくことになりました。何事もそうですが、自分たちで復習や応用をしなければ身につきませんもんね。一緒に頑張っていきたいと思います!福島組は3月3日に勉強会を早速します。
 さらには、20代~30代で勉強・実践をしていきたいという声もあり、こちらも少しずつ進行中。また、報告できれば嬉しいです。
 「やりたい」って思ったことは、どんどん声に出して、実行することが大切だという私自身の気付きもありました。学ぶだけでなく、日常でも活かせるように今回のメンバーと勉強会の場を作っていきます。

 ここまで、お読みいただきありがとうございました!!

レポート:木山侑香(ワークショップ運営チーム)

開催概要

開催日時
2019年2月2日・3日
開催場所
福島市市民活動サポートセンター
MAP
主催
特定非営利活動法人いわて連携復興センター