ワークショップ

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参加者の声
コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ
VOICE #117 facebook twitter
中堀一弥
Media is Hope

なぜ、気候危機に取り組んでいるのか?

数年前から、地元青森の冬に雪が降らないことがあったり、また特に西日本では町全体が浸水する豪雨災害を見て、温暖化は心配していましたが、報道も少ないし、自分でできることは、省エネなど位だと思っていました。

取り組みを始めようと思ったきっかけは2021年3月にテレビを見たことがきっかけです。

印象的だったのが、地球の深海には大海流というものがあり、一周するのに2000年かかるそうです。現在の海水温の影響が2000年後にも影響するため、気温上昇の影響は千年単位で後戻りができないことがわかりました。また、気温上昇がとまらなくなる危険なポイントまでのリミットも残りわずかということもわかりました。

今、取り組まなければ、未来永劫、地球が壊れてしまう。人間もですが、多くの生物に大量絶滅という取り返しのつかない被害をあたえてしまうことが、ショックでした。

今まで、人生の目的もはっきり定まっておりませんでしたが、地球のために自分のできることを最大限することを、自分の人生の意味にしたいと思い、現在活動しております。

ワークショップ参加前に期待していたことは?

ワークショップ参加前には、内容はよくわかっておらず、休みをとりずらい土曜休みを所得する必要もあり、参加を迷っていましたが、信頼する仲間が、ぜひ参加してほしい!気候変動をとめる活動にとても役に立つはず!など、背中を押してもらいました。

こんなに勧めるという事は、きっと大きな意味があるのではないかと思いました。

気候変動は、現在、多くの人の危機の認識がまだまだ甘く、圧倒的な、負け戦状態です。

その負け戦を覆すための、重要な戦略になるかも知れないと思い、二日間にわたる長時間のプログラムでしたが、がんばって受けてみようと考えた次第です。

ワークショップに参加した感想は?

参加して、コミュニティ形成、また、目標ゴールを達成するためにどうしたらよいか?の方策がわかり、大きな成果があったと考えています。

活動していた中で、他の人に気候変動の事を話すとき、どちらかというと、一方的になってしまっていて、相手の共感をうまく引き出せていなかったことがわかりました。

また、今までは自分のストーリーを話すことは大切とは思っていませんでしたが、行動を起こしたきっかけを、相手がイメージできるように話す、見本を見たり、実践することで、こんなにも相手の気持ちをひきつけることができるんだ!と目からうろこでした。

COの目的のイメージは、スイミーの絵本がとてもわかりやすいと思いました。

私たち、個人では、行政・企業への影響力がとても弱いですが、結束することができれば、大きな魚になって、対抗することができます。

そして、みんなで目標を目指し、達成することは、大きな喜びと感動を分かち合う事ができると思います。人生において、大切な事を学ぶことができたと思っております。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

気候変動は、今、全力でとめなければ、私たちが死んだ後も、多大な影響をずっと地球に傷跡として残し続けます。今しか、止める最後のチャンスはありません。

しっかり科学的に警鐘されているのに、多くの人が、この危機的な状況を理解できずにいます。

「ゆでがえる」の表現がぴったりで、このままでは、多くの人が後戻りできなくなってしまった状況になってから気づくことになります。

ただ、まだ希望はあります。お湯が熱くなってきている!とみんなで一致団結して、声を出して伝えたい! 

現在、気候変動の情報を日常的にメディアから発信される状態にするため、メディアを後押しするグループ「Media is Hope」で活動をしております。

気候変動を止め、未来を絶対に守る!というゴールを、必死で活動しているみんなで実現するために活かしたいと思います。