ワークショップ

WORKSHOPS

参加者の声
コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ
VOICE #130 facebook twitter
松田 唯

ワークショップに参加した動機は?

『コミュニティ・オーガナイジングーほしい未来をみんなで創る5つのステップ』の本に出会い、読み終わってすぐCOJのHPを検索。タイミング良くワークショップの開催の案内を発見しました。

出産・育児を通して、「仕方ない」のままで終わらせたくないと考えることが増えました。家庭において、仕事において、制度において、楽しくて幸せなはずの子育てにしんどさを覚えることも多かったからかもしれません。

コロナ禍においてさらに、変えたいと思うなら声を上げないといけない、様々な課題に対して自分にできることは何だろう?と感じていたこともあり、「ほしい未来をみんなで創る」というCOを体感してみたく、ワークショップへの参加を決めました。本を読みながら、私にも、私たちにも、社会を変えられる方法がある!もっと詳しく聞いてみたい!と思ったためです。

ワークショップに参加した感想は?

初対面でも価値観を共有できること、「感情が動く」を実感できたことが一番の学びだったように思います。

ワークショップ参加前、私は過去の経験から、自分のストーリーを語ること、関係構築していくことにとても苦手意識がありました。

初対面のメンバーでグループを作り、実際に自分のストーリーを語り合い、共有する価値観から共有目的、具体的な活動・戦略を練っていく演習の中で、これまで「対話をする」ことに真剣に向き合えたことがどれだけあっただろうと考えました。

“カテゴリーのとしてのチーム”ではなし得ないことがある、何かを変えたいと思った時のチーム構築のステップに触れることができました。

短い時間だった為、難しい局面もやはりありましたが、それでも参加者それぞれが現実に変えたい何かがあるからこその意欲があって作り上げれたワークショップだったと感じています。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

とても心理的安全性が高いワークショップでした!

自分のストーリーを語るのは、やはり初対面では普通ハードルが高いと思います。

ですが、コーチ自身がどうしてCOに参加しているかについてストーリーを語ってくださったことを含め、ワークショップ参加者それぞれが本気で変えたい何かがあるからこそ、自分の弱さ・脆さを曝け出しながらも「伝えたい!」が溢れていて、聞き手も真剣に受け止める、ジャッジのない2日間はとても居心地がよかったです。

不思議な連帯感が初めから存在していたように感じたのは、コーチ・運営の皆さまの雰囲気づくりのおかげだと思っています。

また、しっかりしたテキストを事前に送っていただいたので、これを2日間かけて読むのかな…?と思っていたところ、殆ど使用しませんでした!(笑)

勿論、ポイントを押さえてスライドで理論も説明してくださいましたが、演習がメインでまさに「自転車に乗ってみよう!」な時間が過ごせたことは、頭でっかちな自分にとっては大変有り難い時間でした。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

チーム演習で、有り難いことに私が実際に参加している活動に近い内容で戦略を考える機会をいただきました。

そのため参加前は今のメンバー、今の活動で、私たちの「変えたいこと」ってなんだろう?と1人悶々と考えていたのですが、終わってからは、まず自分がやっていくべきことは「対話をする」に尽きるなと思っています。

ストーリー・オブ・セルフを作り上げながら、自分の本音はどこにあるのか、まだまだ蓋をしている部分もあることに気づくこともできました。

関係構築の中で、価値観の交換やお互いの資源を把握することも重要だと学べました。

同志と一緒に未来を変えていくために、戦略を練って結果を出していくことに目が向きがちでしたが、自分自身のこと、同志のことをもっと知ることが要なんじゃないか、知らずして本当に「ほしい未来」は描けないんじゃないかと今は感じています。