2015年1月31日、2月1日、ウィルソン・ラーニングワールドワイド株式会社様の研修施設(東京都六本木)にて、「2014年度新春コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ」を開催いたしました。
今回は、東日本大震災への支援活動をされている方々をはじめ、大学准教授、NGO職員、NPO職員、大学生、医師、弁護士など、多様なバックグラウンドを持つ25名の方々にご参加頂きました。
「もっと多くの人を巻き込んだ活動にしたい」
「人々の共感を呼ぶ方法を学びたい」
「コミュニティの作り方を学びたい」
など、それぞれ参加された動機は異なるものの、
「自分たちが社会を良くしていきたい、変えていきたい」
という想いを持って参加されていらっしゃいました。
1日目の朝、ピーンと張り詰めた雰囲気の中で始まったWSでしたが、関係構築のパートが終わったあたりからオープンな雰囲気が生まれ始めました。
講義の途中、「ストーリー・オブ・アスと共感の違いは?」という参加者の方からの質問に対し、他の参加者の方が自身の体験をもとに「こうではないか?」と話し始め、「あぁ~なるほど」という声が参加者の皆さんから一斉に漏れるシーンがありました。
また、チーム内でうまく価値観を共有できたところは次々にアイデアが生まれ、キャンペーンもどんどん魅力的かつ具体的に進化していき、その加速度に驚きと興奮の様子が見て取れました。
最後のナラティブ・感想や学びの共有の時には、皆が発表者を見つめながら真剣に話を聞くなど、深い価値観でつながることのパワーとCOの持つ可能性を共有できたようでした。
WS終了後には、
「価値観でつながることの意味、その力の大きさに驚きました」
「ストーリー・オブ・セルフ、アス、ナウとつなげてパブリック・ナラティブを語った時、COの枠組みが_スッと腑に落ちました」
「これまでのWSと違い、この場が盛り上がるだけでなく、今後の活動において具体的な戦略を立てて実践していけそうです」
などの感想を頂きました。
今回のWSの翌日、参加者の方々が自発的に振り返り&マイプロ発表会の日程を決め、フェイスブックでグループページが立ち上がりました。
価値観を共有したメンバーと関係性を継続させることは、COの枠組みそのものであり、学んだことがすぐに実践されています。
今後このWSの参加者同士で構成されたリーダーシップチームから、具体的なキャンペーンが生まれていくのではないかと期待しています。
<協力>ウィルソン・ラーニング ワールドワイド株式会社様
http://www.wlw.co.jp/
レポート:会沢裕貴 (コーチ)