ワークショップ

WORKSHOPS

参加者の声
コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ
VOICE #37 facebook twitter
西垣優衣
NPO法人岡山NPOセンター

ワークショップに参加した動機は?

 私は中間支援組織の一員として、協働事業のコーディネーターやワークショップでのファシリテーターの役割を担う機会が多くあるのですが、そこには地域の課題を解決したいと強く願う様々な人が参加されます。私はそのような人たちの意見を取りまとめ、事態を前進させなければならないのですが、多様な価値観、主張をまとめきることができず、十分に役割を果たせていないと感じることが多々ありました。
 そのような中、このワークショップの目標に『チームの持つ資源を活かし、彼らの目標を達成させるリーダーシップを学ぶこと』が挙げられていたことに強く惹かれ、期待を持って参加させていただきました。
また、今回、私は岡山市の事業である「リーダー・コーディネーター養成講座」の運営スタッフとワークショップの参加者の二つの立場を兼ねて関わらせていただきました。スタッフとして運営の準備や打ち合わせを進めるうち、「このワークショップで社会課題解決の為に人を動かすことのできる力を身に着けたい!」という目標が私の中で明確になっていくのを感じていました。

ワークショップに参加した感想は?

2日間のワークショップを通して、『関係構築』に関する学びが私にとって一番印象に残っています。
コミュニティを作り上げる際、お互いの「価値観」を知り、資源を交換しながらパワーを増幅し、自分1人ではできなかったことが可能になったり、思いもよらないひらめきを生み出すことができるということを論理的に理解し、納得することが出来ました。また、ほぼ全員が初めて会う方ばかりだったにも関わらず、2日目には強い団結心で結ばれていたことで、はからずも関係構築の効果を実感することになりました。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

私が今まで参加してきたワークショップの多くは『多様な参加者がテーマに沿ってアイデアを出し合いながら合意形成をはかる』というものでしたが、コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップは『ワークショップの手法をワークショップで学ぶ』というような印象を受けました。単元ごとに講義形式で手法を学び、そのあとすぐに実践することで、経験を通して学習し自分のものにしていくという構成はとても新鮮で効果的に感じました。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

 私が中間支援組織に属していることを強みに、このワークショップで学び実践した「目標達成のための戦略作りやチーム内での関係構築の手法」や「資源を活用してコミュニティの力を高めることが出来る」というひらめきを様々な活動団体の方々にお話し、広めていきたいと思っております。
 また、私自身も学んだだけで満足せず、実践を繰り返し、技術をさらに高めていきたいと思っています。