ワークショップ

WORKSHOPS

参加者の声
コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ
VOICE #17 facebook twitter
久保サチ代
生涯現役夢追塾-北九州市

ワークショップに参加した動機は?

 生涯現役夢追塾は、定年前の50歳以上を対象とし、退職後も生涯現役としてその技術や経験を活かし、産業活動や社会貢献活動などの担い手として活躍していく人材の発掘と育成を目的に、平成18年にスタートし今年度第10期を迎えた。昨年度カリキュラムが改訂され、講座に「コミュニティ・オーガナイジング(CO)」、「プロジェクト・ベースド・ラーニング(PBL)」が取り入れられた。
 私は、昨年塾生として受講し、2年目の今年はコーチとして参加する機会をいただいた。

ワークショップに参加した感想は?

 コーチという役割に、不安と期待が交錯するドキドキ・ワクワクの参加となった。
  第一の感想は、COがより身近なものとなった、ということである。CO事例に、私たちの住むまち「北九州大気汚染と中原・三六婦人会による公害克服『青空がほしい』」が紹介され、またそれが戦略立案にまで落とし込まれて、一層理解が進んだ。
 セッションの進行は①講義②見本③演習④振り返りで構成されている。昨年見本を見て、これは分かりやすい素晴らしいと実感した。ところで今年は、コーチングとアクションのモデルを担当することとなった。脚本作成のためテキストを読み込み、事前の2回のスカイプ会議と当日のモデルチェックでは、講師から直接コーチを受けることができ大きな学びとなった。
 横文字から日本語が増え、身近な事例の紹介など、全体を通して分かりやすく工夫されていた。かのゴン(鎌田さん)の不断の努力とコミュニティ・オーガナイジングに対する並々ならぬ熱意に敬意を表します。

 コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

 学んだことを実践する機会、プロジェクト・ベースド・ラーニングが10月半ばより始まる。
昨年、COのチーム構築・戦略立案に沿って段階的に進めていったが、いつしか意識がCOから離れ、自分達流になってしまっていた。学びをどう実践に繋げていくのか課題である。
 前期課程の終わりにある塾生の「夢語り」を、COの<リーダーシップ5つの実践―1.ストーリーを創り、共有する>としスタート、一段階ずつ意識的に進めていきたい。今年は事務局の計らいで、プロジェクトの進行中に鎌田さんのコーチが受けられる機会を作っていただけるとのこと、嬉しく楽しみにしている。
 それにしても私のSELF/US/NOW、これまでの、そしてこれからの自分自身とどう向き合っていくのか、との課題を鋭く突きつけられたワークショップでもあった。