<講演概要>
本講演ではモチベーションを高めるリーダーシップを、私自身のストーリー、私たちのストーリー、行動のストーリーを語ることでどのように発揮できるかをお示します。パブリック・ナラティブと呼ばれるこの手法は2008年のオバマ大統領が米国で初の黒人大統領として当選した選挙キャンペーンで開発・導入され、世界中の多様な文化、政治、組織で効果を発揮しています。
<講演者>
マーシャル・ガンツ(Marshall Ganz)
ハーバードケネディスクール(公共政策大学院)上級講師
略歴:
リーダーシップ、オーガナイジング、市民社会の第一人者。社会運動や市民組織、政治のリーダーシップ、組織、戦略を教え、研究している。
学生非暴力調整委員会のオーガナイザーとして自分の「天職」をみつけた後、カリフォルニアの農業労働者をオーガナイズするシーザー・チャベスに加わった。農業労働者組合で、労働組合、政治、コミュニティオーガナイジングの経験を積み、オーガナイジング・ディレクターとなり、全国常任理事を務めた。1980年代より複数の草の根グループと協働し、地方、州、国レベルの選挙キャンペーンにおける新たなオーガナイジングプログラムや革新的な投票呼びかけ戦略を開発した。
近著「Why David Sometimes Wins: leadership, organization and strategy in the California farm worker movement(なぜデービッドは時々勝つのか。カリフォルニア農場労働者運動のリーダーシップ、組織と戦略)」(未訳)はアメリカ政治学会のマイケル J.ハリントン書籍賞を受賞。
https://marshallganz.com/
<日本語解説>
鎌田華乃子(特定非営利活動法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン理事、ピッツバーグ大学社会学博士課程所属)
佐野はるか(ポモナ大学卒、コンサルタント)
<日程>
2020年10月31日(土)10:30~12:00
<実施方法>
オンライン開催(Zoom)
<主催団体>
共催:日本説得交渉学会・慶應義塾グローバルリサーチインスティチュート
協力:NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン
<参加費>
日本説得交渉学会員:1,000円
一般:1,800円
大学院生・学生:1,000円
<お申込み>
※事前に下記リンクより申し込みおよび入金が必要です。
https://eventpay.jp/event_info/?shop_code=5027244971702740&EventCode=P362046256
●申込みに際しての留意点
★お1人様につき1枚の申込となりますので、ご参加される方はそれぞれお手続きください。
★お申し込み後、「Tamura Office」より当日のご案内メールが届きます。この際、大変申し訳ありませんが、zoomの自動機能により冒頭、敬称略のメールとなっております。何卒ご容赦ください。
★zoomを初めてご利用される方は、事前に当日使われるパソコンやスマートフォンで操作確認をお願いいたします。詳しくはお送りするご案内メールをご覧ください。
<お問い合わせ先>
●日本説得交渉学会事務局
e-mail: settokukousyougakkai@gmail.com
(@を半角@に代えてお使いください。)
●イベントページ(日本説得交渉学会)
同日午後に日本説得交渉学会の第13回研究大会が開催されます。
研究発表(14:30~16:30)はどなたでも参加できますので奮ってご参加ください。