2015年6月14日、15日にChangemarkers Academy(※)の参加者を対象に
第2回コミュニティ・オーガナジングのワークショップを実施しました。
前回の投稿でお伝えした通り本ワークショップは、
第1回(5月16.17日)リクルーティングワークショップ
第2回 (6月13.14日) 戦略ワークショップ
の二部形式で構成されております。
今回は前回学んだパブリック・ナラティブと関係構築を用いて、
チームメンバーをリクルートし、キャンペーンチームでの参加が条件となっていました。
参加者は約一か月の間1on1による関係構築を数多く実施し、
「長い間一緒に仕事をしてきて、同じ価値観を共有できているつもりでいたが実際は違っていた。」
「共有する価値観を持つ相手を見つけるのは難しいが、価値観が共有できる仲間と行動するのが楽しみ。」
と、むずかしさを感じながらも、失敗しても学びが多かったという声が聞かれました。
そしてChangemarkers Academyのメンバー外との関係構築に成功し、新しいメンバーとチーム構築に成功した参加者もいました。
そして、価値観を共有したチームメンバーと共に、リーダーシップチームの構築・戦略・アクションを学びました。
実際にアクションを起こすとなると戦略を考えるにも力が入ります。
「本当にこの戦略で仲間を増やすことができるのか。」
「期限内に戦略的ゴールを達成することができるのか。」
「そもそも私たちはなぜこの問題に取り組んでいるのだろう。」
頭を悩ませながらも真剣にワークショップに取り組む参加者が印象的でした。
また今回はChange.orgとのコラボということもあり特別に「効果的な署名キャンペーン」についても学びました。
「効果的な署名キャンペーン文章とは何なのか・・・?」
と考えるうちに使っている単語こそ違うものの、コミュニティ・オーガナイジングで重要とされている
「困難・選択・結果」がまさにポイントとなっていることに気づき、
「協力を求める相手に対しての伝え方」という点において多くの共通点を見つけることができました。
7月11日にはChangemarkers Academyの卒業式が予定されおり、
各チームのキャンペーンの進捗状況が報告されます。
いよいよ動き出した各チームがどのようにキャンペーンを繰り広げていくのかがが楽しみです!
※オンライン署名サイトを運営するChange.orgとコミュニティ・オーガナイジング・ジャパンが共同で企画した一人一人の気持ちを具体的なアクションに高め、私たちの手で社会を変えるための、具体的な方法を学 び、実際にキャンペーンを実行するプログラム。
レポート: 忠村佳代子