ワークショップ

WORKSHOPS

参加者の声
コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ
VOICE #124 facebook twitter
早川公
大阪国際大学

ワークショップに参加した動機は?

所属する大学でPBL(プロジェクト型学習)を通じて地域課題に取り組んでいます。所属校の地域活動を担当する部署や市役所、団地の自治会、関連企業などさまざまな組織と関わりながら、教育として意味がありかつ課題解決に寄与できるようなやり方を数年模索しています。

そんな折に、ファシリテーターの知人にコミュニティ・オーガナイジング(以下、CO)のことを紹介してもらってから、鎌田さんのご著書(コミュニティ・オーガナイジング ほしい未来をみんなで創る5つのステップ』)や他のCOの本をもとに我流でCOを演習の授業でとりいれたのが1年前。

やってみてこれは学生にぜひ伝えたい方法論だ、と確信し、我流をより実効的なものにしたく、COJの講座のタイミングを待っていました。

ワークショップに参加した感想は?

COは、ありたい未来に向かって何に着目してどう進めていいのか、すごく体系だっているのが特徴的だなと思いました。大学院生の頃からまちづくりを研究対象とし、いくつかの地域に関わってきました。

まちを理解するフレームワークや解決策のプランをちょっとわかるようになっても、そこでどう実践していけばいいのかについて方法論をもたないでいたので、あーあのときうまくできたのはCO的な実践ができたからなんだな、とかじぶんの体験を振り返れたことも印象的でした。

それと、本を読んでわかったつもりだったけれども、フェーズのどこに力点を置くかや、できると思っていたけどできなかったことを確認できたのがよかったと思います。チャント(一体感やエネルギーを高めるもの)とかノームコレクション(約束(ノーム)が守れなかったときの仕切り直しの儀式)とか、ちょっと気恥ずかしいけど、大切だなと。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

運営協力者の数が多いことです。メインのファシリテーターに加えて各チームにコーチが2名ずつ、講義担当も複数人で持ち回り、さらに巡回コーチやテック(オンライン運営の技術担当)もいて、「みんな」で運営する感じがまさにCO的だなと感じました。

良いワークショップには、運営と参加者が〈教える〉ー〈教わる〉という一方的な関係ではなく、「共に学ぶ」という状況があると思います。そういうアティチュード(態度・姿勢)はそれこそ「教える」ことが難しいけれど、COのワークショップにいたらその雰囲気が感じ取れます。それぞれ思いをもって集っている参加者に触発されることも大切なことですよね。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

冒頭に「授業のため」と書いたように、それは引き続きワークとしてやっていきますが、ワークショップ後に強く思ったのは、わたし自身が地域に身を置く一人の人間として、もっと「まち」にはたらきかけていきたい、ということです。

20・30代の頃は、人や場所の縁に恵まれて、いわば「まち」に生かされてきたように思います。居心地のよい場をつくるために、じぶんができることを足下から始めたい。とりあえず、フリーコーヒーとかから始めようかな、と作戦を練っているところです。

大きなゴールのために、仲間を集めながら小さな達成を積み上げていこうと思えるようになったのは、ワークショップ参加の経験が大きいからかもしれません。