ワークショップに参加した動機は?
普段はNPO法人PIECESという団体でコミュニティーユースワーカー(CYW)という子どもたちに寄り添う大人たちが、様々な背景を抱える子どもたちと関係性を築いている現場で活動しています。その中で子どもたちとCYWとの関わりの質をメンバー全体で高めていくことに難しさを感じておりCYW同士が高めあえる風土づくりに悩んでいたため参加しました。また子どもたちが育っていく居場所に様々な大人を巻き込んでいきチームとしてメンバーの力を活かしあえる風土を作っていきたいと思っていたところだったため参加しました。
ワークショップに参加した感想は?
自分の体験や思いを語ることに力があるということを初めて知り驚きました。今まで自分がよいものと感じているものを、自分の思いで自信をもって語りその魅力を伝えることが苦手だったのでした。しかし、これから巻き込んでいきたいと考えている人々をどう捉えるかを知り、自分の思いを伝える意味や効果を知ることができたので、自信をもって自分の思いを語ることができるようになりました。また語り方を練習していく中で、自分が大切にしているものを改めて再発見し、捉えなおすことができ、改めて新鮮な気持ちで自分の活動に向き合えるようになったことも、参加してよかったと思う点です。
今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?
理論と実践のバランスがうまく取れたワークショップで、発見や新たな学びが多いにも関わらず次の日から自分で再現し実践することができるようなワークショップでした(実際に自分の団体に参加したワークショップの一部をエッセンスとして持ち帰り、メンバー同士で実践することで共有することができました)。
コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?
このワークショップで得た、人を巻き込む語り方を実践し自身のスキルや好きなことをもって子どもたちに関わってくれる大人をどんどん仲間にしていきたいと考えています。また自分の団体の仲間やファンを増やすだけでなく、このワークショップを体験することで得られる自己理解や他己理解の作用をメンバー同士で体感してもらうために、団体にこのワークショップを持ち帰り実践しています。