参加の動機
コミュニティ・オーガナイジングという言葉は、大学時代にソー シャルワークを学ぶなかでぼんやりとは聞いたことがありましたが 、実際どういった技法なのかは全く知りませんでした。COとは具 体的にどういうものなのか?自分の知識として得ることができれば と思い、今回の参加に至りました。
参加した感想
どんなものなのかもイメージできなかったCOですが、活動にとて も興味を持ちました。パブリック・ナラティブの文章を組み立てる ことは相当な根気と試行錯誤が必要ですが、ストーリー・オブ・セ ルフやアスを話すことは日常的にできそうなので、まずは少しずつ 失敗しながら慣れていきたいと思います。
今までのワークショップとの違い
私がこれまでに参加したワークショップは、事例に対してのグルー プワークが多く、自分たちの住んでいる地域や組織として直面して いる課題を解決に導くような取り組みがあまりなかったように思う のですが、今回参加したワークショップはまずその課題から自分た ちで掘り起こして設定していくという流れだったので、他のワーク ショップは大概その時点でプログラムが終了してしまうことが多い なか、こちらは内容の具体性や研修以降も引き続き取り組んでいけ るようなWSだったと感じました。また、課題を設定する際にも、メンバー個人の興味や価値観を発表 していくことでメンバーそれぞれが「日常的に課題だと感じていて も自分一人ではアプローチしていけないような問題点や課題」を表 面化できたことが、メンバー間の結束を強め、さらに各人がそれぞ れに介入していけるようなWSの取り組みになったのかなと思いま す。
COを今後の活動にどう活かしたいか
自分の職域にこだわらず、なにかソーシャルアクションを起こす、 又は起こしたいと考えている人に対して協力していける立場であり たいと思うので、生活や業務の一端にでもCOを活かすことができ れば良いと思っています。今回のWSに関しては、グループメンバーは職場が近距離にある者 同士だったこともありよりピンポイントな地域の課題を設定でき、 資源を活用したかなり具体的な取り組みを提案できたのかなと感じ るので、この研修から発展させてさらに周囲を巻き込んで実践でき たら面白いなと感じました。