ワークショップ

WORKSHOPS

開催レポート
パブリック・ナラティブ・ワークショップ
CASE #79 facebook twitter
2017年1月25日〜27日の3日間、内閣府主催「平成28年度 子ども・若者育成支援のための地域連携推進事業『青年リーダー研修会』」が開催されました!

2017年1月25日〜27日の3日間、東京都渋谷区国立オリンピック記念青少年総合センターにて、内閣府主催「平成28年度 子ども・若者育成支援のための地域連携推進事業『青年リーダー研修会』」が開催されました!

研修会は3年目となり、地域で活動を行う20代〜40代までの37人が参加し、合宿形式でパブリックナラティブを学びました。各都道府県から推薦を受けた参加者は、ガールスカウトやボーイスカウトの指導者を始め、地域活性団体のNPOスタッフや大学生など、所属団体や活動内容は多岐に渡ります。今、団体や地域で抱えている課題を乗り越えるために他地域の若者は何をしているのか、考えているのかなど、より地域を充実させたいという思いで参加していました。

 最初は、何を伝えたらいいのか、何が正解なのかわからないことからの不安が多く、緊張感が漂いました。「みんな初めてのことです。まずはやってみましょう。」と伝えると、「そうだ、みんな一緒なのだ」と感じ、グループの中で言葉が多く出てきました。1年間に200人近い人と会い、話を聞いて自分の中に物差しがあることに気づいた、小さい頃からやっていた活動で、輝く青年に憧れていたことが原点だと気付いた、学校で不登校気味だった時期に背中を押してくれるのは家族だった、と次から次へと言葉を出しては整理されていきました。

 ・今まで仕事にやる気が出なかったけれど、自分の原体験が地域で育ったことのしがらみや安心感だと感じ、エネルギーが湧いてきました。
 ・相手が感じ取っていることと自分が伝えたいことが一致して居ないことに気づき、共感を得る言葉などが見つかり、短くわかりやすく話すことを学べました。
などと参加者からの感想がありました。

 ワークショップの数日後、国立オリンピック記念青少年総合センターで、参加者の方と偶然会いました。二人して、駆け寄り、早口で「偶然ですね〜!」と声を高めました。これは、点と点が繋がった瞬間なのではないでしょうか。こういった点と点が線となり、他地域で頑張っている若者がお互いに刺激し合えることを期待しています。

レポート:川崎茜(コーチ)

開催概要

開催日時
2017年1月25日〜27日
開催場所
国立オリンピック記念青少年総合センター
MAP
主催
内閣府