ワークショップ

WORKSHOPS

参加者の声
コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ
VOICE #42 facebook twitter
田中 悠季
久留米大学

ワークショップに参加した動機は?

普段からお世話になっている大学の先生にお声かけしていただいたのがきっかけです。街歩きやゼミの授業で地域の活性化のために尽力されている方々と関わらせていただくことが度々ありました。そのなかで市民主体の街づくり、地域ってどういったものなのだろうと気になっていたため今回このCOで学ばせていただこうと思ったからです。また、純粋に「COって何?」と疑問に思っていたし、これまでの歴史の転換期に市民がかかわってきていて、それらはコミュニティ・オーガナイジングに通ずるというのがピンと来なかったこと、それを学べるのは面白そうだと思ったことが参加しようと思ったきっかけでした。

ワークショップに参加した感想は?

今回ワークショップに参加して、街のことで年代を超えてこんなに真剣になれるんだ!と気づけて嬉しかったですし、感動しました。コミュニティ・オーガナイジングのプロセスを学ぶわけですが、実践を踏まえながら進めていただけるので、考えを活動に落とし込みながら想いをカタチにしていけるのは面白かったです。本気で取り組むからこそ、グループで煮詰まったり、議論にもなったけど、それほど各々が真剣に取り組んでいたなと今振り返っても感じます。ペースダウンするタイミングで全体でのレクチャーに変わるので、柔軟性も徐々についていったように感じました。その時その時で、コーチの皆さんにアシストして頂いてより中身のあるゴールを見出せたと思います。2日間一つ一つのセクションに本気で取り組み、グループ間や参加者全員で意見交換し、よりよい「戦略的ゴール」を設定できたのはとても勉強になりました。そしてすべての時間を共有したことでメンバーには信頼が持てて深く繋がれたと感じますし、すべての時間が充実していて楽しい、難しい、苦しい、等トータルで愉しかったです。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

これまで私が参加したことがあったのは、その場限りのワークショップが多かったように思います。レクチャーを受けて、それを自分たちなりにアレンジして完成させて発表して終わり。みたいな感じですかね。そのときは考えて取り組んでいるつもりなのですが、突き詰めてはいないのでその次につなげきれていないワークショップが多かったなと思います。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

まずは、チームで設定したアクションやゴールを実現していきたいと思います。少しずつ活動にかかわる人を増やしていきながら住みやすい街・久留米にしていくために一歩一歩近づけていければと思います。そのなかでコミュニティ・オーガナイジングは有益な活動指針になることを広めていければいいなと思います。また、私たちの活動を通して市民の方々にも関心を持っていただけたり、活動に参画してもらえるようになれば学んだコミュニティ・オーガナイジングを拡散できるのではないかと考えています。私は、学生の立場から学生から発信する活動を行う際に、どう周囲の人々を巻き込みながらより目的に沿った活動を実行できるか考えるときに活用したいと思っています。