ワークショップ

WORKSHOPS

参加者の声
コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ
VOICE #7 facebook twitter
古賀 和子
NPO法人iさいと 事務局長

ワークショップに参加した動機は?

私はNPOのスタッフです。仕事の一つに西都原古墳群の中に建つ宮崎県立西都原考古博物館の運営支援としてボランティアコーディネーターの仕事もしています。
コーディネイト業務は、ガイドを希望するお客様とボランティアガイドさんとのマッチングをする仕事だけでなく、博物館に勤務する県職員とボランティアガイドとNPOの3者のベクトルを調整することや、市町村関連団体との連携を強化する事など多岐に渡るコーディネイトが要求されます。
しかし現実は、思ったように進みません。それぞれのコミュニケーションがうまくとれずにいる事で、3者のそれぞれの思惑や立場での発言に終始し、同じ目標に向かっているはずが、互いに何に取り組みたいと思っているのか?さえ解らず、腹を割って話せない状況が、時として出現します。
ここ5年ほど、なぜ理解してもらえないのか?伝え方が下手なのか?組む相手が悪いのか?試行錯誤が続いています。解決策がみえない状況も度々です。その中で、西都原古墳群を世界遺産にという動きを宮崎県は始めました。今、この問題をどうにかしないと型だけに終わり実が付いてこないと感じます。そのような気持ちの時に、COJワークショップが有ることを(一社)ユニバーサル志縁社会創造センターでの総会会場で聞き、解決する方法がここに有ればと思い参加しました。

ワークショップに参加した感想・COを今後の活動にどう活かしたいか?

一参加者としてたくさんの資料を事前に渡され、何も分からず参加しました。初日、いきなり苦手感から始まりました。それは「コーチング」。話すことより聞くことのむずかしさに直面。WHY!WHY!を繰り返され、頭を抱え込んでしまう場面が多々あり。2日目突入しても出来ない感、未消化でおわりました。最終日、参加者がそれぞれ感動的なナラティブを語る場面になりました。皆が真剣に耳を傾け拍手を送り教室全体の一体感には驚きで鳥肌がたちました。短時間で作り上げるガンツメソッドの凄さと魅力をここで感じました。
先日、サブコーチとしてマーシャル・ガンツ博士によるワークショップに参加できたことで、今までにない深い学びになりました。博士の持つ様々な引き出しにより、一つ一つ重要な点を押さえていく事で、これが戦術なのか!と深く考えた時間も有り、ガンツ博士のCOなのだと改めて体感出来ました。
このメソッドを作り上げるコーチの役目も良く理解できたことは大きな学びとなりました。コーチの力量が、ワークを成功に進める上で大きなキーワードになること、コーチのセンスが問われることを感じます。
このワークショップのメソッドは、私が求める活動を広げるための理論だ!と思います。この理論をNPOの活動をしている九州の仲間に広める、個々の組織を強くする、思いから動きに変える為にも、人材養成の活動として広めていきたいと考えます。