ワークショップ

WORKSHOPS

参加者の声
コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ
VOICE #14 facebook twitter
中野圭
NPO法人いわて連携復興センター

ワークショップに参加した動機は?

「仲間の増やし方」を学びたい、というのが大きいです。別に友達がいないわけではないですが(笑)、何かを達成するためには核となって動く(動かす)存在、「仲間」がやっぱり必要で、その広がりに限界を感じていました。どうしたら共感をえられるか、どうしたら動いてもらえるか、今の自分の中で最大のテーマだったんです。コミュニティオーガナイジングは、どうやってそのような仲間を集めて目的を達成していくかについて有効な手法だと聞いておりました。その機会を岩手で得られるということでの期待と、自分がそれを身につけられるだろうかという不安を抱えながら参加しました。

ワークショップに参加した感想

時間がない笑。とにかく考えてる時間はなくて、「やってみて失敗してみる」の繰り返しでした。でも世の中たっぷり考える時間があって事に臨めるなんてことはなくて…失敗から学ぶほうがずっと実践的です。ワークショップの中では「自転車に乗ってみる」という表現をしていましたが、むしろ「一輪車に乗ってみる」くらいの感覚に近いかなと思います。確かに、乗り方をいくら教えてもらったところで転ばなければ乗れないんですよね。

あとはワークショップを通して出会った友は、想像以上に仲間意識が生まれます。タイトなスケジュールの中でのワークショップという特別な時間を共有した、戦友とも言える存在との出会いは大きな財産ですね。ワークショップ中はニックネームで呼び合うので、いまでも本名も知らないけど、強い結びつきは得られました。

COを今後の活動にどう活かしたいか?

人と話すときには意識するようになりましたね、「あ、今もう少しセルフ出したほうがいいかな?」とか笑。正直一回ワークショップを受けたからといって、私が世の中に大きなインパクトを与えられる存在になったかといえば、もちろんそうではないです。だからこそ普段から少し意識していくことで、価値観を共有するための感性を磨いていきたいです。そのためのベースになる理論と、感性の研ぎ澄まし方を学べたので、あとは実践して「仲間」を増やします!ふとした場面で適応できる感性が、そしてそのための訓練と実践が、仲間をえるステップだと実感しました。自分一人ではできないからこそ、仲間が必要になる。そのためにワークショップで学んだことを一つずつ試していきたいと思います。