ワークショップ

WORKSHOPS

参加者の声
コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ
VOICE #94 facebook twitter
宮﨑 恵美
・NPO法人ReLink(りんく)遺児・遺族支援団体
・非営利任意団体ポレポレ-ねうぼらふくしま- 子育て支援団体
・Venus Club 福島支部 女性支援団体

ワークショップに参加した動機は?

Facebook広告を偶然拝見したことがきっかけでした。
「市民が自ら立ち上がり持てる力を結集し地域の課題を解決していくリーダーシップ養成プログラム」という文字が私の目に飛び込んできました。その時、所属団体の継続の不安、チームビルディングや私自身のリーダーシップが上手くいっていないといった苦悩に苦しんでいた私にとって、このコピーは私の悩みにジャストフィットしたと感じました。このワークショップ(以下WS)に参加することによって、今の悩み、組織の課題に何か光が見えるような気がして、すぐに申し込みました。

ワークショップに参加した感想は?

気づきあふれるWSでしたが、どれか1つと言われたら、みんなの前でセルフストーリーを語る機会をいただいた時のことだと思います。私は自分のこれまでの個別的な人生を誰かに話すということを躊躇していました。それは、相手に重荷を背負わせるような、申し訳ないような気持ちがあったからです。しかし、拙い私のセルフであっても、大きくうなずいてくださる方が沢山いらっしゃいました。「勇気づけられた」、「心が動いた」とおっしゃってくださった方もいました。涙された方もいました。でもそれは重荷を背負わされた人達ではありませんでした。そこには、私の価値観を共有し、共感してくださり、応援してくれるみんながいました。今回の経験を通して、私自身が私の過去に新たな意味を見出すことができたと感じましたし、今後、然るべきタイミングで私自身の経験を踏まえた想いを伝えていこうと思えるようになりました。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

WSの最初に、「このワークショップでは、いくつかの手法を学びますが、学んだだけでは身はつかないので、実践を通して『型』を覚えるんだよ。」というお話がありました。そのお話の通り、講義で手法の説明を聞き、ファシリテーターの皆さんがその手法を使ったやりとりを見せてくれて、その後に時間制限を設けながら、自らも経験するということの繰り返しでした。
他のWSでは、講義だけで終わるもの、また一部の手法だけで終わるものが多いと思うのですが、このWSでは、誰か1人の想いが、共感を集め、チームとなり、大きなことを成し遂げられるという一連を学ぶことができるということが、最も特徴的で、他にはないWSだと感じました。
一連を学ぶことによって、自分の活動の見通しのなさに光が見えたのだと思います。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

今回のWSに参加し、改めて自分の関わる活動を振り返った時に、自分はチームのみんなの想いをどれくらい汲めているのだろうか?また、自分の行動の裏側にある想いをどれだけ伝えてきたのだろうか、という問いに対し、全く不足していたということに気がつきました。WSが終了してからの約1か月、私は今、チームのみんなとの対話を重ねる努力をしていて、その成果を感じ始めています。失敗もしています。しかし、この取り組みの全てが、私たちの成長につながっていると確信しています。私たちの挑戦はまだまだ始まったばかりですが、ミッションの達成に向けて、チャレンジし続けたいと思います。