ワークショップ

WORKSHOPS

参加者の声
コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ
VOICE #90 facebook twitter
和泉 克軌
NPO法人だっぴ インターン
鳥取大学地域学部4年(休学中)

ワークショップに参加した動機は?

きっかけは、知り合いの先輩からのご紹介でした。「コミュニティ・オーガナイジング」という言葉自体初耳でしたが、社会課題を解決することに関心があったことや他者との関係性を構築し、他者の力を引き出すといったリーダーシップを学べることに魅力を感じました。また、今自分が所属している団体の職員さんが過去に参加して「すごいよかった」といった感想を聞けたことや「参加した方がいいよ」と勧めていただいたからです。

ワークショップに参加した感想は?

率直な感想でいうと、終わった直後は疲労感と満足感が入り混じって混沌としていました(笑)。コミュニティ・オーガナイジングに対して基礎知識が全くなかったので、ワークショップでの時間全てが学びの連続で周りの参加者についていくのに必死でした。ただ、自分の力不足を感じる部分が多々あったのは事実ですが、その中でも今まで学んだことの復習になったことやうっすら理解していたことをちゃんと言語化することもできました。参加する前との変化でいうと、想いの言語化の重要性を再確認できたことが大きかったです。自分の想いをしっかり言語化し、他者に伝えることの重要性と難しさと同時に、伝えるアプローチのためのノウハウを学べたことで、このワークショップを終えてから自分がどう動いていけばいいのかといった次のアクションへの道筋が見えました。2日間を通して本当に充実した時間を過ごすことができました。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

まずは、徹底した時間管理と濃密なプログラム構成だと思います。各プログラムが講義→演習→共有と振り返りのサイクルで構成されていて、インプットとアウトプット、フィードバックの時間が確保されていたのでしっかりと学びにつなげることができました。また、その都度タイムキーパーによる徹底した時間管理がされていたため、間延びする時間がなく、無駄のない時間を過ごすことができました。最初はあまりに厳格すぎて少しストレスを感じた面もありましたが、終わってみれば2日間という限られた期間の中でたくさんの学びを得ることができたのは、徹底した時間管理による自分自身への負荷があってこそではないかと思います。そして、チーム毎のメンターの存在もこのワークショップにおいて重要な役割だと感じました。メンターは事前に研修を受けているので、各ワークのサポートや、自分と向き合ってくれる存在になってくれて非常に心強かったです。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

今回のワークショップで学んだことは、あくまで理論やノウハウの部分でした。そのため、しっかりと自分の中で落とし込んでから実践につなげることがとても重要だと思います。自分自身のインターンという今の立場から活かせる部分は多かったので、まずは日々の活動に少しずつ還元していくことを意識したいです。また、将来的に地域で解決したい社会課題があるので、チームを作っていく過程から今回のワークショップで学んだことをしっかり実践していきたいです。自分の場合、他者に想いを伝える部分や周りの共感を得て仲間になってもらう部分がまだまだ弱いことが分かったので、自分自身と向き合いながら丁寧に形にしていけたらと思います。これからチームを作って、行動しようとしている人にとってかなり効果的かつ力になるワークショップだと思ったので、自分と同じような立場やどう動けばいいか困っている人がいたらぜひ参加を勧めたいと思います。