ワークショップ

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開催レポート
コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ
CASE #64 facebook twitter
岡山市(ESD・市民協働推進センター)の主催によるリーダー・コーディネーター研修「コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップin岡山2016」を開催しました。

2016年7月23日・24日に岡山県青年館にて岡山市(ESD・市民協働推進センター)の主催によるリーダー・コーディネーター研修「コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップin岡山2016」を開催しました。

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岡山市内で活動する市民活動団体のリーダーをはじめ、大学生、大学講師、弁護士、地域おこし協力隊員など、様々な職業・所属の14名が2日間で約16時間に及ぶ研修にご参加いただきました。なお、岡山市ではコミュニティ・オーガナイジングを他者との協働の場面で生かしていただくことを想定していることもあり、岡山市(行政)との協働を志す方々のご参加が多く見られました。

研修の開始当初は聞きなれない言葉や経験したことのない進行(講義と演習の繰り返し)に参加者が戸惑う様子も見られましたが、時間の経過とともに全員の理解と集中力が増し、会場全体がほどよい緊張感に包まれていくのがわかりました。研修の最終盤にあたる「パブリックナラティブ」の演習では架空のキャンペーンに基づいているとは思えないほどの熱と説得力を持った発表がなされ、参加者全員が2日間の研修成果を実感することとなりました。

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参加者アンケートで寄せられたコメントを一部ご紹介いたします。

【感想】
「ハードスケジュールで疲れました。」
「明らかに一皮剥けた感があった。自身の閉じたアンテナが開いた感覚。」
【最も印象に残ったこと】
「最後にはコーチも参加者も一体感がうまれていた。また、皆の前で言うつもりがなかったことを話してくれた参加者の勇気が印象に残っている。」
「たくさんありますが・・・。1日目の終わりに、ストーリー・オブ・アスを共有したときです。」
【これからコミュニティ・オーガナイジング・ワークショップを学ぶ方への一言】
「使った時間は倍返しの経験で返ってくる実感が得られます。」
「ハードワークですが、主催者の方は参加者の力になろうと感動するくらい一生懸命サポートして下さいます。何かを動かしたい人、でもやり方がわからない人、色々考えず、受講して下さい!必ず動き始めます。」

岡山市でのコミュニティ・オーガナイジング・ワークショップは今回で3回目(3年目)になります。1回目、2回目の参加者が学んだことを生かして岡山市(行政)をはじめとする様々な利害関係者を同志として巻き込み、さらに活動を発展させていることから今回の参加者も同様にそれぞれの環境、立場で活躍されることを期待しています。なお、今回のワークショップ参加者には平成28年10月4日に開催する「課題解決ワークショップ」にて「パブリック・ナラティブ」を活用したテーマ提案(問題提起)を行っていただき、テーマに関心を持つ行政職員や市民とともに解決策を検討していただく予定です。

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レポート:高平亮(コーチ)

開催概要

開催日時
2016年7月23日・24日
開催場所
岡山県青年館
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主催
岡山市(ESD・市民協働推進センター)
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