ワークショップ

WORKSHOPS

受講者たちの声
コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ
VOICE #46 facebook twitter
名取 学
全国労働組合総連合

ワークショップに参加した動機は?

 大学卒業後、労働組合の役員を努めていたときには、「なんでも抱え込む」活動をしていました。その結果、体を壊して退職することに、周りの人にも迷惑をかけました。その後、カナダに留学中に、UNITE-HEREという組合にボランティアのオルガナイザーとして関わっている時に、自分の経験を語りながら、相手との共通経験を見つけて、組合を信頼してもらう方法で、組織化をしているのを目の当たりにしました。
 帰国後、アメリカのFight for $15という最低賃金の引き上げを求める運動や、オーストラリアの労働組合による介護労働者の組織化について調査や紹介をしていて、彼らの運動が大きく成功したのは、マーシャル=ガンツ博士の提唱するコミュニティー=オーガナイジングの手法を学んでいるからだと聞き、カナダで経験した組織化の手法も同じものだと気付き、COに興味持っていました。たまたまFB友人から「東京でWSがあるから参加したら?」と誘いがあり、この機会に一度きちんとコミュニティー=オーガナイジングを学んでみようと思って参加しました。

ワークショップに参加した感想は?

 2日間のWSを終えて、振り返ってみると、すごく良く考えられたWSだなぁと感じています。初日の最初の方に、“Story of Self”を語る練習をするのですが、結構自分のことをきちんと話す経験ってあまりしないし、しかも初対面の人にそれを聞いてもらうというのは、結構ハードルが高いことだと思います。とく普段の私は人見知りをするというか、所定面の人に話しかけるのが苦手なのですが、WSの頭にオープンに話しても大丈夫かも思わせるような仕組みを用意してあったので意外と楽に入り込めたと思います。
 2日間のWSが終わった後に、参加者の何人かで飲みに行ったのですが「なんかあなたの話を聞き足りない」と感じるほど聞き上手になったような気がしました。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

 参加してみるまでは、正直に言うと「アメリカ生まれのCOを『輸入』 しても日本のコミュニケーションにはあわないだろう」と思っていました。ところが、二日間の経験を通して、私を含めて、参加者のみんなと自分の体験を他者の体験とつなげ、「行動」へと移して行けるようになるのを目撃して、素直に感動しました。
 社会運動や労働運動に関わっていると、なかなか周りの人を巻き込めない!という焦りを感じることがありますが、それをどうしたら巻き込めるようになるのか改めて振り返って、改善するきっかけになると思います。他にも関係性構築であるとか、戦略を立てるための分析とか、普段の仕事をすすめる上でヒントになることが満載でした。
 まずは、コミュニティー=オーガナイジングのことを、もっと多くの労働組合の仲間に知ってもらうにはどうしたらいいかと、このWSに誘ってくれたFB友人のNさんと相談を始めています。