ワークショップ

WORKSHOPS

参加者の声
コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ
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樋口 幸則

ワークショップに参加した動機は?

私は東日本大震災の被災地支援を企画し、継続的な支援を行ってきました。被災後3年が経ったころから、現地でのニーズの変化に次は、現地へ赴く支援から京都に居ながら出来る被災地支援を模索しながら行動したり、被災地支援の経験を活かして自分の住む京都のまちが少しでも良くなればと思うようになりました。
そんな中で、地域で防災訓練を企画・実施した経験から、消防団活動にも参加し、PTA役員やまちづくり活動なども参加するようになりました。
まちづくりに関わるなかで、多くの友人がコミュニティ・オーガナイジング(CO)を使ったまちづくりを行っていること知り、2014年12月に京都で行われたマーシャル・ガンツ博士の講演会「新しいムーブメントの形」にも参加しました。講演会では聞き慣れない単語や言葉が多くて、なんだか難しそうなイメージもありましたが、そのころからCOについて興味・関心はありました。
今回そんな友人たちが、コミュニティ・オーガナイジング・トレーニングを企画し、コーチとして参加することを知りました。ぜひ参加して友人らが話すCOという共通の言語を理解したい、共有したいと思いました。

ワークショップに参加した感想は?

参加者のみなさんのこのワークショップから何かを得ようと、自ら積極的に発言するなど熱意が最初から伝わってくるワークショップでした。
コーチ陣からもその熱意に答えようと「全ての予定をキャンセルしても参加する価値のあるワークショップ」と挨拶されていましたが、ワークショップの期待値のハードルあげて大丈夫かなと思っていましたが、さすが公言するだけのことはあるなぁと最初から最後まで感じました。
私は極度の人見知りの性格で、自分から話しかけたり全然出来なくて、最初は少し気後れする感じでしたが、チームのメンバーから気軽に声をかけてもらったり、コーチ陣にサポートしていただくなど、なんとか無事に2日間のプログラムを終了することが出来ました。
2日間受講して、これからCOを使って、何かこれまでと違う視点で行動出来ればいいなと思いました。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

今回のワークショップは朝9時~夜7時の2日間(約20時間)でしたが、1つのワークが3分や5分と、かなり細かい時間でチャレンジするワークでした。「そんな時間で出来ないだろう。」と余計なことを考える間もなく、1つ1つ課題をなんとかクリアしていく感じでした。頭で考え、理解するよりも身体(五感)で感じて答えを導き出す(考えるより慣れる)感じでした。
 またコーチ陣からは『COのワークは自転車に乗る練習と同じ』という例えが正しくその通りでした。ワークショップでは坂道から大胆に転んで傷だらけになりましたが、チームメンバーやコーチ陣から優しくフォローしてもらえ、2日間の間に大胆に転ぶ勇気が持てました。(笑)

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

コミュニティ・オーガナイジング(CO)を少しは理解することが出来ましたが、知れば知るほどもっとCO学びたいという欲求がふつふつと沸いてきました。またこれからの活動にどのようにCOを活かすことが出来るのかを考え、戦略を立てて実践していきたいと思います。
もしCOで分からないことがあったら、今回のコーチをしてくれた友人たちに疑問点を直接聞くことが出来るのもありがたい環境だと思います。
これからCOを広めていく活動にも、自分に出来るトコから参加したいと思いました。