ワークショップ

WORKSHOPS

受講者たちの声
コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ
VOICE #58 facebook twitter
浜辺隆之
大阪市社会福祉協議会
大阪市ボランティア・市民活動センター / ボランティアコーディネーター

ワークショップに参加した動機は?

2016年8月に開催されたプレCO研修に参加した職場の上司や同僚からのススメがあり参加しました。私は現在、大阪市のボランティア・市民活動センターで、NPOや市民活動団体、学校や企業、社会福祉施設や地域団体など異なる主体同士が、地域や社会の課題解決に向けて「協働」して取り組むためのコーディネートを行っています。団体の目的や価値観が違うひと同士が、共通の目的をもち、互いの強みを活かしながら一緒に地域課題に取り組むためには、「共感」し合うプロセスが必要だと感じていました。さらに「協働」を喚起するためには、関わるひと同士が「対等な関係を構築する」という要素も重要です。コミュニティ・オーガナイジングはこれらの要素を満たしてくれるものであり、ワーカーとしてぜひ身につけたいスキルと思いCOワークショップへの参加を決めました。

ワークショップに参加した感想は?

一言でいうと「自分自身と向き合い、価値観を探し続けた」2日間でした。これまで自分が大事にしてきた「私の価値観」や「社協ワーカーとしての価値観」をうまく言葉にすることができず、自分の信念や存在がいかに曖昧なものであったかを思い知らされました。しかし30分ほどの講義の後、チーム演習を行い、共有・振り返りをするという流れを分刻みで繰り返すプログラムは、立ち止まることさえ許されず、とにかく「やってみる」「語ってみる」というチャレンジの連続でした。と同時に、チームメンバーや他の参加者のストーリーを聴き、相手の価値観や原動力に触れることで、自分の心が動かされるのを強く感じました。それは参加者一人ひとりが限られた時間や条件の中で、自分自身の価値観と向き合い、それぞれが絞り出したストーリーに共感し合えたからだと思います。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

1つ目は2日間の長丁場の研修であったものの、プログラムごとに明確な演習ゴールが定められていて飽きる暇もなかったことです。事前資料の読み込みを前提に、まずは耳で講義を聴く、次に実際に人々を動かした過去のスピーチやCOコーチ陣の模範の動画を観る。そして最後に自身で考え実践してみる。これらを繰り返す中でコミュニティ・オーガナイジングに必要なスキルを着実に、また段階的に身につけられる内容になっていたと思います。2つ目は単なるグループワークの繰り返しではなく、自分たちでノーム(グラウンドルール)や役割を決め、共有の価値に基づいてミッションを定め、創造的に戦略を練っていく過程で、特定の人がリードするのではなく、参加者一人ひとりがリーダーシップを発揮しながら主体的に学ぶことができた点です。「他人任せではなく、自分の持てる力で少しでも良いものを創りたい」と思えるワークショップでした。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

今回私は業務としてこのCOワークショップに参加することができました。それは一足先に8月のプレ研修に参加した上司や、職場の仲間の理解があったからです。社協ワーカーの中には自己研鑚として休みの日に研修や講座に参加する職員も少なくありません。ですが、そこで得た学びを自職場で共有することは容易ではありません。今回、業務として参加を後押ししてもらえたことに感謝し、復命報告はもちろんのこと、大阪市区社協から参加した5人の「同志」とともに、もう一度このCOワークショップの学びを深め、多くの仲間に広げていきたいと思います。