【7月11日・12日外部団体主催】第2回福祉関係者向けコミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ

7月11日・12日に一般社団法人ユニバーサル志縁社会創造センター主催で福祉関係者の皆さまを対象に住民主体の福祉のまちづくりを進めるためのスキルを学ぶコミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ(二日間)を下記の通り開催する運びとなりました。

社会的孤立や制度の狭間問題等への対処が課題になるなか、地域での人と人との結び付きを再構築することで、解決の道を見出だそうとする試みが各地で進められているところです。

そこで、どのようにすれば、地域での取り組みを住民主体で、しかも力強く推進していくことができるのか、その手法を講義、グループ演習をとおして学んでいきます。内容は、主としてワーカー・住民・当事者のリーダーシップの養成の仕方、組織作りの進め方、戦略の練り方、人をやる気にさせるストーリーの活用法などです。

講義等はNPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパンが協力し提供いたします。

第1回福祉関係者向けワークショップの報告レポート
http://communityorganizing.jp/workshop/report/cow-36/

特別対談:勝部麗子さんの実践とコミュニティ・オーガナイジングの接点を探る
http://communityorganizing.jp/ganz_katsube/

<日程>
2015 年 7 月 11 日(土)、12日(日)
両日とも 9:00-19:30 を予定(プログラムの都合上多少変更がある場合がございますのでご了承ください。)

<会場>
東洋大学白山キャンパス(〒112-8606 東京都文京区白山5−28−20)

<参加費>
一般 4 万円
主催団体関係者(会員団体、理事団体等) 3万円
特別支援制度利用者 1万円
※特別支援奨励金制度とは、ワークショップの受講後にご自身が関与しているコミュニティにおいてコミュニティ・オーガナイジングの実践を推進することを計画している受講者の方の受講料を減免する制度です。希望者は下記ページより申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/1GJOPfi_8Nb52YkL0K4ZIyi3-kZOWUDHzjZQ8ATwyay8/viewform

<対象・参加条件>
社会福祉関係者(生活支援、生活困窮者対策等に取り組む方等)で 2 日間の全プログラム参加が可能な方
*社会福祉関係の方でない場合はお断りさせていただきます。

<申込ページ>
ご参加を希望される方は、下記URLから参加申し込みの方をよろしくお願いいたします。
http://peatix.com/event/84028/view
(第二次募集期間)
6月15日まで(先着順)

皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

藤岡 聡子

ワークショップに参加した動機は?

自身のリーダーシップのあり方が、出産を機に変化してきたことを感じていました。
自分の能力だけを伸ばしていくことに重きを置き組織を引っ張っていくスタイルよりも、メンバーを育成し、メンバーがさらに人を育てていく組織への思考の転換には、スノーフレーク型の考えを自分に取り入れたいと思ったからです。
また、普段出会えない多様なコミュニティに属するひと達との交流も楽しみでしたね。

ワークショップに参加した感想

めまぐるしく、自分の中に突風が突き抜けていった感覚が一番近かったですね。
自身を語ること、意図を持って関係構築をすること、キャンペーンを立ち上げ戦略を練ること。今までは肌感覚でなんとなく行なってきたものが、体系化されたメソッドを学ぶことで、深く、そして突風のように自分の中に刻まれた2日間でした。
学んだことを人に伝えることが一番の学びになると、その場で「コーチ」としてもCOJに関わり続けることを即決し、日々仲間と連絡を取り合いながら実践を繰り返しています。COとの出会い、そして人との出会いは、学び続けられるという素晴らしい機会を与えてくれました。

COを今後の活動にどう活かしたいか?

「おやこ暮らし大学」という、育児真っ最中の親とこどもが、ともに通える保育付きの学び舎を運営しています。扱うテーマは、政治や食、エネルギーなど暮らしに関わるものについてですので、逆にいうと実践につながりやすい一面があります。
それには、自分を語り、関係構築を通してメンバーを集め、小さくも意味のあるムーブメントを起こしていけるという確信を得ながら学んでいくことが不可欠です。
わたし自身もコーチとして学びながら現場で実践し、育児真っ最中だからこそ気付く親の疑問・課題意識に焦点を当て、世の中の「父親・母親」に対する印象を真っ向から塗り替えていくように取り組んでいます。

佐藤 美代子

ワークショップに参加した動機は?

自分が代表を務める団体の運営、他団体との協働、被災地域の住民(特に妊婦・乳幼児を持つ母親という、災害弱者と呼ばれる人々)を活動に巻き込む方法が考えても分からず、悩んでいた時期で、参加を決めた。また信頼している人に勧められたワークショップだったので、決定打になった。

ワークショップに参加した感想

最初は自分たちには合わないし、実践にどうつながるかが分からなかった。また、他のメンバーも自分たちと違うと感じた。しかし、時間を細かく区切られ、妙な充実感と、同じチームメンバーと価値観が共有でき、最終的には自分の団体でcoを実践したいと思うようになった。

COを今後の活動にどう活かしたいか?

現時点でも、コーチングを受けながら、メンバーと関係構築から始まり、最終的な戦略まで作ろうと思っている。また、コーチの経験を経て、初めて会う人と関係構築の手法で、素晴らしい出会いになっている。個人でも使用できる手法だと感じ初めているので、活用を進めたい。

 

マーシャル・ガンツ博士「コミュニティ・オーガナイジング」シンポジウム2014

2014年12月20日、慶應義塾大学G−SECセミナールームにて、ハーバード大学マーシャルガンツ博士による「コミュニティ・オーガナイジング」シンポジウム2014を開催し、パブリック・ナラティブについて学びました。

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パブリック・ナラティブとは、自分自身が感じる大切な心の声を見つけ、他者との関係性を考え、行動につなぐ想いを語ることで、より多くの人たちの共感を集め、変化を起こす具体的な動きへと促すものです。
これまでコミュニティ・オーガナイジングに携わっており、更にガンツ博士から深く学びたい方、知人の紹介やFBのイベント案内等から、今回初めてコミュニティ・オーガナイジングに触れる方など、全国から様々な方、約80名にお集まり頂きました。

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今回のシンポジウムでは、より心をオープンにしていただける環境を作るべく、床にシートを引き、靴を脱いで、床に座る形式を取りました。
講義が進み、共に時間を過ごすにつれ、会場の雰囲気も一体となっていき、様々な印象的なパブリック・ナラティブが発表されました。

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ガンツ博士によるパブリックナラティブ講義に続き、シンポジウム後半では、スペシャルゲストとして為末大氏をお招きし、ガンツ博士との対談を行いました。

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今回ご参加頂いた方からは、
「自分のこれまでの生き方や決定を振り返ることが出来た」、
「意外と自分自身の事は分かっておらず、人からのフィードバックの大事さが分かった」
等のコメントを頂きました。

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参加者の皆様にとって、今回のシンポジウムが、それぞれの場所で、自身の想いを語り、変化を起こしていくきっかけになればと考えております。

レポート:横川愛

参考:

当日のプログラム

1)コミュニティ・オーガナイジングの紹介・・・鎌田華乃子
2)パブリック・ナラティブの解説・・・マーシャル・ガンツ博士
3)パブリック・ナラティブの披露・・・COJメンバー
4)パブリック・ナラティブの披露・・・東北の学生
5)パブリック・ナラティブの特別即興ワークショップ・・・マーシャル・ガンツ博士
6)パブリック・ナラティブ発表者とのダイアログ
7)パネルディスカッション・・・マーシャル・ガンツ博士、為末大氏、鎌田華乃子ほか

コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ IN いわて

2015年2月14日~15日岩手県立福祉の里センター(岩手県大船渡市)、2月28日~3月1日あえりあ遠野(岩手県遠野市)にて、公益財団法人日本財団の助成をいただき、NPO法人いわて連携復興センター及び一般社団法人ユニバーサル志縁社会創造センターの協力の下、「2014年度コミュニティ・オーガナイジング・ワーク ショップ IN いわて」を開催しました。
 
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2011年の東日本大震災から4年が経過しようとしている中でも、様々な活動に取り組まれている東北の社会起業家・NPOリーダー・弁護士など22名に参加いただきました。
 
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参加された方は、普段の活動に行き詰まりを感じ、その解決手法や自らのスキルアップを求め、そして、同じく活動に取り組んでいる人との繋がりを求めていらっしゃいました。
なお、本ワークショップのコーチのほとんどは、同じく東北で活動されているリーダー達でした。
 
ワークショップは、真剣な中にも暖かみのある雰囲気で進みました。
講義中やグループワークのときはもちろん、僅かの休憩時間の間にも、普段の活動について情報交換したり、コーチに積極的に質問をしたりする姿が目立ちました。
真剣に議論してつくりあげたキャンペーンの多くは、被災地の希望となっている若者世代のエンパワーメントを目指すものが多く、被災地の今とこれからについて熱い意見が交わされました。
 
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最後のパブリック・ナラティブでは、
「一歩踏み出して行動することは苦しいし怖いけれども、踏み出すことで仲間が増えた。もっと踏み出してみたい。」
「ワークショップに参加し、地域をよくしたいと真剣に思っている人がこんなにもいることを知りました。このスキルを活かして地域をよくしていくキャンペーンをしましょう」
「沿岸部には疲れた人がたくさんいます。その疲れた人が倒れてしまう前に話しかけたいと思います」
「みんなすごい疲れている。自分も疲れている部分がある。余裕のない中で人の為にとやってもいい活動ができない。みんなでみんなを支え合う仕組み、関係作りをしたい。」
と、共に立ち上がることへのストーリーが多く語られました。
 
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最後に、参加者からは
「脳みそが耳から出そうなぐらい頭を使いました。これ凄いです。自分の深いところに入れました。」
地域をよくしたいと思っている人がこんなにもいることを知りました」
「いままでは、私はこう思う、これは今やらないといけない、だから協力してだった。共感を求めていなかった。この大切さを学べたのが大きい」
「なぜ、今の自分があるのか再確認させてくれた」
「自分から見た人生、景色、行動を促す勇気になる」
といったコメントを頂きました。
 
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ワークショップ終了直後から、参加者やコーチの間で振返り学びを深めるための集まりの話が出てきています。
実施後寄せられたアンケートのうち、93%が「コミュニティ・オーガナイジングを普段の活動に使いたい」、57%が「とても使いたい」と回答されています。
今後、参加者同士が繋がり、被災地のコミュニティ再生に繋がるキャンペーンの実践が期待されます。
 
レポート:小口幸人(サブヘッドコーチ)

古賀 和子

ワークショップに参加した動機は?

私はNPOのスタッフです。仕事の一つに西都原古墳群の中に建つ宮崎県立西都原考古博物館の運営支援としてボランティアコーディネーターの仕事もしています。
コーディネイト業務は、ガイドを希望するお客様とボランティアガイドさんとのマッチングをする仕事だけでなく、博物館に勤務する県職員とボランティアガイドとNPOの3者のベクトルを調整することや、市町村関連団体との連携を強化する事など多岐に渡るコーディネイトが要求されます。
しかし現実は、思ったように進みません。それぞれのコミュニケーションがうまくとれずにいる事で、3者のそれぞれの思惑や立場での発言に終始し、同じ目標に向かっているはずが、互いに何に取り組みたいと思っているのか?さえ解らず、腹を割って話せない状況が、時として出現します。
ここ5年ほど、なぜ理解してもらえないのか?伝え方が下手なのか?組む相手が悪いのか?試行錯誤が続いています。解決策がみえない状況も度々です。その中で、西都原古墳群を世界遺産にという動きを宮崎県は始めました。今、この問題をどうにかしないと型だけに終わり実が付いてこないと感じます。そのような気持ちの時に、COJワークショップが有ることを(一社)ユニバーサル志縁社会創造センターでの総会会場で聞き、解決する方法がここに有ればと思い参加しました。

ワークショップに参加した感想・COを今後の活動にどう活かしたいか?

一参加者としてたくさんの資料を事前に渡され、何も分からず参加しました。初日、いきなり苦手感から始まりました。それは「コーチング」。話すことより聞くことのむずかしさに直面。WHY!WHY!を繰り返され、頭を抱え込んでしまう場面が多々あり。2日目突入しても出来ない感、未消化でおわりました。最終日、参加者がそれぞれ感動的なナラティブを語る場面になりました。皆が真剣に耳を傾け拍手を送り教室全体の一体感には驚きで鳥肌がたちました。短時間で作り上げるガンツメソッドの凄さと魅力をここで感じました。
先日、サブコーチとしてマーシャル・ガンツ博士によるワークショップに参加できたことで、今までにない深い学びになりました。博士の持つ様々な引き出しにより、一つ一つ重要な点を押さえていく事で、これが戦術なのか!と深く考えた時間も有り、ガンツ博士のCOなのだと改めて体感出来ました。
このメソッドを作り上げるコーチの役目も良く理解できたことは大きな学びとなりました。コーチの力量が、ワークを成功に進める上で大きなキーワードになること、コーチのセンスが問われることを感じます。
このワークショップのメソッドは、私が求める活動を広げるための理論だ!と思います。この理論をNPOの活動をしている九州の仲間に広める、個々の組織を強くする、思いから動きに変える為にも、人材養成の活動として広めていきたいと考えます。

Seeding Hope主催『パブリック・ナラティブ』ワークショップ

2015年2月22日、首都大学東京秋葉原キャンパス(東京都)にて、Seeding Hope主催により『パブリック・ナラティブ』のワークショップを開催致しました。

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広義のトラウマ性疾患を対象に、子どもや家族のメンタルヘルス向上のための課題解決に役立つ仕組みの種を蒔いていきたい、という願いをこめて作られた非営利団体の主催ということもあり、全国から主にトラウマケアに携わる心理・福祉職の方を中心として20名ほどにご参加いただき、ストーリー・オブ・セルフを学びました。

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「トラウマ」にまつわる様々な領域で働かれている参加者が、トラウマティックな体験・出来事によって分断された連続性やつながりを、「つなげる」ために役立つのではないかと熱心に学びを深めていらっしゃいました。

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ワークショップの参加者からは「語ることのパワーを実感できました。また自分自身が語ることで、どう思っているのか、何を思っているかとてもまなびになりました」や「パブリック・ナラティブの手法は、コミュニティだけではなく、ケースワークやグループワークの場面でも有用だと感じました」といった感想が寄せられました。

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普段他者の声に耳を傾けていることが多い方たちが、価値によって結ばれたナラティブがもたらす希望と「語ること」の力強さを実感したことで、新しい可能性を感じられたようでした。ストーリー・オブ・セルフだけではなくCOをもっと深く知りたい、学びたいという声が既に多くあがっています。今後開催されるCOのフルワークショップにも是非ご参加いただきたいと思います。

レポート:岡田太陽(サブ・コーチ)

Seeding Hope:http://seedinghope.org/

Seeding Hope Facebook Page:https://www.facebook.com/seedinghope2012

【終了】コミュニティ・オーガナイジング in 国連防災世界会議

第3回国連防災世界会議 パブリックフォーラム シンポジウム・セミナー
NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン
【コミュニティ・オーガナイジングと東北におけるコミュニティ形成、強化の可能性】

コミュニティ・オーガナイジング(Community Organizing、以下CO)は、市民の力で自分たちの社会を変えていくための方法であり考え方です。

市民一人一人のリーダーシップをはぐくみ、被災地の復旧復興に資するため、2014年8月・2015年2月と、2回に渡り被災地で『COワークショップ』を開催したNPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパンが、復興における最大の課題の一つである、コミュニティ形成、強化の場面でのCOの有効性と可能性を東北でのCO実践者と共に考えます。真の復興に必要なものはなにか、コミュニティの形成のカギは何かを考える、一つのきっかけの場になればと願っております。

 
【皆様のご参加を心よりお待ちしております】
 

<対象>
・COJワークショップ経験者 : 30名

・一般参加の方 : 当日会場にそのままお越しいただければご参加いただけます

※会場の席に限りがありますので、必ず参加できることを保証するものではありません。万が一満席の場合は先着順と成ります。ご了承下さい。
※被災地の復興に取り組んでいる方、社会問題の解決に関心のある方、草の根活動を広げたい方、COに興味をお持ちの方、各種専門家の方などがご覧になると、より学びの多い場になると思われます。
※当日のセッションのうち一部のパートは、主としてCOJワークショップ経験者を対象に行い、一般の方にはこれを傍聴していただく形になりますので、ご了承下さい。

<日時・会場>
2015年3月18日 14:00~19:00
東京エレクトロンホール宮城 602中会議室

<内容>

  • コミュニティオーガナイジングとは?(30分)
  • 陸前高田で市民が作るまちを実現するためにCOを展開する戦略とは?(45分、CO戦略の作成事例を陸前高田を例に紹介)
  • 岩手花巻・北上でCOを実践してみてどう感じているか?(30分、COを実践してみた岩手花巻の方との対話)
  • 各自のCO戦略を作ってみる、コーチングし合う、発表する(2時間30分)
  • どんな取り組みが東北でのCO実践支援となるか?(30分)

<コミュニティ・オーガナイジングとは>
市民1人ひとりの力は小さいが、沢山の力が合わさることで強い力が生まれ、問題解決に立ち向かえるようになる。
そのために市民1人ひとりが主体性を伸ばし、共有する価値観のもとに協力し、共に学び成長しながら、問題解決を目指すことをコミュニティ・オーガナイジングといます。

<参加費>  無料

<問合せ・連絡先>
特定非営利活動法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン
〒102-0093  東京都千代田区平河町1丁目3-7アルタ平河町ビル2F
E-mail: email hidden; JavaScript is required
http://communityorganizing.jp/
担当:笠井(090−2435−0589)
 
<本シンポジウム・セミナー部分の主催>
特定非営利活動法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン

福祉現場の方向けのコミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ

2015年1月24~25日、東洋大学白山キャンパスにて、福祉現場の方向けのコミュニティ・オーガナイジング・ワークショップを、公益財団法人日本労働文化財団から助成金をいただいて実施しました。
 
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障がい者や引きこもりの方、母子家庭、要介護高齢者、生活困窮者などの支援を、社会福祉法人やNPO法人、自治体行政、あるいは個人でされている方、社会福祉協議会のコミュニティ・ソーシャルワーカーなどが、首都圏のほか、和歌山、石川、静岡、山梨、宮城など遠方からも集まりました。
参加した皆さんは、日々の仕事、活動のなかで、見過ごせない難しい課題に向き合っておられ、それらを乗り越えるための手掛かりとして、コミュニティ・オーガナイジングを学びに来ておられました。
 
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3つのすべてのチームが、「つながりの場づくり」を通して、現在の課題を解決しようという戦略を立てましたが、それぞれの「同志」のユニークさが生かされたプランになっていました。参加者からは、自身の苦しい、つらい体験が、現在の活動や仕事の原点になっているというストーリーが多く聞かれ、「だからその活動をしているんですね。私もです。」というつながりが生まれていました。
その他、印象的だったのは、二日目の朝にした甲州弁のラジオ体操。「コピッと足を曲げて~」というフレーズが心に残りました。
 
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参加者からは、
「自身の経験を語ることはどうなのかなと思っていたけれど、相手からも話をしてもらうきっかけにもなり、ギブ&テイクの関係を作ることにつながると思った」
「関係構築の仕方がとても参考になった」
「しっかり順番を踏めば、共通の価値を見出せることがわかった」
「テキストは公開されているが(※)、やってみないと理解できない」 
※コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップのテキストはこちらからご覧いただけます。
という声が聞かれました。
 
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皆さんがそれぞれの現場に戻って、コミュニティに働きかけ、どんな手ごたえが得られたのか、どんな難しさに遭遇しておられるのか、COJスタッフや参加者コミュニティで共有していただければ、互いの力になって行けるのではないかと思います。
メッセージお待ちしています! 
 
レポート:小田川華子(トレーナー兼コーチ)

第2回「ノー残業デー勉強会」を開催しました。

コーチの会沢裕貴です。

2月18日(水)に、第2回「ノー残業デー勉強会」を開催しました。(「ノー残業デー勉強会」は、ワークショップで学ばれた方の実践と学びを深める事を助けるために、COワークショップのモジュール毎に、チャレンジやよい実践事例を共有し、実践練習をするためのものです。)

前回同様、会場を提供いただきましたレアリゼ様ありがとうございまいた。参加者は9名でした。

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今回のテーマも引き続きコーチングということで、、チェックイン・自己紹介のあと、コーチングエッセンスをおさらいをした上で、、二人ペアになってコーチングの実践を行い、最後にプラス・デルタ・学びの確認を行いました。

参加者の皆様、お疲れさまでした。

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