コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ in 久留米

久留米でコミュニティ・オーガナイジングのフルワークショップを開催します!
久留米ではこれまで、主に久留米市内の方に向けて4回のフルワークショップを開催してきました。
今回初めて公開で募集するワークショップになります。どなたでも参加可能です!

<スケジュール>
2018年10月27日(土)9時~19時30分
    10月28日(日)9時~19時30分

<場所>
古賀病院21内会議室
福岡県久留米市宮ノ陣3-3-8

<想いを変革につなげるトレーニング>
社会をよくしたいと頑張っているけれど、上手くいかない。
あるいは、社会は変えられない、そう諦めていませんか?確かに、1人でできることには限りがあります。でも価値観を共有した人々の力が結集すれば、社会は変えることができます。
地域、社会、企業、学生団体やNPO… 様々な組織やコミュニティの変革は、小さな1人の想いから始まります。

その想いを変革につなげる
「語り方」
「関係づくり」
「チームづくり」
「戦略」「アクション」を2日間のトレーニングで学び、
実践することで「あなたの変えたい」を、
「みんなの変えたい」に
近づけていきます。

<2日間の構成>
1日目
・オーガナイジングとは何か?
・コーチング
・ストーリー・オブ・セルフ
・関係構築
・チーム構築
・ストーリー・オブ・アス
2日目
・戦略Ⅰ
・戦略Ⅱ
・アクション
・ストーリー・オブ・ナウ&リンキング
※すべてのパートが【講義→演習→振返り】で構成されています。

<参加費>
25,000円(2日間の昼食付)
<入金後・決済後のキャンセル規定について>
ご入金後に参加者様のご都合によりャンセルされた場合下記の通りキャンセル料金をいただきます。
なお、返金の際の送金手数料は参加者様負担とさせていただきますので、ご了承ください。
・5日前から:参加費の100%
お申し込みはこちらから 
https://goo.gl/9ypu3R

<定員>
36名

<申込みに際しての留意点>
・2日間全日程への参加が必要です
・昼食はお弁当を用意します。アレルギー等特別な理由で一般的なお弁当が召し上がれない方はご相談ください
・休憩時間につまめるお菓子と飲み物を用意します

<主催>
coco change(ココチェンジ)
問い合わせ:email hidden; JavaScript is required

coco changeは、コミュニティ・オーガナイジング・久留米の運営母体として名称を新たにして設立した団体です。①一人一人が変化になれる ②ここから始める ③個々にも力があるという思いを表現しています。私たち自身も一歩を踏み出し変化となりたいし、立ち上がりたいと思っている人の希望になりたいという思いを込めています。

当事者の声は最大の資源(あだにーコラム#11)

みなさん、こんにちは。
COJ代表理事、安谷屋(あだにー)です。

約1か月ぶりの更新ですが、11回目のコラムです。7月にこのコラムを書き始めたのですが、もう随分昔に思えます。今年はコロナ禍にいて、今までに経験したことのない時間の流れのように感じています。みなさんはどのように12月をお過ごしでしょうか?

COJは2021年2月に、今年度2回目となるオンラインワークショップの開催を決め絶賛準備中なのですが、最近そのワークショップのグループワークで、コーチが参加者に必ず問う「同志が直面している困難は何ですか?」「具体的に誰がどこでどんな顔でどう困っていますか?」の質問に通ずるお話を聞き、とても印象的でした。そのことを書こうと思います。

抽象的な不安より、今当事者に起きていることに目を向ける

先日、上智大学グローバル・コンサーン研究所からのお知らせに関心をひかれて視聴したオンラインイベント「日本・同性婚法制化へのみちしるべ〜訴訟までとこれからについて〜」。「一般社団法人Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に」の代表理事である寺原真希子さんの、日本で現在進行中の同性婚法制化を目指した訴訟までとこれからについてのお話を伺った後、上智大学の学生団体「クツシタカラ」、公認サークル「くまのみ」の学生と寺原さんの対話という内容でした。

当事者である学生が、次のように寺原さんに質問しました。

「同性婚を法制化したら社会が変わってしまいそうで不安だから賛成できないと言われたら、どんな風に返事をすると良いですか?」

これに対しての寺原さんの回答がとてもピンと来ました。そのまま記憶できていないので、思い出しながら私の受け取り方で表すと、変わってしまいそうという不安は抽象的。何がどうなることが不安だとおそらく本人も言えないはず。その不安よりも、今法制化されていないことで社会に存在を認められていないかのように、パートナーと結ばれても祝福もされないとか、暮らしやすい海外に行けば?と家族にさえ言われてしまうというそういう現実の方に目を向ける必要があると伝えよう、そういう主旨でした。

寺原さんのお話の中に当事者のことばがいくつか紹介され、登壇していた学生も当事者として自分の体験を語ってくださって、そういう一人ひとり個別の経験(問題)を解決していくことが本来の目的であることが身に染みるイベントでした。

当事者に起きていることをどう伝えるか~「情景を描く」とは

ワークショップ参加のご経験がある方は聞いたことがあると思います。ワークショップで学ぶリーダーシップの1つ目、ストーリーの共有では、自分がリーダーシップをとって行動しようと思い立った経験を話すとき、説明ではなく情景が浮かぶように話そうとトレーニングをします。

また、4つ目のリーダーシップ、創造的な戦略を考え始める最初の段階では、同志が直面している困難を絵に描く(オンラインの場合絵に描くとしたらどういう場面?と問う)ワークをします。「高齢化」「気候変動」、このようなことばでも緊急性は伝わりますが、それによって何が起きているかを考えることで更に「今すぐ行動しなくちゃ」「最初にこれを解決したい!」と解決したい問題がはっきりします。

直面する困難の絵

私たちは魔法使いでも強大な権力の持ち主でもないので、大きな変化をいきなり起こすことは難しいので、自分の思いに共感して仲間になってくれる人とつながり、最初に取り組む問題を決めて、小さな変化を積み重ねていくのがコミュニティ・オーガナイジング(以下CO)です。

当事者の声にはチカラがある

ひとりではできないことを仲間と、一気に求める社会には変わらないから小さな変化を積み重ねる、COはそういう手法です。この手法に欠かせないものが当事者の声なのだなと思います。

・35人学級化
・GoTo停止
・選択的夫婦別姓の文言削除
・性交同意年齢16歳への引き上げが難しい状況

例えばこのようなニュースを耳にしたとき、その当事者たちの声を、意思決定者はどのくらい聞いたのだろうかと思います。その決定の先に誰の幸せを思い描いているのだろうと思います。

私たちは当事者の声をチカラに変えて、私たち自身がほしい未来をみんなで創れるよう、2月のワークショップではもちろん、私たちの活動全てを通して、手法と勇気を届け続けたいと思います。

ワークショップと登壇シンポジウムのご案内

社会変えたいと思っている人ってこんなにいるんだ
日常生活の中では空気を読んだり、意識高いって思われたくなかったり、自分一人何かしても変わらないと思ったり、圧倒的な権力の前にあきらめたりして、でもそれは本意ではなくてモヤモヤしている人たちが、このワークショップで同じ思いの人の存在を知り、一緒にモヤモヤを晴らす手法つまり【コミュニティ・オーガナイジング】を学びながらつながって、一緒に何かをしたいと思えたり互いを応援するようになったりする。その感じがたまらなくて私はこの場を作り続けています。ぜひご一緒しましょう!

来年1月16日開催です。パネリストの一人としてお声がけいただきました。こちらもオンライン開催、どこからでも視聴できます。一緒に考える時間を過ごせたらうれしいです。

2020年12月18日(金)安谷屋貴子


  • COJの
    vision:仲間と一緒に変えていく、という希望に満ちた社会へ
    mission:人々のパワーで変化を起こす手法と勇気を届ける
  • COJ共同創設者 鎌田華乃子著『コミュニティ・オーガナイジング-ほしい未来をみんなで創る5つのステップ(英治出版)』11月12日発売!!
  • 年末年始の営業について:弊団休暇期間 12月26日(土)~1月3日(日)
  • 感想やコメントなどありましたらぜひ、私へのメール(email hidden; JavaScript is required)などでお寄せください。
  • COJは主催事業(主にワークショップ)と委託事業(ワークショップや社会へのアクションの伴走・サポート支援)を行っていますが、みなさんからの月額寄付/スポット寄付によって支えられています。寄付を通して一緒に社会に希望を届けましょう(こちらからご寄付いただけます)。

※満員御礼・キャンセル待ち受付中※【第3回オンライン】COJ主催コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ

お陰様で満席のお申込みをいただきました

今後のお申込みについては、キャンセル待ちとなります。
メールにて以下の通りお申込みください。

メール送り先:email hidden; JavaScript is required(COJ松澤)
タイトル:【キャンセル待ち申込】2月20、21日オンラインワークショップ
記載内容:名前(フリガナ)、メールアドレス、連絡の取れる電話番号、希望枠(一般or学生)

【お願い】迷惑メールの設定によっては、COJからのメールが届かない場合があります。お心当たりの方は、COJからのメールを受信できるようにドメイン指定受信で「communityorganizing.jp」を許可するように設定してください。


みなさま、2020年の年の瀬をどのようにお迎えでしょうか。私は年の初めにはまったく想像していなかった景色の中にいるような気がしています。

COJでは3月に予定していた通常の主催ワークショップを中止し、半日のオンライン形式に急遽変更しました。初めてのオンラインでの実施は、スタッフに不慣れなところもあり、リアルに会えない中で学びの場をどう運営するのか試行錯誤のスタートでした。

主催ワークショップ以外にも、パタゴニア日本支社やちゃぶ台返し女子アクションとの共催事業などで実践を重ね、通常のワークショップと遜色のない内容にオンラインだからこそのメリットも見出し、2021年2月に3回目を実施します。

11月12日に、団体共同創設者で理事の鎌田華乃子の著書、『コミュニティ・オーガナイジングーーほしい未来をみんなで創る5つのステップ(英治出版)』が出版されてから初めてのワークショップでもあります。本を読んで小学5年生のカナメたちのようにキャンペーンに取り組みたいと思った方、カナメたちを導いたユキさんのようなオーガナイザーに憧れた方、そんなみなさんに本の中の世界を体験していただける場になると思います。

鎌田の著書でもCO実践事例がいくつか紹介されていますが、ワークショップ参加後、リーダーシップをとって、ほしい未来を作るための変化を成し遂げた方、日常の職場や家庭、それぞれのコミュニティにコミュニティ・オーガナイジングを部分的にでも取り入れて実践している方、その生かし方はさまざまです。私は、そういうみなさんがつながり合って、互いの実践を報告し合ったり応援し合ったりできるコミュニティに特に希望を感じています。COJのワークショップだからこそ出会えるみなさんとの学びの場を、今回も心からたのしみにしています。
時間、費用、オンライン参加に伴うお願いなどご確認の上、ぜひお申込みください。お待ちしています。

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【オンライン開催】コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ 
1日目:2021年2月20日(土) 9:00〜18:00
2日目:2021年2月21日(日) 9:00〜18:30

※両日とも8:45~接続いただけます
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<開催趣旨>

コミュニティ・オーガナイジングを用いて、自分の暮らす地域や社会に変化を起こしたい人を対象として、「コミュニティ・オーガナイジング・ワークショップ」を、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、オンライン(無料会議アプリzoomを利用)で開催いたします。なお、これまでの参加者は次のような取り組みをしています。

・性暴力の被害者も加害者もうまない社会の実現のための大学生によるアクション

・孤独に子育てをするママを減らす産前産後ケア施設の開設のためのママたちのアクション

・新成人が成人式開催時期を夏から冬に変えるアクション

 

<コミュニティ・オーガナイジングとは?>

市民1人ひとりの力は小さいが、沢山の力が合わさることで強い力が生まれ、問題解決に立ち向かえるようになります。そのために市民1人ひとりが主体性を伸ばし、共有する価値観のもとに協力し、共に学び成長しながら、問題解決を目指すことをコミュニティ・オーガナイジングといいます。

 

<スケジュール>
1日目
・オーガナイジングとは何か?※事前視聴動画あり
・コーチング※事前視聴動画あり
・ストーリー・オブ・セルフ
・関係構築
・チーム構築※事前視聴動画あり
2日目
・戦略Ⅰ
・戦略Ⅱ
・ストーリー・オブ・アス、ストーリー・オブ・ナウ&リンキング
※基本的に【講義→演習→振返り】で構成されていますが、一部講義は、事前の動画視聴をお願いします。
※両日とも、参加者同士・講師スタッフと交流のできる「放課後」を設ける予定です。

<申し込みに際しての留意点>

・全日程への参加が必要です
・1月中旬以降に事前課題・事前アンケートなどをお送りします。メールアドレスは、事前課題のファイル(10MB以上)やその他ご案内のURL等を受け取れるものを入力してください。迷惑メールの設定によっては、COJからのメールが届かない場合があります。メールが届かない場合は、COJからのメールが受信できるようにドメイン指定受信で「communityorganizing.jp」を許可するように設定してください
・教材の一部を郵送します。申込時の住所はレターパックライトを受け取れる住所をご記入ください
・事前に指定の動画をご視聴いただきます
・イベント詳細内の免責事項、オンライン環境についてのお願い、禁止事項、同意事項を必ずお読みいただきご了承の上でお申し込みください

「ほしい未来をみんなで創る」ために(あだにーコラム#10)

みなさん、こんにちは。
COJ代表理事、安谷屋(あだにー)です。

少し間が空いてしまいました。10回目のコラムです。
今日は一般社団法人Change.org Japanとのコラボイベント「コロナ時代に私たちができるアクションとは?」開催日でした。

そのイベントの中で私は15分ほど、自分たちが望む社会にしたいと思ったときに、どうすれば声をあげられるのか、何があるとその助けになるのかを話したのですが、改めてどういう未来にしていきたいのかを考えるきっかけになりました。

「ほしい未来」の姿

イベントは「どうしたらもっと声をあげやすくなるか」がテーマでした。社会や政治に対して語ることに躊躇があったり、一歩踏み出して変化のために動いている人が誹謗中傷されたり、そういうことの方が多い状況をどうしたら変えていけるのか。

そこで私はまず、どういう未来がほしいと思っているのか、自分で考えてみました。

仲間と戦略(ビジョン)、そしてやっぱりストーリー

こういう未来のために私が必要だと思うのは、仲間と戦略(ビジョン)です。これは実は日々のCOJの活動においても最近特に実感します。

何か決断をしたり行動を起こしたりするとき、「いいねそれ!」という声かけ、「もっとこうしたら?」と一緒に考えてくれること、「一緒にやるよ」と参加してくれることが必ずあるなと気づきます。それが大きなチカラになっています。

また自分からそういう助けがほしいときには、あなたの参加がどういう風に助けになるかを明確に話すように心がけます(できていないことも多いです。そういうときはぜひご指摘ください!笑)。もちろん自分の思いとセットで。どうして今、これに取り組みたいのか、何とか成し遂げたいのか。

ほしい未来のために私たちができること

では私たちは今日から具体的に何をすると、ほしい未来を手に入れることができるのか、私が提案したことは次の3つです。

1つ目、強い思い、明確な希望はぜひことばにして伝えてください。伝えることで共感が広がるかもしれない。違う意見を聞けるかもしれない。そこから仲間が増えて行動できて…と変化が生まれます。

2つ目に、Change.orgのページを開けば様々な署名キャンペーンが立ち上がっています。SNSでもいくつもクラウドファンディングへの呼びかけを目にします。出かけた先で路上でのキャンペーンに出会うこともあります。その1つ1つは、1歩踏み出す勇気の先に生まれたものが多いのではないかと思うのです。やっとの思いでアクションしたのに「意味ないよ」「どうしてあなたがそれをやる必要があるの?」と言われたら、心配のことばかもしれないけれど悲しくなります。ほしいのは「応援してるよ」、まずはそのことばです。

鎌田華乃子(2020)『コミュニティ・オーガナイジング-ほしい未来をみんなで創る5つのステップ』英治出版

3つ目は学ぶことです。COJのワークショップでももちろん学べますが、実践者から話を聞いて学んだり、自分たちのアクションを定期的に振り返ったりして、始めたアクションを「やりっ放しにしない」ことをおすすめしたいです。せっかく思いを持って、仲間を集めて開始したアクション。それ自体に意味があります。目標達成を目指すプロセスにも学びは詰まっています。1つのアクションでほしい未来が手に入ることの方が少ないので、次のチャレンジ成功にもつながります。

今日のイベントでは、ストーリーを作って語り合う経験と、ストーリーを共有した人同士がビジョンを語り合い、そのためにどんなアクションができるか考える経験をしました。たった2時間のイベントで、関心が全く異なるためにどうビジョンを共有できるのか不安しかない感じのグループもあったと思いますが、「初めて会った人同士なのに共有目的が作れてアクションのイメージも膨らんでびっくり」という感想が最後に出てきて、みなさんのチャレンジに拍手でした!

ほしい未来の姿、それに必要なこと、私たちにできることを問い直すことで、COJのビジョンとミッションを改めて大切に感じることができました。

最後に

11月12日に『コミュニティ・オーガナイジング-ほしい未来をみんなで創る5つのステップ』という本が英治出版から発売になります。COJ共同創設者鎌田華乃子が、日本で活動を始めて7年経って、経ったからこそ書けた1冊です。今日のコラムでご紹介した提案より詳しく学べる内容ですので、ぜひ手に取ってみてください。一人でも多くのみなさんと共有したい内容です。

著者イベントをFacebookライブで緊急開催することも決まりました。11月15日(土)です。こちらもぜひご参加ください!

2020年11月7日(土)安谷屋貴子


  • COJの
    vision:仲間と一緒に変えていく、という希望に満ちた社会へ
    mission:人々のパワーで変化を起こす手法と勇気を届ける
  • COJ共同創設者 鎌田華乃子著『コミュニティ・オーガナイジング-ほしい未来をみんなで創る5つのステップ(英治出版)』11月12日発売!!
  • 感想やコメントなどありましたらぜひ、私へのメール(email hidden; JavaScript is required)などでお寄せください。
  • COJは主催事業(主にワークショップ)と委託事業(ワークショップや社会へのアクションの伴走・サポート支援)を行っていますが、みなさんからの月額寄付/スポット寄付によって支えられています。寄付を通して一緒に社会に希望を届けましょう(こちらからご寄付いただけます)。

【COJ主催・Change.org共催】コロナ時代に私たちができるアクションとは?


<開催趣旨>
声をあげて変化につなげることが当たり前の社会を目指してCOJは、コミュニティ・オーガナイジングを学び実践してつながる場を、Change.orgは、誰もが「変えたい」気持ちを形にできる署名キャンペーンのプラットフォームをそれぞれ運営しています。
COJ×Change.orgが、同じ思いの仲間をみつけ、より戦略的に取り組む方法を学べるワークショップを始めます。
私たちが声をあげたい、声をあげやすい社会をつくりたい、そう願うのは、私たちの声が、社会をよりよいかたちに変化させる力を持っていると信じているからです。
誰もが社会を変える主役になれる。
そんなことが当たり前の社会にするために、私たちにできる第一歩を、一緒に踏み出してみませんか?

<コンテンツ>

① 講演 武村 若葉(Change.org Japan)
 「声をあげやすい社会にするために私たちがしてきたこと」

② 講演 安谷屋 貴子(Community Organizing Japan)
 「声をあげやすい社会にするために一人ひとりができること」

③ グループセッション:講演内容について参加者同士での対話

④ Community Organizing スキル体験講座:笠井 成樹(Community Organizing Japan)
 自分自身を語るストーリーをつくろう:ストーリーテリングのミニ講義 & グループセッション 
 ※グループセッションでは、参加者同士が自身のストーリーを発表し合い、語り合います

⑤ グループセッション:参加者同士で仮のチームをつくる
 ※参加者数人で仮のチームをつくり、どんなアクションができそうか語り合います

全体進行兼ファシリテーター:加藤 悠二(Change.org Japan)

<日程>
2020年11月7日(土)10:00~12:00

<実施方法>
オンライン開催(Zoom)

<主催団体>
主催:NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン
共催:一般社団法人Change.org Japan

<参加費>
1,000円

<お申込み>
※事前に下記リンクより申し込みおよび入金が必要です。
https://cojchange.peatix.com/

11月12日発売『コミュニティ・オーガナイジング-ほしい未来をみんなで創る5つのステップ』

みなさん、こんにちは。
COJ代表理事、安谷屋です。

すでにいくつかの場所でお知らせしていますが、11月12日にCOJ共同創設者 鎌田華乃子の著書『コミュニティ・オーガナイジング-ほしい未来をみんなで創る5つのステップ』が英治出版より発売されます。

刊行にあたり、鎌田華乃子のコメントをお伝えします。手に取っていただくきっかけに、また周囲のみなさんへのご紹介のお手伝いになれば幸いです。

日本にもCOはあるのにアメリカから来たものと紹介するのが納得いかなかった

日本での初めてのコミュニティ・オーガナイジング・ワークショップは2013年12月でした。日本で活動を始めて7年経ってやっと、本が出せました

出そうと思えば、英語の本を翻訳して、海外の事例をつけて出せたと思うのですが、日本にも昔から人々が力を合わせて社会課題を解決するコミュニティ・オーガナイジング(以下CO)の歴史はあるのに、それを「アメリカから来たものだ」と紹介するのが納得いきませんでした。

仲間との実践があったから書けた一冊

2013年から2017年は仲間たちと実践してみて、本当に効果があるのか手探りながら前に進む日々でした。東北岩手で実践する仲間が地域に様々な変化を起こし、関西では全然違う分野の人たちが分野を超えてco×関西という組織を作りあげ、九州久留米でCOを共に広げるcocochangeというNPO団体が立ち上がりました。

2017年に再度留学する中で、環境、労働、女性運動など本当に多くの人たちが声を上げて日本の社会を良くしてきたことに気づきました。普段政治に関わらない普通の人々が社会を変えてきた歴史にスポットライトをあてつつ、COを紹介する本を書きたい、沢山の人に希望を感じてもらえる本を書きたいと思い、とやっと書けた本です。支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。

2020年10月31日(土)鎌田華乃子


  • COJの
    vision:仲間と一緒に変えていく、という希望に満ちた社会へ
    mission:人々のパワーで変化を起こす手法と勇気を届ける
  • COJは主催事業(主にワークショップ)と委託事業(ワークショップや社会へのアクションの伴走・サポート支援)を行っていますが、みなさんからの月額寄付/スポット寄付によって支えられています。寄付を通して一緒に社会に希望を届けましょう(こちらからご寄付いただけます)。

2020年10月31日マーシャル・ガンツ氏講演会 PUBLIC NARRATIVE-LEADERSHIP, STORYTELLING, AND ACTION開催レポート

10月31日(土)、マーシャル・ガンツ氏の講演会が日本説得交渉学会、慶應義塾大学グローバルリサーチインスティチュートの共催で行われました。COJは日本語解説(鎌田華乃子、佐野はるかが担当)と内容に関する準備で協力致しました。
当日は100名を超える方が参加くださり、ストーリーテリングを通じて発揮するリーダーシップ「パブリックナラティブ」を体系化したガンツさん本人による講演への関心の高さを改めて感じました。
以下は理事荒川による当日の様子のレポートです。

マーシャルガンツさん。僕は初めて、動く彼をみた。

というのは何度も写真で彼をみていたため、初めて彼を見た時、「本当に生きている人だ」と変な感慨が湧いてきていた。最初の挨拶、終わりの挨拶では「おはようございます」などの簡単な日本語を手元の紙を見ながら交えてくださった。

講座の途中もトトロを使ってくださるなど日本人と話すための準備を感じられ、とても親しみやすい空気に触れられた気がする。もちろん、ナラティブについて語る彼の空気は真剣そのもので、熱意を持って語ってくれたのがとてもよかった。

= 感情の言語 =

そんな彼の講義の中でも僕が個人的に響いたのは「感情の言語」という表現だった。WSを受講し、自分なりにナラティブを語る中で「何を語っているか」よりも「どういう気持ちが響き合っているか」が大事ではないかと感じていた。

うまく言葉では表現できないけど、相手とつながりを感じられるような語りというのがある気がしていた。そして、その感覚は「感情の言語」を通じてやりとりしていると捉えると胸にすっと落ちてくる。僕の解釈が多分に入るけど、日本語で言うなら「心を通わせる」感覚かなぁと。

ガンツさんは「感情の言語」の例に音楽をあげていた。例えば、ジャズ演奏なんかではお互いの呼吸に合わせて音を出して即興的に音楽を作り上げていく。ナラティブも同じように語りの中で即興的にお互いが感じていることを通じ合わせて関係性を築き上げていくみたいに。

言葉で記述することが難しいけれど、それこそ「感情の言語」の世界だからこその難しさかもしれない。ここはとても考えることが多かったので個人的ハイライトだった。

= 良質な質問 =

今回、オンラインで100名以上の方が参加されていた。随時チャットで質問を受け付けていたので参加者のその時々の質問を見られた。どれもぜひ聴きたいと思うものだったけど、全部は紹介できないので、一つだけ選ぶとしたら次の質問が一番興味深かった。

【質問】ソウルアリンスキーなどは「自己利益」に基づく組織化を伝えています。自己利益に基づかない運動に人は長く関われないからです。一方、ガンツさんは価値観にもとづく組織化を伝えています。自己利益か価値観か、これは関連しているのか、考え方の違いなのか、どう考えたら良いでしょうか。

すごい深い質問でビビりましたが、ガンツさんは次のような感じで答えていた。

もちろん、自己利益は大切。それぞれ興味を持っているから。だけど、自己利益での組織化では対象が狭くなりすぎて大きな組織化につながらない。環境問題でもテーマごとに自己利益がある。テーマだけで組織化するのではなく、自然が大事と言う価値観で組織化することでより多くの人たちを組織化できる。

ん〜。ちょっとまだわからない!ということで終了後に追加で聞いていただいたところガンツさんから追加のお返事がいただけました。

色んな団体の連合体が崩れるのは、往々にして価値観が重なるところを考えず、それぞれの関心だけを追ってしまうから。対立したり、自己利益が異なる人々の間で価値観がばっちり合う必要はない。でも5%でも価値観があうところをみつけられたら、そこを土台に深い関係を築いていける。

ガンツさんは冒頭リーダーシップは他者との相互作用だと語っていた。5%でいい。とにかく基盤となる価値観を見出していくことが繋がり合うためには必要と言うその姿勢にこそ、オーガナイジングにおけるリーダーシップの本質があるような気がする。「あいつは反対派だ」「この人は賛成だ」など、それぞれの利益は対立することが少なくない。

でも、それで対話をやめてしまっていいのだろうか?

僕自身、この文章を執筆する今日は大阪都構想の住民投票前日で、大阪市民の方々の賛成反対の声を聴き続けている。そんな中で5%の共有できる関係性の基盤があることで対話が進みやすくなることを強く感じる。

ナラティブを語りあうことは相手の思いに橋をかけて、そこを渡っていくための言葉なのかもしれない。たった90分だったけど、ガンツさんから僕が受け取ったものは大きかった。

さぁ、街に出て語りあおう。

レポート:荒川隆太朗(理事)

 

1 on 1 のススメ(あだにーコラム#9)

みなさん、こんにちは。
COJ代表理事、安谷屋(あだにー)です。

前回のコラムで「COJマンスリーサポーター(月額寄付会員)募集キャンペーン」を振り返りました。その中でチーム立ち上げのプロセスをひさしぶりに詳細に思い出し、またキャンペーン進捗のポイントポイントで大切なことばをくださったり、チームに加わったりしてくださった一人ひとりの顔を思い出し、COJの活動において大切なのは、コミュニティのメンバーの存在だと感じました。

今月、理事メンバーはそのコミュニティのメンバーと「1 on 1」を実施しています。イベント、ワークショップなどをきっかけに知り合ったみなさんが、今どのようなことに関心を抱いているか、どのようにCOやCOJと関わりたいか、近況報告もし合いながら、そして改めて「どうしてCO/COJなんだっけ?」を改めて聞き合う関係構築です。

私も数人と1 on 1をし、印象に残ったことや1 on 1 そのものの効果を感じた瞬間などがあったので、9回目のコラムはそれらを書き留めたいと思います。

「COコミュニティは養分たぷりな畑」

コーチとしてのワークショップ参加だけでなく、COを用いたキャンペーンの経験もあるMさん。でも今は仕事に時間を割くことが優先される生活の中で、思うように社会課題に向き合えないもどかしさを話してくれました。

私たちは等しく1日24時間という時間を生きています。その時間の使い方は、仕事や家族の状況や、自分自身の生活の変化によって変わって当然です。声がかかるワークショップのコーチをすべて引き受けられるタイミングもあるでしょうし、SNS上でのメンバー同士のやりとりを読むだけで精いっぱいという時期もあります。

Mさんとの2時間ほどの対話の中で、「忙しくてメッセージにリアクションすらできないことがあるけれど、みんなのコメントを見ているだけで元気が出る」ということばが印象に残りました。みんながいつでも社会課題に対してアクションできるわけでも、COJの活動に深くコミットできるわけでもないけれど、このつながりが、いつでも何かを始められるように畑を耕しているのかもしれないなと思いました。一歩踏み出す勇気をくれる仲間とつながり、その手法を学べる場所をつくれていると気づくことができました。

「それが自然にできているってすごいこと」

9月のオンラインワークショップ参加者だったKさん。改めてワークショップの感想やCOJの印象などを聞くところから話し始めました。その中で、「ワークショップ中のスタッフを見ていて、性別による役割分担のような、そういうものが全く感じられなくていいなぁと思った」という感想が聞けました。

最初はあまりピンと来ませんでした。それはそもそもワークショップにおいて性別に基づいて割り振る必要のある役割もなく、意識したこともなかったからです。でもKさんと話しているうちに、「慣習として代表は男性」とか「主導するのは男性」とか、確かにそういうコミュニティが多いのに、COJはそうじゃないなと気づきました。

気づかないくらい当たり前に性別にとらわれないコミュニティなのだと思えて、誇らしい気持ちになりました。団体立ち上げから関わったメンバーの思いの積み重ねが作った素敵な「当たり前」に、新鮮な目で気づかせてくれたKさんに感謝です。

COJの活動がサステナブルなのは…

非営利組織の活動は、資金の不足、メンバーの思いがベースになるので安定性に欠けたり、燃え尽き症候群と呼ばれる状態があったり、継続性の課題がよく指摘されます。

複数の非営利組織の活動に関わってきたYさんに、その視点からCOJの活動がどう見えているのかを聞きました。「すごいですよね。資金不足の心配が毎年ありながらも続いているし、コアメンバーの交代がちゃんとされていることも。そこがうまくいかない組織は多いので。

「〇〇な地域にしたい」のような、活動開始時のリーダーを中心としたメンバーの思いの熱量が高ければ高いほど、それと同じエネルギーを維持し、同じくらい熱く活動を続けたいと思える人がいなければ活動は続かないし広がりません。それは2013年から17年まで関わった東北の復興支援事業でも何度も感じたことです。

Yさんのコメントに対して私からは、「COJが続いているのは、その思いのところを共有することがCOという手法の根幹だと考えているので、メンバーが互いの思いを伝え合うことができているからかもしれません」と返答しました。実際に私が代表理事を引き受けることができたのは、理事メンバーを中心としたみんなと、互いの思いを共有できたからだということも思い出しました。

自分が大事にしている思いを、ストーリー(パブリック・ナラティブ)で相手と共有することが、リーダーシップの素、仲間とつながる鍵。それを学ぶのにちょうどよいイベントが2つもありますので、関連ページを最後にシェアします。

▶10月31日(土)
【COJ協力】マーシャル・ガンツ氏講演会
PUBLIC NARRATIVE-LEADERSHIP, STORYTELLING, AND ACTION

▶11月7日(土)
【COJ主催・Change.org共催】
コロナ時代に私たちができるアクションとは?

 

チームメンバーやコミュニティメンバーとの1 on 1は、組織が成長したり活動の継続性を高めたりするのにもちろん有効ですが、単純に元気をもらえます。エンパワメントされます。なので全力でオススメします!!
私たちがベースとする手法の効果を実感できたことで、私たちのmissionの先に仲間と一緒に変えていく、という希望に満ちた社会があることも確信できました。

2020年10月17日(土)安谷屋貴子


  • COJの
    vision:仲間と一緒に変えていく、という希望に満ちた社会へ
    mission:人々のパワーで変化を起こす手法と勇気を届ける
  • 感想やコメントなどありましたらぜひ、私へのメール(email hidden; JavaScript is required)などでお寄せください。
  • COJは主催事業(主にワークショップ)と委託事業(ワークショップや社会へのアクションの伴走・サポート支援)を行っていますが、みなさんからの月額寄付/スポット寄付によって支えられています。寄付を通して一緒に社会に希望を届けましょう(こちらからご寄付いただけます)。

【COJ協力】マーシャル・ガンツ氏講演会 PUBLIC NARRATIVE-LEADERSHIP, STORYTELLING, AND ACTION


<講演概要>
本講演ではモチベーションを高めるリーダーシップを、私自身のストーリー、私たちのストーリー、行動のストーリーを語ることでどのように発揮できるかをお示します。パブリック・ナラティブと呼ばれるこの手法は2008年のオバマ大統領が米国で初の黒人大統領として当選した選挙キャンペーンで開発・導入され、世界中の多様な文化、政治、組織で効果を発揮しています。

<講演者>
マーシャル・ガンツ(Marshall Ganz)
ハーバードケネディスクール(公共政策大学院)上級講師

略歴:
リーダーシップ、オーガナイジング、市民社会の第一人者。社会運動や市民組織、政治のリーダーシップ、組織、戦略を教え、研究している。
学生非暴力調整委員会のオーガナイザーとして自分の「天職」をみつけた後、カリフォルニアの農業労働者をオーガナイズするシーザー・チャベスに加わった。農業労働者組合で、労働組合、政治、コミュニティオーガナイジングの経験を積み、オーガナイジング・ディレクターとなり、全国常任理事を務めた。1980年代より複数の草の根グループと協働し、地方、州、国レベルの選挙キャンペーンにおける新たなオーガナイジングプログラムや革新的な投票呼びかけ戦略を開発した。
近著「Why David Sometimes Wins: leadership, organization and strategy in the California farm worker movement(なぜデービッドは時々勝つのか。カリフォルニア農場労働者運動のリーダーシップ、組織と戦略)」(未訳)はアメリカ政治学会のマイケル J.ハリントン書籍賞を受賞。
https://marshallganz.com/

<日本語解説>
鎌田華乃子(特定非営利活動法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン理事、ピッツバーグ大学社会学博士課程所属)
佐野はるか(ポモナ大学卒、コンサルタント)

<日程>
2020年10月31日(土)10:30~12:00

<実施方法>
オンライン開催(Zoom)

<主催団体>
共催:日本説得交渉学会・慶應義塾グローバルリサーチインスティチュート
協力:NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン

<参加費>
日本説得交渉学会員:1,000円
一般:1,800円
大学院生・学生:1,000円

<お申込み>
※事前に下記リンクより申し込みおよび入金が必要です。
https://eventpay.jp/event_info/?shop_code=5027244971702740&EventCode=P362046256

●申込みに際しての留意点
★お1人様につき1枚の申込となりますので、ご参加される方はそれぞれお手続きください。
★お申し込み後、「Tamura Office」より当日のご案内メールが届きます。この際、大変申し訳ありませんが、zoomの自動機能により冒頭、敬称略のメールとなっております。何卒ご容赦ください。
★zoomを初めてご利用される方は、事前に当日使われるパソコンやスマートフォンで操作確認をお願いいたします。詳しくはお送りするご案内メールをご覧ください。

<お問い合わせ先>
●日本説得交渉学会事務局
e-mail: settokukousyougakkai@gmail.com
(@を半角@に代えてお使いください。)
イベントページ(日本説得交渉学会)
同日午後に日本説得交渉学会の第13回研究大会が開催されます。
研究発表(14:30~16:30)はどなたでも参加できますので奮ってご参加ください。

 

林 章弘

ワークショップに参加した動機は?

パタゴニアの各直営店では、「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを行う。」という会社のミッションステートメントに深くコミットするため、地域における環境社会問題の解決を目指す市民活動へ参加しています。その活動の責任者を任されていることから、会社のサポートを受けて参加することとなりました。正直に言うと、参加が決まるまでコミュニティ・オーガナイジングについての知識は有りませんでした。事前にCOJのウェブサイトを拝見し、市民活動の組織構築について様々なノウハウを持った団体であること、そのメソッドの奥深さを垣間見ることができ、ワークショップが楽しみになりました。
現在、新型コロナウイルスの影響で自身の団体内のコミュニケーションがまばらとなっている状態にあって、組織構築はまさに直近の課題でもあります。強い意気込みをもって参加させていただきました。

ワークショップに参加した感想は?

「組織構築」をテーマにして活動する組織ということだけあって、運営側のチームワークの良さ、モチベーションの高さに驚きました。さらにZoomを使ったワークショップということもあり、難しく、慣れないことも多いと思われましたが、素晴らしいチームワークによって運営されていました。年齢性別も様々なこの運営チームが、このチームワークをどのように生み出しているのか?そのカギはこのワークショップの内容にあると思い、一層興味深く参加いたしました。
コミュニティ・オーガナイジングという分野が、歴史的な部分も含めて深く掘り下げられ、体系的にまとめられたものだったことも驚きです。内容の深さを感じたことで「本物」だと感じ、これまで実践してきたことを振り返るきっかけとなり、今後、実践を通して自身の活動に活かすことが出来ると感じました。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

ワークショップは6人ほどのグループを組み展開されたのですが、なんといっても年齢、性別、活動内容も様々なユニークなグループだったことが他と違うところでしょうか。関心事が異なるメンバーで2日間ワークしていくことにはじめは不安でした。それが不思議な事に仲間意識が芽生え、メンバー同士が尊重しあい、最終的には目標に向かって手を取り合うように取り組むことができたのは他にはない経験でした。コミュニティがオーガナイジングされたのを、まさにワークショップを通じて体験することができました。
コーチング、ストーリー・オブ・セルフやパブリック・ナラティブなど様々なワークによってメンバー同士の共通点が共感を呼び合い、最終的に良いチームが形成されたのだと思います。自身が活動する団体でも是非実践したいと思っています。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

現在、東京都武蔵野市でフェアトレードを推進する活動をしています。新型コロナウイルスの影響により団体の活動が滞っており活動メンバーの交流も疎らになってしまっています。そのなかでスノーフレーク・リーダーシップの形、コーチングなどを活用したチームの再構築が、まず取り組むこととしてあります。また、活動の局面として市議会の協力を得ることが目下の課題であり、パブリック・ナラティブを活用して理解と協力を得たいと考えています。
また、私たちフェアトレードむさしの活動テーマのひとつに「町ぐるみ」があります。町の人たちと良い関係をつくり、スノーフレーク型の自主性と協調性のあるコミュニティによってフェアトレードが目指す公正公平な社会をつくりたいと思います。

中村 亘

ワークショップに参加した動機は?

知ったきっかけはスタッフの方からのお知らせでしたが、受講の後押しとなったのが「パブリック・ナラティブ」というキーワードでした。
何か交渉するにしても、お願いするにしても、実利のやりとりだけでは無機質になってしまう。「分かる!」とか「それな!」のように、共感を呼ぶことで大きなムーブメントが起きる。そのために何が必要かと考えたときに、「パブリック・ナラティブ」はまさにど真ん中という感じでした。
私が関わっている「スポーツコーチング」という分野においても、ただ指導力を高めるだけでなく、皆が学ぶことによって「スポーツの価値そのもの」を高めていくという展望のもと、取り組んでいきたいと考えています。
「価値」の表現は十人十色なので、自分なりの「ナラティブ」で共感の輪を広げ、活動の促進にも繋がればという思いで参加させていただきました。

ワークショップに参加した感想は?

「とりあえず自転車を漕いでみる」という表現で、理論に基づいた手法をガンガン取り組むという二日間だったので、とても疲れました。笑
が、その分ポイントを早く掴めたり、ミスを通じて学びが加速したり、良いことづくめでした。
最後が、個々人の「パブリック・ナラティブ」を発表し合うというものでしたが、全体で発表する機会をいただき、本当に頭を使いました。初日との違いを実感し、二日でこれだけ変化できるという自信にもつながりました。
凝縮された二日間のおかげで感覚は掴めてきたので、これをどのように自身の活動に活かせるかが鍵だと思います。

今まで参加してきたワークショップとの違いは何ですか?

営利目的ではなく社会活動が由来のコンテンツだったので、テクニックに拘らず人間の根っこの部分にアクセスしていくような感覚が、他のワークショップと一線を画しているように思えました。
同様に、参加者も社会を良くしたいという強いエネルギーを持ち、且つ、恣意的ではなく全体最適を求めて活動している人たちばかりだったので、参加者同士での対話そのものが非常に有意義でした。
また、Zoomならではのブレイクアウトルームを駆使したワークがメインでしたが、スタッフの皆さんがルームごとにしっかりサポートされていたので、ボリュームがありつつもメリハリのついた二日間でした。
何よりスタッフ同士が楽しそうにコミュニケーションをとっていたので、和気藹々とした雰囲気だったのが良かったです。

コミュニティ・オーガナイジングを今後の活動にどう活かしたいですか?

「スポーツコーチングJapan」として伝えたいメッセージや広めたい活動もあるので、まずはそこで活用していきたいです。
また、個人事業としてキャリア支援の仕事を行う中で、「自分をどう売り出していくか」という視点の大事さを感じることが多く、そこを養うためにコミュニティ・オーガナイジングの考え方や手法を活かすことができると考えています。

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